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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

平川市新屋温泉

2015年07月23日 | 県外温泉



 先日、湯のまち放浪記をみてましたら、ここの温泉が紹介されてて早速行ってきました。駐車場は温泉向かいに20台ほど停められそうな広いのがあります。朝湯ありです。青森県の人は、朝銭湯や温泉に入ってから会社や学校に行くっていうほど風呂好きです。泉質はph8.8のアルカリ性含硫黄、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)。エメラルドグリーンのバスクリンを入れたような温泉です。源泉45度で湧出量300L(分)のかけ流し。浴槽の中央からどんどん湧き出ててきてます。泉温もちょうどよかったですね。それと硫黄成分によりタイルが黒っぽくなっていますね。とてもツルツルしており、入る時気を付けないと滑ってしまうぐらいです。カランは17基ほどありましたが、シャンプーやソープなどは備え付けではありません。

【新屋温泉】
青森県平川市新屋平野84-14
0172-44-8767

山梨草津温泉至福の湯

2015年07月14日 | 県外温泉



 甲府駅より炎天下徒歩20分かけて草津温泉に到着。大通りに面した方が裏手で、どこが入口か迷いました。元々は裏通りが表だったのが、道路拡張工事により逆転してしまったようです。よって裏手の緑色の壁側が入口ということになります。帰りは汗をかくわけにもいかないので、「荒川橋」よりバスに乗りました。料金は190円。女主人がもっと近いバス停があるとかって言ってましたが、橋の真ん中にある「荒川橋」の方が分かりやすいと思います。シーズンになると登山客も沢山来るそうですよ。時間帯にもよりますが、1時間に数本は運行されてますので、バス時間に合わせて入浴するといいでしょう。女主人はバス時間を調べてくれたりとても親切な方でした。

 登山靴で歩いてきたため下足箱には入りませんでしたが、ホントは下足箱の鍵と交換にロッカーキーを受け取ります。入浴料は400円でしたが、シャンプー・ソープ類は付いてませんので、50円で小さい石鹸を買いました。この石鹸、頭を洗ってもつっぱらない優れものでした。いやー3日ぶりの温泉は実に気持ちのいいものですな。大浴槽の他に、高温浴槽と水風呂、さらに小さいながらも露天風呂までありました。平日の昼すぎにも関わらず客が5~6人いましたので、写真は大浴槽のみ。ドライヤーはなんと20円という安さ。そしてここでも、山梨県内の温泉には必ず登場する大月短大田中名誉教授の薀蓄が掲げられていました。

 泉質は、ph8.3のアルカリ性ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉。源泉47.7度を加水なしで掛け流されております。ツルツルした肌触りで泉温、浴感もよかったです。飲泉もできるようで、出湯口にコップがおいてありましたので飲んでみました。薄い塩味が感じられ、円やかで飲みやすかったです。

【山梨草津温泉至福の湯】
山梨県甲府市上石田1-10-12
055-222-4216
6:00~22:00
年中無休(元旦のみ休日)

甲斐駒ケ岳温泉 尾白の湯

2015年07月02日 | 県外温泉


 工場見学後は、白州・尾白の森名水公園「べるが」へ。敷地は広大で、リバーサイド、キャンピング、ソルトスパ、セントラル、フォレストと5つのゾーンに分かれてるので迷いましたね。甲斐駒ヶ岳登山口までは車で10分もかからない立地で、前泊としては最適だと思います。ただし22時消灯なので、キャンプをしてる人たちの声がしたりで、早寝するのは難しいかもしれません。管理事務所ではバーベキューに必要な道具のレンタル&販売をしてますので、にわかキャンパーでも大丈夫ですが、登山者はバーベキューのやり過ぎで登れないなんてことのないように。



 どちらかというとファミリーが多く、バーベキューをしない我々は浮いてました。


 バンガローは、6名定員で7,720円のを3名で予約してました。週末や夏休みは早めに予約した方がよさそうです。炊事場やトイレも近く、しかもウォシュレットでしたので、寝るだけなら十分でしょう。寝具はレンタルもできますが、我々はマットとシュラフを持参。


 敷地内の温泉に行く前に、バンガロー前で近くのセブンイレブンで買ったビールとつまみで一杯。Mさんが蒸溜所ファクトリーショップ「IN THE BARREL」で買った「樽燻シリーズ・スモーク枝付きレーズン」も試食してみました。まだ発売されて1ヶ月しか経ってないそうです。干したのと違って柔らかで、スモーキーフレーバーが衝撃的でした。



 硬度30、ph7の軟水、白州・尾白川天然水も飲めます。甲斐駒は木がジャマして見えにくかったのですが、女性の露天からはよく見えるそうです。キャンプ場、バンガロー利用者は優待券がもらえ、820円の入浴料が620円になります。



 写真は混んでて撮れなかったので、Biglobe温泉様よりお借りしました。『赤湯』と称される源泉露天の泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)。塩分濃度が高いので、浸かっていると自然に体が浮いてしまいました。 ph7.2、源泉が39.5度なので若干加温されてるようです。成分総計が30g/kgで日本最高級超高濃度温泉が謳い文句となってましたが、函館の海峡の湯は同じ泉質で成分総計32.53g/kgでしたよ。しかしながらバリウムイオン、リチウムイオン、ストロンチウム、臭素イオン、メタホー酸、ヨー素イオンなど、多様な濃度の高いミネラルを含有してる稀有な温泉であることに間違いありません。

白州・尾白の森名水公園べるが
山梨県北杜市白州町白須8056
0551-35-4411

金田一温泉ゆうゆうゆーらく

2015年06月13日 | 県外温泉


 座敷わらしの里に行ってきました。座敷わらしに会うと幸福になれるということですが、会わないでもあやかれる気がしました。青森との県境なのでむしろ青森ナンバーの方が多かったです。写真は混んでて撮れなかったため、サイトよりお借りしました。泉質は単純温泉(ph7.8の低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉33.8℃加温あり、循環ろ過、塩素消毒あり。岩風呂とヒバ風呂があって定期的に男女の入れ替えがあるそうです。今回は岩風呂でした。浴槽は3つに分かれてて、向かって左の一番広い浴槽には電気風呂が設置されてるんですが、近づいてみると低周波がビリっときてすぐにやめました。どうもあの壁は乗り越えられそうにありません。真ん中は泡風呂で、右側が浅めのぬるま湯。入りながら腕をさすってみますと、かなりツルツルしてましたね。サウナはスチームサウナで頻繁にスチームが吐き出されるため、サウナ内の温度は高めに保たれてました。

 ここに限ったことじゃありませんが、100円リターン式ロッカーは当然100円硬貨を持ってないと利用できません。ところがその100円がないことってあるんですよ。最終的に戻るなら、100円使わないで利用できるようにしたらいいんじゃないですか。

 帰り際直売コーナーを覗きましたら、「イド草200円」のポット鉢が目につき、売れ残ったら『ソメさん』がかわいそうだという心理が働きましてお買い上げ。(注;100円玉持ってなくて車に戻って千円で払ってます)たしかに井戸草という俗称もありますが、正式にはユキノシタ科ユキノシタ属ユキノシタ。同属のダイモンジソウとは葉が違います。花は似たようなのをつけますけど。過去にも失敗してますが、湿った半日陰の環境で育てるのは容易ではありません。 

【金田一温泉ゆうゆうゆーらく】
岩手県二戸市金田一字湯田41
0195-27-3400
(営)10:00~22:00
第3月曜休館

東鳴子温泉高友旅館

2015年06月01日 | 県外温泉


 仙台からの帰路、4つの泉質を持つ東鳴子温泉高友旅館に入ってきました。偶然にもこの道を通らせてくださったということは、「鳴子温泉を語らずして温泉通を気取ることなかれ」という戒めなのでしょう。日帰り入浴料は500円でした。女将さんは、おそらく中国の方ですね。建物はかなり年季が入ってました。


 これが混浴の黒湯(含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉[硫化水素型])なんですが、黒というよりは深緑と言った方が妥当かと思います。黒いという表現は、太古に植物が堆積してできたモール泉(青森東北温泉や秋田県大潟村ポルダー潟の湯など)と同様でしょう。コールタールや重油のような油臭が感じられました。湯温も高めでした。


 その上の「プール風呂」は泉質(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉)がまた違ってまして、カルシウムの析出物による模様ができていました。



 妊婦も入浴は問題なしとの掲示がありましたが、昨今コレステロールについても食事との因果関係はなく、遺伝や飽和脂肪の過剰摂取が主要な原因との見解が示されました。


 左上;貸切風呂「もみじの湯」 右上;宿泊棟。


 左上;「ひょうたん風呂」含硫黄・ナトリウム炭酸水素塩泉。女性専用は「ラムネ風呂」。入ってしばらくじっとしてると肌に気泡がまとわりつきました。右上;湯花。


【東鳴子温泉高友旅館】
宮城県玉造郡鳴子町大口字鷲ノ巣18
0229-83-3170