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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

大江戸温泉物語仙台コロナの湯

2015年05月27日 | 県外温泉

 宿泊は、大江戸温泉物語仙台コロナの湯併設の仙台キャッスルイン。宿泊料の清算は専用のマシンでした。宮城県総合運動公園からは10数キロなので、コンサートなんかのイベントがあった時には、近くてオススメの宿です。1,900台が駐車できるというPは、空きがなく常にぐるぐる回ってる車があったのですが、フロントに聞くと裏手にまだあるとのことでこっそり停めた次第です。




 一風呂浴びたら23時を回ってましたので、併設のお食事処で軽く一杯。唐揚げ、軟骨、ゲソと見事に揚げ物が被ってますね。お食事処では現金で食券を買わなければならず、浴場のロッカーも100円返還式。その他ホテルから温泉を利用するには、フロントで部屋カードを温泉利用カードに交換せねばならず、さらにその温泉入口でスリッパを棚に収めます。


 仙台市内は土曜料金で軒並み高い中、割とリーーズナブルな料金で泊まれました(シングル朝食付税込7,790円)。朝食も悪くはなかったですが、温泉の営業時間が8時~翌2時なので早朝ひと風呂浴びるのは叶いませんでした。温泉好きってのは、5~6時には入りたくなるように体ができているものです。10時のチェックアウト前には入ることができたのでギリギリセーフなんですが、時間を見直してもらいたいものです。泉質はナトリウム-塩化物温泉で健康ランドのような塩素臭ばりばりなんですが、高麗人参入りの漢方薬湯と一人用の壺風呂などの炭酸泉は評価できます。

万座温泉日進館湯けむり館

2015年02月03日 | 県外温泉

 今宵の宿は万座温泉日進館。この宿も過去に一度訪れてますが、記憶のかけらすらありません。受付の前に名水逢古の水を飲んでたら、宿のロゴが入ったウインターコートを着たアメリカ人が話しかけてくるではないですか。軍隊を辞めてボードが好きで流れ流れて万座にたどり着いたらしい。この宿は色んな国から働きにきてる不思議な宿です。金髪の女性もいたり、東南アジアだけじゃなく韓国、モンゴル、中国からも。





 ゲレンデはナイター前のコース整備があるので、リフトは16時まででした。なので夕景を拝めず。暗くなる前に、玄関から長靴をお借りして外の露天「極楽湯」へ。湯温調整をしてる人の温度計を見ましたら、投入前を55℃にしてました。それでも外なのでそれほど熱く感じません。それにしてもこの3兄弟、子どもなのにはしゃぐでもなし出来過ぎとちゃうかw


 露天を出るとすっかり暮れてました。右上はレンタルスキー。ウソですよ。昔のスキーの展示です。



 続いて宿泊者専用温泉「万天の湯」へ。洗い場がちょっと寒かったですね。手違いで浴槽内に明かりが灯ってませんでした。Kさんの話では、朝方は付いてたとのこと。部屋からこの温泉に辿り着くまでが迷路状になってまして、大変でした。


 朝方は、長寿の湯へ。写真は露天。中上姥苦湯、右上ささ湯。


 内湯の方は、真湯、滝湯、源泉100%の姥湯、大きめの浴槽の苦湯と4つあります。温泉成分表をみますと、5つの源泉からのブレンド泉のようです。泉質は酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)。phは表示されてませんでしたが、おそらく万プリと同じ2.4~2.6だと思われます。意外にも成分総計は1.424gと少ないです。湯けむり館の名の通り、人が入ってないと思いきや、湯けむりの切れ間から人の顔が現れたりしますので驚くかも。ただ露天への戸の閉まりが悪く、洗い場へ寒風が入ってくることがありました。温度管理はこまめにやられており、この上ない心地よさでした。


 生ビールは650円で安めでした。夕食・朝食ともバイキングでしたが、品数が多く食べ過ぎてしまいます。こんにゃくの刺身と嬬恋のキャベツなど地の食材が美味しかったです。もう一皿の他に〆にとろろそば&あんかけ焼きそばをいただき、腹ぱんぱん。寄せ豆腐だと思って醤油をかけて持ってきたら、レアチーズケーキでした。右上は朝食。



 湯けむり館は、湯治場のような感じで4人部屋でも布団を敷くと空きスペースがないぐらいでした。MさんやUさんのような海千山千の山女じゃないと、ちょっと無理じゃないかな。でもトイレと洗面所が新しかったので、女性陣からの受けはよかったです。温泉入って車座になって飲むのには安くていいところです。袋菓子は標高が高いのでパンパンでした。結局、ダイソーで買っていった花札とトランプはやらずじまい。土産の「笹まんじゅう」が好評でした。

万座プリンスホテル

2015年02月01日 | 県外温泉


 万座プリンスホテルの露天には、30年ほど前スキーに来て入ったことがありますが、当時の方が風呂数は少なかったものの趣がありましたね。内風呂のななかまどの湯の他、露天こまくさの湯は全部で5つと、女性専用屋根付き露天しゃくなげの湯があります。露天の画像は、撮影禁止のためJTB様および万プリ様からお借りしました。

 露天へ行くのには少し歩かなければならず、全裸に吹雪をあびながらようやく辿り着いたものの、今度は出るタイミングが分からず長湯してしまいました。悪天候に加え夕刻だったため眺望は望めず。1,800mの高所にあるのと硫黄成分の含有量が日本一であることが売りです。何でも難病の膠原病が治った人もいるとか。1日540万リットルの湯量もスゴイですね。泉質は酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。phは2.4~2.6で源泉は80℃もあるため、冷却しきれずに加水されてるのが残念。女性が共用露天に入るための湯浴み着が100円で貸し出されてますが、宿泊客でしたら無料にしたらと思います。




 夕食は、バイキングではなくメインダイニングルームを選択。要予約です。内容の割には高めの浅間ディナー(4,800円)ですが、不便なところにあるため輸送費等がかかり増しになっているのでしょう。先ずは、生ハムとサーモンのオードブルが出てきました。


 バケットはロールと葡萄&クルミ入り。おかわりできました。右上は野菜のポタージュ。


 メインディッシュは榛名ポークのグリル(白ワインと蜂蜜のシャンパンビネガーソース生姜の香り)または、金目鯛のソテー ズワイ蟹のフライに色々きのこのリゾット添え柚子香るバターソース、のいずれかを選択。なお牛フィレは追加料金が発生。


 デザートとコーヒーで〆。ちなみに中瓶ビールは910円でした。


 朝はブッフェしゃくなげでバイキング。仕切り皿が小さすぎて取りにくかったです。コーヒーカップとは別に、持ち帰り用の紙コップがあるのに気づきませんでした。そういうのを見落とさない人って、つくづく偉いと思います。


 いわゆるゲレ食なんですが、お昼もスキーを一旦中断して「しゃくなげ」で。ホントはMさんオススメの3Fの中華料理錦の焼きそばが目当てだったんですが、営業しておらず。注文はチキンカレーが1,050円の生ビール中グラスが750円で合計1,800円。昼食に1,800円もかけるか普通。Kさんはこだわりの中瓶。夜よりは安かったものの、それでも800円以上してたはず。スキー場ならびにプリンスの体質って何十年も前から変わってないよね。逆に安売り競争に巻き込まれないところがスゴイとも思いますけど。


 他の人は、温玉のせハヤシライスや水餃子。

【万座プリンスホテル】
群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
0279-97-1111

大鰐温泉鰐come

2014年11月27日 | 県外温泉

 栄枯盛衰のごとく大鰐町は現在財政早期健全化団体に指定されており、財政健全化計画は平成33年度まで延長されました。平成の大合併においてもその借金がネックとなり、隣接の平川市とは合併できませんでした。そのため平川市は、国道7号線で行くと大鰐町を挟んで分断されてるかのように感じます。ところが、平成16年に17億円もかけてこの大鰐町地域交流センター鰐comeを造りました。賑わいの創出には一役買ってるわけで、結果オーライでしょうか。この日は広場に屋台が沢山出てて、駐車場は停めるところがないぐらい混んでました。


 写真撮影は禁止だったので、(公社)青森県観光連盟アプティネットさんからお借りしました。過去に1度訪れてますが、露天は改装されましたね。大鰐温泉の開湯は800年前の鎌倉時代初期と古く、歴代の津軽藩主も訪れてます。泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉でph7.5のアルカリ性。泉温は72.2℃で露天にはそのままの温度で掛け流されてますので、火傷しないまでも手を触れると相当熱く感じました。舐めてみると若干の塩味がありました。源泉は青柳3号と公民館源泉の混合泉で、成分総計3.089g/kgとわりと多め。

 内湯は41℃と43℃に分かれていて、その他に薬湯の浴槽が別にありました。薬湯には日本初の酵素風呂(ゼム酵素プラス)と表示してありましたが、どうもこの手のは胡散臭く感じてしまいますね。乾式サウナには砂時計1個と、テレビのところに小さなデジタル時計が1個ありましたが、何分入ってるか一目で分かるようにもっと大き目の時計が欲しいものです。それと温度計も。


大鰐温泉鰐come
青森県大鰐町大鰐川辺11-11
0172-49-1126
9~22時
500円
第3木曜定休

古遠部温泉

2014年11月13日 | 県外温泉

 これも先月の記事です。草木が緑なのでごまかしきれません。マニアにとっては聖地とも称される、青森は碇ヶ関にある温泉で秘湯系一軒宿に分類されます。近くには極上の湯と謳われた湯の沢温泉郷があり、3軒の旅館はそれぞれが異なる自家源泉を持っていて濃い湯が売りでしたが、2012年秋に全て廃業してしまいました。温泉のよさと経営は別物で、熱すぎる湯は逆に敬遠されてたようです。


 “チョコ”という犬らしいですが、まだら模様のきたならしい犬でした。もっとも犬は嫌いなので、近づくことすらしなかったですけど。




 どうですか、この掛け流し具合は。毎分500リットルで、惜しげもなく流れ出てました。そのオーバーフローした湯を体に浴びながら「トド寝」するのが、この温泉の正規の入り方のようです。


 コテコテの析出物もスゴイですね。泉質は、鶯色のph6.28(中性)ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。飲泉可ということで飲んでみましたが、甘味のある出汁のような感じで金気臭と土類臭もありました。泉温43.6℃、成分総計5.446gと濃いめ。何がスゴイって、天然の薬湯、療養泉と標榜してるように、以下の通りの効能があります。(碇ヶ関村商工会様より抜粋)

浴用の場合】神経痛、神経炎、脳溢血後の半身不随、火傷、慢性筋肉リウマチ、慢性関節リウマチ、小児麻痺、小児病(消化器障害、尿失禁症、湿疹、じん麻疹様苔癬)、疲労恢復、内分泌系疾患(バセドー氏病)、婦人炎性疾患、腎臓、尿道症(慢性腎臓炎、腎硬化症)、肝臓疾患(胆石、慢性胆嚢炎)、神経衰弱の興奮型、骨及び関節等の運動機能障害、ヒステリーの興奮型、外傷性障害及びその後の療法、心臓血行器病、不眠症、気管支喘息、動脈硬化症、アレルギー性鼻炎、慢性皮膚炎、アレルギー性気管支カタル、創傷

飲用の場合】胃腸病(慢性腸カタル)、膀胱カタル、尿結石、腎臓尿道病(慢性腎臓炎、腎硬化症)肝臓疾患(胆石、慢性胆嚢炎)



 カラン・シャワーは1基だけでしたが、ボディソープ、シャンプー類もありました。かなり薄まってましたけど、入浴料からしたら文句つける方がおかしいでしょう。桶はもちろんケロリン。タオルが茶色くなりますので、新しいのは持っていかない方がいいです。

【古遠部温泉】
青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
0172-46-2533
9:00~20:00
入浴料320円(2014年5月より)

PS;特別展「天皇皇后両陛下の80年―信頼の絆をひろげて」を訪れた秋篠宮悠仁様が、ポケットに手をつっこんでる画像が話題を呼んでますよね。佳子様はかわいいんだけど、中退しちゃったし。裏事情で創○や在○が取り沙汰されてますが、そもそも神道じゃありませんでした? 叱られない愛○○とか、皇室の教育は緩すぎなんじゃないの。次世代の型にはまらないものを目指してるとしたら、天○制の存続そのものを揺るがすような気がいたします。