
雨飾荘から少し下ったところにある有名な小谷温泉山田旅館。開湯は室町後期の1555年で、母屋は江戸時代に造られたもの。ちなみに1555年は、第二次川中島の戦いがあった年です。

雨飾山から下山して入ったのがこちら。小谷温泉奥の湯露天風呂。通称雨飾高原露天風呂。夜中雨飾高原キャンプ場へ向かう際右手に階段があり、駐車場も近くにあるのをしっかりと確認していたのですよ。なので雨飾荘は後ろめたさもあり、完全スルーww 20時を回った時間でも露天に明かりがついてて話声が聞こえましたから、入ってた人がいたんですね。


坂を上っていきますと、男女に分かれてまして、脱衣場と露天が出てきます。脱衣場に寸志を入れるでかい箱が置いてありました。ブナ林の中に、ヘンに遮るものがなくて開放感抜群です。


桶と落ちた虫や木の葉を掬う網がおいてありました。まれに、シャンプーとかボディーソープを持参したブログをみますが、眉を顰めたくなりますね。こういうところは、素洗いが基本なのです。頭や体を洗いたい場合には、雨飾荘や山田旅館で入浴料を払ってやってくださいな。

ちょうどいい湯加減でしたが、長く浸かってるわけにもいかず中途半端に足湯的な入り方をしてると、たちまちアブの餌食にされてしまいました。そのアブは、小さいんですが黄色のと黒っぽいのの2種類でした。まぁ野湯でアブにさされて騒ぐほどヤワではありませんけど。

先客が1人いましたが、岩影に隠れてましたので入浴目線でもう1枚。静かに入らないと、底に溜まってる色んなものを巻き上げてしまいます。泉質は、ph7.0のナトリウム-炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉) 泉温が56.3度と高いので加水はされてますが、掛け流し。成分総量が3.895g/kgと多めでした。
【小谷温泉奥の湯森の露天風呂】
長野県北安曇郡小谷村大字中土18926-1
0261-85-1607(雨飾荘)
(営)10:00~21:00