他人へのプレゼントを選ぶというのは、とても難しいものです。その人の喜ぶもので、多少の意外性もあって、なおかつお値段がお手頃で、自分も良いと思えるもの(←ここ、結構こだわると、相手と自分の趣味が近い場合は良いのですが、そうでない場合、とてつもなく難しくなってしまいます)。そういうプレゼント選びがとても上手な人もおられるようですが、私はなかなか苦手です。でも、そんな風に、頭を悩ますのが「ひとつの愛」だとも思っています。
最近は、季節のご挨拶や結婚式の引出物などに、カタログを選ばれる場合が増えています。相手が喜ぶものを…との思いは、究極に行くとこのような形になるのでしょう。カタログを受け取った者が、掲載されている商品の中から「好きなもの」を選ぶシステムで、注文ハガキを投函すると、商品が届きます。合理的に考えられたシステムで、これなら相手の好みを考えて、深く悩まず、喜んでいただけます。但し、上述の頭を悩ますのが「ひとつの愛」だとすると、ほんの少しそれを放棄して、相手に「喜んでもらえる」ことを優先した形となります。
これを「お金」でと表現すると、それは少し本筋を外しているとは思います。が、本当はキチンと手間暇をかけるべきものを、簡易にお金で済ませる…という事が、当たり前になっている世の中なのだと、思うことがままあります。大体、○○手当といった類のものを、現金で済ませるから事がややこしい…そんな風に思ったりしませんか。
「子ども手当」という名目でも、現金を配ればそれは親のパチンコ代に(笑)使われないという保証はありません。「生命保険」も、現金が支給されるとなれば、半端でないお金を手に入れるために事件が起こったりもします。「生活保護」と銘打たれた現金が、必要最低限の生活のために使われていなくても、チェックのしようもありません。
「ナマボ」と呼ばれている(らしい)生活保護は、最近人気タレントの親がその支給を受けていたことが次々判明し、改めて社会問題化しているようです。これまでから、低賃金で働くぐらいなら生活保護を受けた方がよほど裕福だといった、妙な逆転現象が起きていて、人々の働く意欲を阻害しているところがあります。また、あの手この手で、申請を通す裏ワザがささやかれており、今回のタレントの件から、見直しに入ったことは一面良かったのですが、いささか遅きに失した感も。
こうした○○手当類の現金交付を考え直せば、もう少し世の中住みやすくなるのかも知れません。子どもの養育費を援助するのが目的なら、渦中にある(最近言わなくなりましたねぇ)給食費を免除するとか、文具を支給するとか。生活保護対象者には、積極的に「職」に就いてもらって(例えば、公共施設の清掃活動とか、高齢者施設での介助者とか…人手の足りていないところは多くあると思えるのですが)その見返りとして、住むところや食べることを保証するとか。
知恵を絞れば、いくらでも「現金」で解決してしまっていることを、他の方法で保障することができるような気がします。一つ一つの状況に即した保障を考えることが「ひとつの愛」なのではないでしょうか。「知恵を絞る」のは「外交辞令」だけではないはずです。
「ハングル文字を打ちたい」
パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メールをお送りください。(pc_labo@mail.goo.ne.jp)
最近は、季節のご挨拶や結婚式の引出物などに、カタログを選ばれる場合が増えています。相手が喜ぶものを…との思いは、究極に行くとこのような形になるのでしょう。カタログを受け取った者が、掲載されている商品の中から「好きなもの」を選ぶシステムで、注文ハガキを投函すると、商品が届きます。合理的に考えられたシステムで、これなら相手の好みを考えて、深く悩まず、喜んでいただけます。但し、上述の頭を悩ますのが「ひとつの愛」だとすると、ほんの少しそれを放棄して、相手に「喜んでもらえる」ことを優先した形となります。
これを「お金」でと表現すると、それは少し本筋を外しているとは思います。が、本当はキチンと手間暇をかけるべきものを、簡易にお金で済ませる…という事が、当たり前になっている世の中なのだと、思うことがままあります。大体、○○手当といった類のものを、現金で済ませるから事がややこしい…そんな風に思ったりしませんか。
「子ども手当」という名目でも、現金を配ればそれは親のパチンコ代に(笑)使われないという保証はありません。「生命保険」も、現金が支給されるとなれば、半端でないお金を手に入れるために事件が起こったりもします。「生活保護」と銘打たれた現金が、必要最低限の生活のために使われていなくても、チェックのしようもありません。
「ナマボ」と呼ばれている(らしい)生活保護は、最近人気タレントの親がその支給を受けていたことが次々判明し、改めて社会問題化しているようです。これまでから、低賃金で働くぐらいなら生活保護を受けた方がよほど裕福だといった、妙な逆転現象が起きていて、人々の働く意欲を阻害しているところがあります。また、あの手この手で、申請を通す裏ワザがささやかれており、今回のタレントの件から、見直しに入ったことは一面良かったのですが、いささか遅きに失した感も。
こうした○○手当類の現金交付を考え直せば、もう少し世の中住みやすくなるのかも知れません。子どもの養育費を援助するのが目的なら、渦中にある(最近言わなくなりましたねぇ)給食費を免除するとか、文具を支給するとか。生活保護対象者には、積極的に「職」に就いてもらって(例えば、公共施設の清掃活動とか、高齢者施設での介助者とか…人手の足りていないところは多くあると思えるのですが)その見返りとして、住むところや食べることを保証するとか。
知恵を絞れば、いくらでも「現金」で解決してしまっていることを、他の方法で保障することができるような気がします。一つ一つの状況に即した保障を考えることが「ひとつの愛」なのではないでしょうか。「知恵を絞る」のは「外交辞令」だけではないはずです。
「ハングル文字を打ちたい」
パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メールをお送りください。(pc_labo@mail.goo.ne.jp)