中華蕎麦 とみ田

　全国一のらーめん店となると一度は食わねばなるまい、ということで松戸へ馳せ参じました。ちょうど昼時だったので長蛇の行列を覚悟しましたが、雨だったのが幸いし何と２５分待ちで食べることができました。券売機で買うシステムですが、並んでると店員が声を掛けてくれましたので、「特製つけそば（９５０円）」を購入。豚骨魚介のいわゆるドロ系ってヤツで、麺も太め。大勝軒、六厘舎、麺屋吉左右と同系を食べたことがありますが、それほど好みではありません。つまり流行りについていけない舌なのです。

　でも流石に麺のボリューム、３枚の厚切りチャーシュー、味玉とどれをとっても文句のつけようがなかったですね。大勝軒の流れをくむ店ですが、スープは似て非なるもの。甘みと酸味はそれほど強くありませんでした。スープ割りは、あっさりとこってりを選べ、細かく角切りにしたチャーシューとネギを足してくれます。２度楽しめるところがつけ麺のいいところでしょう。

　お店カウンターには、山岸氏が贈った言葉と子どもを抱いた写真が額に入れて飾ってありました。山岸氏には子どもがいませんので、富田氏のお孫さんでしょうか。

【中華蕎麦　とみ田】
千葉県松戸市松戸1339（ＪＲ松戸駅より徒歩３分）
047-368-8860
（営）11:00～16:00ころまで
水曜定休

　実は私２０年ほど前まで「とみ田」の近くに住んでいました。写真のステーションビューというマンションに新築で入居したんですが、駅から徒歩１分なので非常に便利でした。５Ｆでしたので騒音もそれほど気にならず、眺めがよく風の通りもよかったので気に入ってたんですよ。そうそう、こんなエピソードがありました。ある時、エレベーターの階のボタンを６と押し間違えてたのに気づかず、降りて違う人のウチに入ってしまったんです。つまり私の上に住んでる人でした。戸が開いてて入ったら女性がいるじゃありませんか。偶然気づかれなかったのでそっと出ましたが、えらい騒ぎに発展するところでした。マンションってどの階も同じような造りになっているので、こんなこともありうるってことです。

　懐かしかったので、食べてから周辺をぶらついてみましたが、熱を出してお世話になった病院はカイロセンターに、深夜よく訪れていたレストランは駐車場になっていました。