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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

城東温泉さくら野リコルソ

2014年06月17日 | 県外温泉

 弘前さくら野別館1Fには、オムライスレストラン金の卵があります。決して略さないでくださいw そして本館には水族館のような巨大な水槽。


 その全国的にも珍しいといわれる、百貨店の中にある温泉(城東温泉さくら野リコルソ)へ入ってきました。ホテルも併設されてるためか、設備が立派でシアタールームまでありましたね。まず入ってすぐに、浴室の規模の大きさに驚かされました。浴場の中では、韓国式あかすり・整体/マッサージも営業してるんですよ。3脚あったリゾートにあるようなリクライニングチェアもよかったですね。サウナも広く、秋田の川反ルートイングランティア華の湯と同規模ぐらいでしょうか。大浴場の他には、水風呂と露天、薬湯が2つ。露天からは岩木山が見えました。薬湯はこの日、青森ヒバオイル。薬用入浴剤としては、抗菌作用にすぐれアレルギー肌、乾燥肌にいいそうです。泉質は、単純泉(低張性弱アルカリ性低温泉)。泉温が25.3℃と低いため加温あり。入浴込の岩盤浴は、1,080円。

【城東温泉さくら野リコルソ】
青森県弘前市城東北3-10-1 さくら野百貨店弘前店4F
0172-29-2251
外来入浴:6時~23時30分(受付:22時30分まで)
入浴料:420円(500円から値下げされました)
無休

七時雨鉱泉田代の湯&喫茶「茶居花」

2014年05月23日 | 県外温泉

 イーハトーブを理想郷と訳すのは、ちょっと違うんじゃないかと思います。その前段階として心象風景を具現化したものだとすれば、賢治が「春と修羅」に書いた通り、鉛色こそが真の風景かもしれません。七時雨山は、日に何度も天気が変わることから名付けられたそうですが、うねった起伏と相まって「内面と外景」「光と影」を映し出すにふさわしい地として捉えられたんだろう、と山を歩きながら考えてました。


 温泉は二の次にして、まずは七時雨山荘に隣接の喫茶「茶居花」へ。



 山を歩きながら、あれだけ時間を気にしてたのに、下山してからまったく(時間が)気にならなくなりました。喫茶ルームから見える外の風景は、頭をからっぽにして悠久の時を過ごしたいと感じさせます。薪ストーブは、火室に扉が付いていないオープン型で、ぜひ焚かれてる光景を見たいものだと思わせます。


 注文は、スープ、サラダ付きのペペロンチーノ750円。量が多めで、ニンニクと唐辛子がほどよく効いてました。


 一戸町の奥山中高原アイス260円。パスタを食べ終わってから注文したので、固かったです。固さは味にも影響しますね。注文する場合には、同時にした方がいいですよ。それと奥山中高原という駅はいわて銀河鉄道線なんですが、JR花輪線の荒屋新町駅からも来れます。10kmの道のりを歩いてくる人もいるそうですよ。まぁ大した距離じゃないですけどね。


 温泉は、田代山に登ったあとに入りました。ちょうど16時になってましたので、入れないかもと思ったら大丈夫でした。



 登山後でしたし、1人で独占して気持ちよかったですねー。写真で見るよりは広いです。4~5人は入れると思います。カランが2つにシャワーが1基でした。バルブを回して蒸気で温度を上げるんだそうですが、ちょっと意味不明でした。久々に石鹸で頭を洗いました。かなりつっぱって、洗ってて可笑しくなってしまいました。泉質は、ナトリウム-塩化物泉(硫化水素・ラドン含有)低張性弱酸性冷鉱泉。泉温9.5℃、ph5.5。もう少しして6月ぐらいになると赤っぽくなって、塩分濃度が増し放牧された牛がそれを舐めるんだそうです。よく放牧場には、牛が舐めるための塩の塊が置いてありますからね。

【七時雨鉱泉 田代の湯】
岩手県八幡平市古屋敷96
0195-77-2573
(営)10時~20時(最終19時)
入浴料;450円

台温泉精華の湯

2014年05月02日 | 県外温泉



 先日万寿山の帰りに立ち寄りましたが、すっかりこの温泉のことを忘れておりました。1年半ほど前にリニューアルされたそうで、新築同様に新しかったです。浴槽は2つに仕切られており、左の方が1~2度高めでした。熱めで右でも42℃以上はあると思われました。浴感はとてもよかったです。温泉成分が体にじわじわ浸透してくるような感じすらありました。ほのかに硫化水素臭が感じられ、湯花も浮いてました。湯花は、短いのが多く形も様々なので、ゴミと勘違いされる方もいるかもしれませんね。泉質は、含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・硫化物泉(塩化水素型)PH8.2の低張性弱アルカリ性高温泉。硫化物泉というのは聞いたことがないのですが、舐めてみるとしょっぱさはさほどなく若干の苦味がありました。源泉温度が 96.8℃と高いため加水はされてるようですが、掛け流しです。この他に、台温泉には単純硫黄泉、ナトリウム-塩化物・硫酸塩素泉と、全部で3つの異なった泉質があります。

【台温泉精華の湯(日帰り温泉)】
岩手県花巻市台第2地割56-1
0198-27-2426
入浴料;500円
6:00~21:30(閉館22:00)
無休

鳥海温泉保養センターあぽん西浜

2014年02月21日 | 県外温泉


 ルートイン酒田は、土曜宿泊でも5,700円と安かったです。朝食もそこそこ品数がありましたね。ホテルは雪国なのにエアコンの暖房というところが多く、ここも若干寒く感じました。やはりパネルヒーターでしょ。居酒屋に行く前に温泉に入ったのですが、せっかくなのでホテルの風呂にも入ってみました。コインランドリーも付属。「旅人の湯」という人工ラジウム温泉でした。特徴は、軟水化され肌に潤いを与え、老廃物を汗とともに排出。血行を良くし新陳代謝を活発にし自然治癒力を高める、と教科書的な能書き。ホンマかいな(酒田だけに本間ってかww)。


 津軽弁の会話で「どさ? ゆさ」(どちらへ行くんですか? お風呂へ)というのがありますが、文字通り「遊佐」の温泉へ立ち寄り。場所は、道の駅ふらっとから数百メートルのところにあります。駐車場のところには、足湯もあり。あぽんは、母親が幼い子どもと一緒にお風呂に入ることだそうです。泉質はナトリウム-塩化物泉で38.5℃と泉温が低めのため加温あり。内湯は循環のようです。内湯の他にジェット付きの寝湯が3基あり、なかなか空かないぐらいの人気でした。シャンプー類も備え付けなのに、350円と安いので混んでるのでしょう。ここのサウナも、出る時に皆丁寧に拭いてましたね。10年ほど前に掘削された新源泉は、露天風呂に掛け流されておりました。内湯とは色が違ってて濁った鉛色をしており、かなりしょぱめの強塩泉でした。短い糸状の湯花も浮いてましたね。

【鳥海温泉保養センターあぽん西浜】
山形県遊佐町吹浦字西浜2-70
0234-77-3333
(営)6時~22時
入浴料350円
休館日;毎月第2・第4月曜日

酒田市本町温泉スパ・ガーデン

2014年02月19日 | 県外温泉

 黒森歌舞伎を観てずっと外にいましたので、体が冷え切っていました。ホテルにも大浴場があったんですが、やはり温泉がいいですよね。そこでホテルから一番近い「本町温泉スパ・ガーデン 」にしました。


 温泉入口には、高橋剛の「房総の女」1981年制作のブロンズ像が置いてありました。温泉近くの新井田川(にいだがわ)中の口橋のところにも、高橋剛の「海のメロディー」(1991年制作)がありました。たて琴を弾く少女のブロンズ像で、反対の上流側にもフルートを吹く少年の「山のメロディー」像が建ってます。


 酒田ではお雛様が大事にされてるのが分かりますね。鍵付きのボックスは大変ありがたいです。



 画像は、ものすごく混んでまして、スパ・ガーデンのHPよりお借りしました。泉質は単純温泉で、内湯は循環に源泉を足してるようです。少し硫黄臭がしました。露天と歩行浴は屋外にあります。歩行浴は温めで深い分気持ちよく浸かれました。サウナには垂れた汗を拭くためのタオルが置いてあり、出る時に皆必ずしっかり拭いてたのが印象的です。秋田ではみられない光景です。

【本町温泉スパ・ガーデン】  
山形県酒田市本町3-10-30
0234-26-8160
9:00~22:00
入浴料500円
休館日は毎月第3水曜日