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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

槍~大キレット~北穂~涸沢縦走記(9)

2017年08月13日 | 北ア・南ア縦走記

 途中お花畑が何ヶ所か見られました。上はミソガワソウとシモツケソウの白花。ちなみにシモツケソウは草でシモツケは木です。



 涸沢小屋には7:30着。3時間かかってます。最終日で疲れてますね。


 野菜雑炊の朝食。


 撤収もあると思いますが、平日なのでそれほどテン場は混んでません。しかしこのゴツゴツした石の上に設営して、痛くないはずはないのでは。右上は涸沢ヒュッテのテラス。






 ヒュッテの看板姉さん。先日テレビにも出たそうです。またヒュッテ裏からのパノラマコースは閉鎖されてました。


 突如としてこんなガレ場も出てきます。


 本谷橋の河原で大休憩。10時頃でしたが、食事をとってる人が多かったです。川に頭を突っ込んだら、体ごと行きたくなりました。


 11:10横尾大橋着。


 この冷え冷えを見たら飲まずにはいられません。この後は上高地まで平行移動ですし。ちなみに運転手は飲んでませんのであしからず。しかしどこも小屋前に灰皿がありますが、ポイ捨て防止なんでしょうか。街ではほとんど吸えるところがないのに、山では野放図なのはおかしいですよ。新鮮な空気を汚して何とも思わないのでしょうか?


 徳沢園では名物のソフト400円を。塩サイダー300円は微妙な味でした。


 ちょうど12:20でしたので昼食タイム。炒飯は900円、カレーそばは800円。カレーそば人気のようでした。ゴロっとした肉や乱切りの野菜も食べ応えあり。


 水が枯れた沢。これが涸沢か!? 治水工事しているのかも。右上;穂高奥宮標柱のバックには明神岳。


 白い石が梓川を際立たせています。


 第1回山の日に建立された石碑。どう見ても海苔を巻いたオニギリですよね。

PS;昨日子どもらが帰省してスシローへ行ったんですが、私の指がタッチパネルに反応しないのですよ。お嬢が触ると一発で動くのに。

槍~大キレット~北穂~涸沢縦走記(8)

2017年08月12日 | 北ア・南ア縦走記

 急登を登りきり、貯水タンクがずらっと並んだ通路を抜けるとテラスや小屋の売店。雨水は天からの恵みということで天水と書きます。12:40着でしたから、8時間40分かかりました。奥穂へ向かうという韓国の団体が生ビールを注文してました。まだ予断を許さない岩峰が続いてるというのに、山をなめてる気がしました。でもここに泊まらないでよかったですよ。ホントにうるさいですから迷惑この上ないです。


 我々はここに宿泊ですから、500mlで乾杯。700円と安いです。因みに生は800円。そこいくと飯豊の梅花皮小屋の350mlで800円は異常に高いと思います。昼食の注文は11時~13時までなので、パーティの面々は味噌ラーメンやカレーを注文してました。


 寝具類は使い捨ての枕カバーがついてたり、他の小屋よりキレイでした。部屋は中2階があったりして面白い造りになっています。私は下だったため、上のベッドの出っ張りに何度も頭をぶつけ、おかげで身長が伸びました。


 トイレの奥が乾燥室という造り。利用してませんが、ここも乾きが早そうでした。山頂へは小屋からすぐですから、スリッパでも行けます。あいにくガスってて槍方面の眺望はなかったのが残念。


 その階段のところには希少植物。ムカゴユキノシタは北岳にもあるそうですが、小さいので見つけるのは難しそう。シコタンソウは群生してますから、わりと簡単かも。


 チシマイワブキは葉にユキノシタ科の特徴が出てますね。右上はクモマミミナグサ。イワツメクサと間違えそうですが、花弁がウサギの耳状で元から深裂してるわけではないので区別がつきます。


 仮眠してると15時過ぎから本格的に降り出したのに気づきました。明日の天気も怪しいですが、とりあえず奥穂へ行く予定で岳沢小屋へ予約を入れました。小さい小屋は予約なしでは泊めてくれないためです。


 ショートヘアのかわいい従業員はじめ、皆丁寧な接客で好感が持てました。夕食は定番の豚の生姜焼き。食器は北ホマーク入りの陶器を使ってるところにこだわりを感じます。


 前穂高岳。夕食後、少し晴れ間が出ました。


 下界には涸沢のテン場。


 4日目は4時起きの4:30出発。天気が思わしくないため、奥穂は諦め南稜ルートで涸沢へ下りることに。したがって岳沢小屋へは日が高くなってからキャンセルの電話。下り始めて雪の多さにびっくり。


 この北穂分岐を涸沢へ。




 上高地は晴れ予報だったので、下るにつれ天気がよくなる予感はありました。


 梯子やクサリ場あり。北穂へ向かう人でしたが、こんなに肌を露出させるのは基本的にご法度。あとはザックに色んなものをぶら下げてる人。素人と思われても仕方ありません。


 左上;ここは滑りやすいので注意。右上;富士山が見えました。日本人のDNAで富士山を見ると元気が出ます。

槍~大キレット~北穂~涸沢縦走記(7)

2017年08月11日 | 北ア・南ア縦走記


 獅子鼻の大下り。それほど難しくはないんですが、ザレてたりスラブが滑りやすかったりするので急がないことです。



 梯子は岩とくっついて足が入らない場合がありますので、3点支持でしっかり手でも梯子を持ちます。


 CL-Y氏の鎖懸垂。


 振り返って獅子鼻(南岳南壁)。




 これから向かう長谷川ピーク。こちらからはそれほど危険には見えません。


 頂点に立った時には両側がスパッと切れ落ちてるのでビビりました。スラブが斜めになってるのもいやらしいですね。かといって岩を跨いでしまうとかえって危ないです。ザックのバランスが崩れて滑落に繋がるかもしれません。


 その後飛騨側に降下しますが、足場が見当たらなかったりで厄介なところです。



 鎖場を経てテラスに出るとすぐにA沢のコルです。大抵ここで小休止するようです。


 振り返ってHピーク。あの頂点を越えてきたのですね。


 ヤセ尾根もできれば通りたくない箇所です。


 難所とされる飛騨泣きですが、しっかりとステップが切ってあるのでそれほど大変ではありません。写真では韓国の方々がチェーンを片手で持ってますが、格好悪くても両手で持ち岩と正対した方がいいでしょう。


 そんな岩場にも花は咲いてます。コメバツガザクラとクモマスミレ。キバナノコマノツメより唇弁が細長いのが特徴。


 南岳。こうしてみるとなかなかキレイな山です。


 イワツメクサとウサギギク、ミヤマリンドウ、ミヤマダイモンジソウ。



 左上;滝谷。北ホまであと200mの標示が出てからの急登が堪えました。後続の韓国の団体をやり過ごすためにザレ場へ逃げてついでに休憩してましたが、誤ってザックを落としてしまうこともあるかも。

槍~大キレット~北穂~涸沢縦走記(6)

2017年08月10日 | 北ア・南ア縦走記


 ヒメアカバナ、シコタンソウ、クモマグサ。どれもレアもの。下画像クモマグサは、園芸種の西洋クモマグサとは別物です。


 常念岳、大天井岳方面。


 縦走路に雪はないですが、残雪やガスで冷気が来るのは大歓迎。


 縦走というとカッコいい響きがありますが、その実アップダウンが激しく体力勝負的なところがあります。


 ひと口に雲海といっても様々です。


 こちら方面からの槍はひときわ素晴らしいですね。


 中岳からの眺望。手前から南岳、南岳小屋、大キレットを挟んで北穂、前穂、奥穂と見えてます。


 笠ヶ岳、抜戸岳。


 左上;振り返って中岳。


 中岳、大喰岳、槍ヶ岳。



 南岳。こちらからはちょっと怖い山容。その手前に天狗原との分岐あり。


 左上;ブロッケン現象。右上;7時を過ぎて雲海が徐々に崩壊していく様子。


 北穂、前穂の揃い踏み。


 再び笠ヶ岳。



 南岳山頂からはバックに常念岳。南岳小屋まではすぐです。


 南岳小屋でちょうど7時を過ぎてましたので、槍ヶ岳山荘の竹皮包みおこわ弁当をいただきました。松の実入りでした。薄味で美味しかったです。



 トイレは上高地からずっと有料で100円。千円以上使ってますね。




 南岳小屋をあとにして大キレットへ出発。獅子鼻展望台から覗いてみました。大下りを最低鞍部まで下り、そこからの登り返しがきつそうです。

槍~大キレット~北穂~涸沢縦走記(5)

2017年08月09日 | 北ア・南ア縦走記

 タカネシオガマ。ヨツバシオガマに比べてピンクが濃いです。上から見ると車輪のような輪になってますね。


 ミヤマオダマキ。


 イワツメクサ。これら盛りの花々は山荘直下で咲いてました。



 受付を済まし、ザックをデポし空身で槍の穂先へ。一応スリングとカラビナは携行。鎖は全て新品になってました。








 ガスが出てきましたが、全く見えないというわけではないのでヨシとしましょう。


 モザイクをかけたらガスマスクみたいになってしまいました。右上は某テレビ局のスタッフ。下と通信テストしてました。山荘を2部屋1ヶ月ほど借り上げてるみたいでした。8/26~27に放送されます。


 上りと下りで梯子が分かれてますが、上りで裏へ回った時に若干ビビりました。それにしても韓国人多すぎ。



 上の段になると昇り降りが大変です。乾燥室が強力なので、すぐ乾きました。これだと余計なタオルや着替えを持ってこなくても、干せばなんとかなりそうです。夕食はハンバーグでご飯、味噌汁はお代わり可。別館のトイレが壊れてて本館まで行くのが面倒でした。



 北ホに向けて4時に山荘を出発。下写真は大喰岳(おおばみだけ)手前ですが、ヘッデンを付けた人達が登ってきてますね。


 〇と矢印、ピンクテープが目印です。


 陽が昇ると空がオレンジ色に輝きました。


 ヨツバシオガマとイタドリ。


 イワベンケイとタカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)~キク科ヤマハハコ属。


 左上イワギキョウ。チシマギキョウは花冠に長い毛が生えてます。右上クロトウヒレンのツボミと思いましたが、違うような気もします。