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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

白布温泉東屋

2014年11月10日 | 県外温泉


 いやー実に懐かしかったです。というのも東京に住んでた頃天元台へスキーに来て、この東屋に3連泊したのですよ。30年前。ところが平成12年隣の中屋の失火により全焼。国立公園内ということもあり、消防法で萱屋根は再現できず。


 当時と変わらない滝風呂は健在でした。打たせ湯にしては太すぎて修行してるかのようでしたね。カランは湯と水を合わせてちょうどよくするのが面倒なので、掛け流してオーバーフローしてる浴槽から直に汲んでました。


 この浴槽だけは焼失しなかったみたいで色が違ってました。なんと400年前の浴槽らしいですよ。開湯が700年前の1312年(正和元年)ですから、鎌倉時代になります。右上は、上り湯の掛け湯用みたいですが、入っていいみたいです。結局入りませんでしたけど。


 昔はなかった露天ができてました。


 加水しないで自然にさますため、壁面を伝って浴槽に注がれてました。泉温は56.8℃。泉質ph7.8の弱アルカリ性カルシウム-硫酸塩温泉。源泉は白布高湯温泉(白布第1号、2号、3号の混合泉)。打たせ湯のみ加水。当然オール掛け流し。



 朴葉が浴槽に落ちてるところなどなかなかよかったですね。白い湯花が多い温泉でした。

 帰りに流れてる堰を見たら、湯気が上がってましたので廃湯でしょう。

白布温泉東屋
山形県米沢市大字関1537
0238-55-2011

桜峠温泉ラビスパ裏磐梯

2014年11月07日 | 県外温泉

 これも先月の記事です。道の駅裏磐梯から車で10分も走ると着きます。西吾妻山下山後、周辺の温泉はグランデコ千円、星野リゾート1,200円など高いところばかりなので、こちらまで足を伸ばしました。


 こちらは日帰り入浴520円でした。プールも併設されており、夏は混み方がハンパないそうです。ちなみに、La Vie とは、フランス語で人生、生活、生命という意味。似たような単語の La Vista は、スペイン語で視界、見晴らしの意味。


 内湯が2つあるわけではなく、角度を変えて撮りました。泉質が違ってみえますね。泉質は、ph7.8のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 泉温は57.9℃。循環ろ過、塩素使用あり。

 露天の戸を閉めると、空気圧で内湯の方のドアに隙間ができてしまうのが非常に気になりました。露天からは紅葉が見れて至福の湯あみとなりました。露天の岩が見事で、休憩場所も岩陰になるようにさりげなく配置されてありました。誰もいなかったので、湯口から流れ落ちてくる温泉を肩や腰に当てて打たせ湯にしたらとてもよかったです。



【桜峠温泉ラビスパ裏磐梯】
福島県耶麻郡北塩原村大字大塩字桜峠8664-5
0241-33-2200
10:00~19:30
火曜日定休

筑波山温泉「双神の湯」

2014年10月11日 | 県外温泉


 筑波山を下山すると筑波山神社からバス停の間に、旅館が犇(ひし)めき合い、日帰り入浴もできるところが多いです。でも入浴料金がハンパなく高いのですよ。調べてみたところ千円以下はなかったです。予定では江戸屋にするつもりでしたが、見当たらなかったので「つくばグランドホテル」を選択。料金は1,080円。入館は13:20だったんですが、東京駅発17:20の新幹線の指定を取ってあるし、ザックも脱衣場に置いたままなので10分で上がりました。結果的には東京駅で1時間半ほど時間がありましたので、もっとゆっくりできたんですけど。

 写真の大浴場ローマ風呂の他に庭園露天風呂が利用できました。露天もなかなか風情がある造りでした。ですが残念ながら関東平野を一望できるという露天は、泊まらないと利用できません。源泉は美肌の湯で名高い、筑波山温泉「双神(ふたがみ)の湯」。泉温は27.2℃、ph10.18のアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・冷温泉)。加温、加水、循環ろ過、塩素消毒あり。

【筑波グランドホテル】
茨城県つくば市筑波1050-1
TEL029-866-1111
日帰り入浴は土日限定15時まで

はだの万葉倶楽部

2014年10月04日 | 県外温泉

 今宵の宿は「はだの万葉倶楽部」。ここで東京の3人とはお別れ。翌日からは単独行となります。素泊まり7,884円でしたが、食事券が千円分ついてましたね。小田急秦野(はだの)駅から徒歩10分となってますが、普通に歩いて15分はかかります。駅前で第67回秦野たばこ祭というのをやってましたが、訳がわからないのでイルミだけ撮って帰ってきました。おにいさんに「ピンクどう?」って声かけられました。こちとら疲れてんだっつーの。



 夕食は海鮮丼を食べたんですが、駅前まで往復したのでホテル内の味処で軽く一杯。マンゴーサワーはたっぷり果肉が入ってて嬉しかったですね。これで2,386円。あとはセブンイレブンで調達。



 温泉も伊東マリンタウンで入ってきたんですが、こちらも温泉なので一通り浸かってきました。日帰り客も多く、写真はホテルのサイトからお借りしました。毎日湯河原町の源泉からタンクローリーで運んでるそうですが、パイプラインにした方がコストダウンになりませんかねー。露天に大きめのひのき風呂がありましたが、不思議なことに足を伸ばして入ってると円形なので、1人しか入れないスペースになってしまいます。泉質は、ph7.9ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)。源泉は74.2℃もあるのに、タンクローリーのためか加温アリになってました。矛盾してますが、加水もアリです。その他循環、塩素消毒アリ。伊東温泉といい湯河原温泉といい、有名な温泉なのに値段が高く残念な温泉になってしまってますね。

はだの万葉倶楽部
神奈川県秦野市河原町2-54
0463-85-4126

伊東マリンタウン白石温泉&海鮮丼

2014年10月03日 | 県外温泉

 天城山下山後、バスに乗らずマイカーでホテルまで送ってもらうことに。近くの温泉を検索して向かったものの、高すぎて結局道の駅伊東マリンタウンまで来てしまいました。



 道の駅の温泉ならそんなにしないんじゃないかと思ったら、千円でした。後払いで支払い時に「じゃんけん」。負けかアイコなら千円、勝ったら580円。結果は私とMさんが負けで、KさんとKさんの彼が勝ちでした。温泉は海が見えいい眺めでした。サウナにも窓がついてまして、何気に下を見てましたら、茂みからニャンコが出てきて足湯に前足をつけて入りたそうにしてました。でもすぐに茂みに隠れ、また出てきては隠れを繰り返して、わたしゃ入るのを見届けようとサウナでのぼせるとこでしたよ。

泉質は、ph8.6カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性・アルカリ性・温泉)泉温38℃、成分総計2.358g/kg。わりと混んでまして、写真はサイトからお借りしました。

加温、循環、加水、入浴剤(アロマバス)、塩素消毒すべてアリ。5項目全てアリは記憶にないですね。



 入浴後は、1Fの「伊豆太郎伊東マリンタウン店」にて夕食。マンボウの干物は初めて見ました。


 刺身盛り定食1,950円。定置網で獲れた新鮮な地魚6種類を使った盛り。


 人気NO,1の海鮮のっけ丼2,200円。数量限定。


 川奈港で獲れたサバおぼろが入った、生もの少なめの昔風ちらし丼1,700円。


 私注文の「伊豆の地魚海鮮丼」2,200円。相模湾の金目鯛、西伊豆の本海老、駿河湾の生しらす・桜えび(写真の裏で見えてません)が入ったならではの丼。


 海藻のみそ汁はお代わりできましたので、遠慮なくいただきました。値段もリーズナブルで、伊豆太郎おすすめです。

【道の駅伊東マリンタウン白石源泉】
伊東市湯川字白石571-17
0557-38-1811
10:00分~22:00(最終入館21時)

【伊豆太郎 伊東マリンタウン店】
0557-35-5550
【昼】11:00~15:15
【夜】16:30~20:30