

ミヤマタンポポとテガタチドリ。ハクサンチドリはよく見かけますが、ノビネチドリとテガタチドリはほとんど見ませんね。


サマニヨモギかタカネヨモギ。実はどちらか区別できてないレベルです。右上はエゾシオガマ。

オタカラコウとシロバナタカネグンナイフウロ(白花高嶺郡内風露)。蕊(しべ)が花の外に飛び出しているのを見るとミヤマクワガタを連想しますが、白花はなく花はもっと小さいです。それにグンナイフウロはフウロソウ科フウロソウ属なのに対して、ミヤマクワガタはオオバコ科ルリトラノオ属。


水沢は水場なんですが、矢印と一緒に書かれてるともっと先かと勘違いしてしまいます。つまり、進む方向は矢印方向でここは水沢ですよ、という意味です。


その先に雪渓のトラバース道がありました。誤って滑り落ちるとピッケルでも持ってないと止まりません。

槍が見えてます。急勾配なので息が切れます。


残雪の影響でまだゴゼンタチバナが咲いてたりします。


キバナシャクナゲとハクサンイチゲ。キバナシャクナゲはこれからです。


チングルマも咲いてました。


有名な播隆窟(ばんりゅうくつ)。


アオノツガザクラ。そしてまたまたトラバース道。


殺生ヒュッテには寄る予定はありませんでしたが、トイレと水分補給のため立ち寄り。水は1リットル200円でした。


雨水を溜めておく貯水タンク。雪融け水が豊富な所を除いては、これを濾過して使用している山小屋がほとんどです。右上はミヤマダイコンソウ。



長距離を歩いてきてのラストの急勾配は、ホント嫌になっちゃいます。殺生ヒュッテの向こうに常念岳が見えてますね。




槍ヶ岳山荘には14:15着。なんと11時間10分もかかってしまいました。これでも標準CTに照らし合わせると、1.1~1.2倍ほどなんですよ。暗すぎて上高地での道迷いもありましたが、何より暑過ぎてバテバテでした。競ってるわけじゃないので、それほどCTは気にしてません。