

約1300年の歴史をもつ秋田県内最古の舞楽、鹿角市の大日堂舞楽を観てきました。本日は4時に起きて除雪して5時過ぎに出発し、気合いが入り過ぎて1時間前にJR八幡平駅駐車場に到着。それでも駐車場はほとんど空きがありませんでした。テレビ局各社の車両もありましたね。








毎年正月二日に小豆沢の大日霊貴神社(大日堂)で行われてるんですが、先ずその歴史的建造物に圧倒されましたね。中では炭が焚かれてましたが、戸を閉めてるわけじゃないので約三時間半寒さとの格闘でした。




最初に垂れ幕を投げ上げる儀式に始まり、籾押し(もみおし)という農作業を表現した舞で幕を開けました。「ヨンヤラヤーエ」と軽快なリズムで、観客席に飛び出さんばかりの迫力でした。








その後次々とだんぶり長者に纏わる舞が披露されましたが、ひとつひとつの舞が長くて少々中だるみ。中でも駒舞は、全国各地に存在する「駒踊り」の元祖だそうです。






一番人気はやはり五大尊舞。黄金の仮面をかぶった金剛界大日如来、胎蔵界大日如来がだんぶり長者に化身し、それに普賢、八幡、文殊、不動の四大明王が仕えた様を現してるんだそうです。太鼓だけじゃなく板も叩いてました。何気なしに太鼓打ちの手甲を見ましたら、熊の爪がついたものでした。