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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

桃洞の滝~赤水沢渓谷(3)

2008年10月20日 | 風景・紅葉・滝

 ウサギ滝までは、赤水・桃洞分岐から4.2kmあります。昔の人は、田んぼが一段落すると、この沢を歩いて玉川温泉まで行ったそうです。しかも湯治なので大量の食料やら荷物を背負ってです。ウチの近所にもいます。80歳になる人ですけど。


 沢歩きできない部分が難儀ですが、ナメ床(川床一面が岩盤になっていて、その上を水の流れが滑るように走っている状態)は5~10cm、深くても15cmほどなので長靴で歩けます。岩にはコケが生えてますが、不思議なぐらいすべりません。でもステッキは必需品です。地下足袋という手もありますが、足が濡れてしまいます。こちらでは「たかじょ」と言います。今や死語ですけど。

 スパイク沢靴というのもあるそうですが、長靴もスパイク付きである必要はありません。九階の滝などへ沢登りしない限りは。とは言っても農業用とかじゃなくて、冬用がオススメです。スッテキもゴム付きのにしましょう。あくまでも自然にやさしくね。スパイクだとナメ床を傷つけることになりますので。。

 余談ですが山に登ったら必ずすることは、登山靴を洗うことです。なぜなら次に登山をした場合、靴底についた前に登った山の植物の種子を、その山に置いてくる可能性があるからです。生態系維持には、基本的な配慮です。



 ウグイ(ハヤ)や尺岩魚が群れをなしていました。でも残念ながら桃洞沢、赤水沢、そしてノロ川も通年禁漁区なんです。


 浅いからと油断はできません。底が見えないぐらい深い甌穴(おうけつ)があるからです。水面が光って見えにくいですし。


 ハウチワカエデの紅葉は、葉が大きいので一際目立ちます。遅めの昼食は、眺めのよいところで。コンビニのおにぎりでも普段より旨かったですよ。


 紅葉は思ったほどではなかったです。


 右上;切れ込みの少ない葉からハルユキノシタかなと思いました。この辺にはユキノシタ科のダイモンジソウも多いそうです。


 この流木は、大型犬とか恐竜に見えませんか?動的なものを感じます。


 ウサギ滝はもう少しだと思われましたが、時間もなくこのナメ滝、ナメ床から引き返しました。左上;休み場の滝。この日は、かれこれ4時間ほど歩きっぱなしでしたね。

桃洞の滝~赤水沢渓谷(2)

2008年10月19日 | 風景・紅葉・滝

 林の中は圧倒的にブナが多いんですが、トチノキ(左上)やヤチダモ(右上)も見られます。


 あとは、サワグルミ(左上)、キハダ(右上)など。


 上の3点は「桃洞横滝」ですが、落葉が多いため写真としてはイマイチです。右上は、遊歩道から見下ろした画像。


 甌穴(おうけつ)や滝とは呼べない段差なども楽しめます。


 いわゆるナメ滝というヤツです。こういう流れを見てると、ホント癒されますよ。


 紅葉は、赤や黄が少ない分それなりです。右上は、桃洞の滝の左側にあった滝。


 これが、「桃洞の滝」です。落差20mとたいしたことはないんですが、なんと言っても別名「女滝」と呼ばれるぐらい形が素晴らしいです  生で見ると垂直に切立っているのに驚かされます。


 こちらは、ちょいとアングルをずらして紅葉を入れてみました。それにしても、皆さん三脚やら高そうなカメラをお持ちで。レフ板まで使っている人もいましたよ。手持ちは私だけでした  でもね、足を開くと立派に三脚だよね 違うかー by 吉田サラダ。

佐藤中華そば楼

2008年10月18日 | らーめん

 ブロガーの性(さが)でしょうか 午前中仕事のカミサンを無理やりメールで誘って、10/7から営業開始となった「佐藤中華そば楼 by ねぎぼうず」に行ってきました。 店名は変わりましたが、二ツ井の木の看板はしっかりと掲げられてありましたよ。私が着いたのは13:45頃でしたが、それでも駐車場は満杯で出てくるのを少し待っていました。

 駐車場は縁石が出てたりで、駐車しにくいです。できれば大きい車じゃなくて、軽とかで行った方がいいですよ。裏技としては、隣のコインランドリーの駐車場を使うことです。タダで使うのは良心が咎めるので、ランドリーしながらラーメンも楽しむみたいな(爆) 開店早々は20人待ちだって言ってましたから、ランドリーも余裕でしょ。コインランドリーにしたって、様々なわけですよ。

 座席数はかなり多くなりました。カウンターに6~7人。テーブル席が7席で、うち切り離し出来るのが2席。4人掛けのテーブルもあるので、一概に勘定できないですけど。

【佐藤中華そば楼】
秋田県大館市片山1-1-5(ラーメンめん丸向かい)
電話;?
(営)11:00~14:40
定休日;日・月曜日



 上は私注文の「中華そば大盛800円+辛みそ50円」。ほんのり酸味のある魚ダシ懐かしいですね。自家製麺、手打ちストレート細めも健在でした(中太って言ってる方もいらっしゃいます)。メンマだけは昔の歯ごたえのある太めに戻してほしい、と切に願います。 


 カミサン注文の「味噌並盛750円」。味噌のみレモンが入ります。メンマのクロスとかチャーシューを整然と並べることには、あまりこだわらなくなってるみたいです。過去への決別かな !? チャーシューもバラからロースに変わったのかな !?

 二ツ井の魚ダシ、鶏ダシ、辛いの、といったジャンルはなくなりましたが、さらなる進化をとげています。塩は鶏ダシみたいですけど。。



 お祝いに胡蝶蘭が届いてました。この他にも黄色いのもありました。年配のご婦人が雇われてましたが、どちらかの身内の方でしょうか?あと驚いたのは、二ツ井で決して顔を見ることのなかったご主人が、半オープンキッチンになったため、顔を見せていたことです。なかなかのイケメンです。

 奥様も券売機が導入されたにも関わらず、相変わらず黙々と仕事をしてらっしゃいます。「ありがとうございました、またお願いしまーす!」と。



【メニュー】
中華そば
(並盛)650円
(大盛)800円
(特盛)900円

ラーメン塩
(並盛)650円
(大盛)800円
(特盛)900円

ラーメン醤油
(並盛)680円
(大盛)830円
(特盛)930円

ラーメン味噌
(並盛)750円
(大盛)900円
(特盛)1000円

トッピング
チャーシュー200円
辛みそ50円
大辛100円
魚多め50円
玉ねぎ脂50円
しょっぱめ50円

桃洞の滝~赤水沢渓谷(1)

2008年10月17日 | 風景・紅葉・滝

 昨日カミサンと休みが合い、何年ぶりかで一緒に紅葉狩りに出掛けました。さしずめ急いでアップするものもないので、ゆっくり連載していきたいと思います。環境省管轄の鳥獣保護センターには駐車場もあり、桃洞の滝への拠点となっています。ここには旬の色んな情報がありますので、立ち寄って損はないでしょう。

 平日にも関わらず、沢山の人と行き交いました。そのたびに「こんにちは」と言うのが面倒になってくるぐらいにね



 桃洞の滝は森吉山の麓の有名な滝なので、あちこちのブログに登場しています。飛び石とか変わった橋があったりで、歩いてて楽しいですよ。


 川とも沢とも呼べないような、なんとも微妙な流れがあちこちに点在しております。紅葉は盛りなんでしょうか?それにしては落葉が多くないですか?


 右ドックレック、階段、左ドックレックと遊歩道は整備されています。


 中が空洞の大木は見たことがないですね。いずれ立ち枯れすることでしょう。


 水面に映る紅葉って、絵画的で好きです。

TREnTA 能代店

2008年10月16日 | 外食
 私お笑いが好きなので、爆笑レッドカーペットは毎週かかさず見てます。昨日のコラボはなかなかよかったですよ。“ものいいの吉田サラダ”と“キングオブコメディの今野”なんですが、「違うか」と「~みたいな」「~的な」のしつこいぐらいの絡みがよかったですね。

 レッドカーペット賞は、“マシンガンズ”でした。ダブルつっこみなのでうるさいですが、掛け合いが見事です。栃木弁を駆使する“U字工事”とテンポが似てると思います。


 脱線しましたが本題です。左は、先日カミサンからもらってた写メです。鷹巣R7麺屋うるとらの一番人気「広東麺750円」。一人ラーメンしてました。うるとらのカウンターは昼でも薄暗いので、他店より女性の一人ラーメンがしやすいと思います。







 上は、トレンタ能代店でKさんからの写メです。左から「サーモンと舞茸のバター醤油スパゲッティ924円」鮭が香ばしく舞茸の香りもよく、醤油と絡み合っていたとのコメ。中が「醤油のカルボナーラのベーコンと玉子とほうれん草のスパゲッティ893円」醤油の香ばしさとフワフワ玉子がよかったとのコメ。右;コンソメ野菜スープ薄味。

 ウチでは御所野店によく入りますが、能代店は行ったことがないですね。TREnTAはスパゲッティ専門店です。横手が発祥の地なので秋田県に店舗が多いですが、徐々に東北一円への店舗展開をしているようです。