

昨夜一青窈“瞬きtour2011”を観て聴いてきました。聴衆の年代は、ざっと見た感じでは高めでした。会場の大館市民文化会館の植え込みは、まだドウダンツツジが紅葉していて真っ赤。17:30~20:00、19曲ビシっと中身の濃いコンサートでした。歌もさることながら語りも面白かったですよ。イタコに至る話とか。。日中は大館を満喫したようで、秋田犬会館を見学し、大館曲げわっぱ工房で手作り体験、昼食は錦本店にて。ラーメンの味は、「普通に旨い」と強調してました。そして東日本リサイクルセンターと言ってましたが、錦本店隣の「くるくーる市場」のことじゃないでしょうか。「年代モノの洗濯機同士が会話してるようでした。」と、いかにも一青窈らしいコメントでしたね。まだツアーが続いてることですし、あとのネタばれ的なことは伏せておきます。
席が18列とほぼ中間位置でしたが顔は視認できないでいましたら、客席まで下りてきてくれるというサービス。よく握手したりしながら、歌い続けられるものです。衣装替えは2回で、アンコールがかかってからのワンピが一番かわいらしくよかったです。裸足も似合ってました。目をモチーフにしたと言うセットの映像は歌とマッチしてて、今時のコンサートならではだと思いました。セットリストについては多くの方が載せてますので他に譲るとして、てんとう虫、うんと幸せ、受け入れて、凧揚げ、ハナミズキと私の好きな曲もじっくり聴けました。一青窈の詩は、スルメかもしれませんね。韻を踏んでいるので噛めば噛むほど味わい深いものがあります。「うんと幸せ」を例にとりますと、“あなたがうん、と言わなくて あたしはうんと悲しくて”のように語尾を合わせるだけじゃなく、“うんと”の意味を変えるというようなことです。新曲「らぶれたぁ」でも「破れたぁ」、行進を更新と随所に出てきました。乗ってくると右足が上がりますし、何回しゃがみ込むかを数えてみるのも面白いかもね。