沖縄の南風さんより、柱サボテンの開花便りが届きました。2011.8.31~9.1
満月や新月のころに、真夜中に咲く花たち・・・・
「月のない暗闇の中・・・・・しばらくの間立ちつくしていました・・・・」
50以上の白く大きな花々が漆黒の夜空に浮かび上がっていたそうです。鳥肌が立ちそうですね^^
(この写真のみ2009.9.4撮影・満月のようですね^^)
・どうして夜に咲くのでしょうか?
・どうして、これほど大きくて白い花をつけるのでしょうか?
・どうして一晩で花を落としてしまうのでしょうか?
柱サボテンの開花を調べていたら、「月下美人はなぜ夜に咲くのか」に共通する答えが得られそうでしたので、
載せておきますね。
花の原産地の環境を考える必要。
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植物が花をつけるのはその花粉を動物によって運んでもらうため。
日本では主に昆虫だが月下美人のふるさとである熱帯雨林地帯では、なんと「果実コウモリ」がその役割を果たす。
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彼らはホバリングしながら上向きに咲いた月下美人の花の蜜を舐めとり、同時に顔を花粉だらけにする。運よくその
コウモリが別の株に花粉を運んでくれれば、受粉が成立することになる。
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花粉のキューピッドが夜間活動するコウモリであることを考えると、いくつかの謎は解ける。昼の熱帯雨林はライバルに
なる植物が多い。それを避けて、月明かりの中でも最高に目立つ色である白の大輪を咲かせ、更に強力な香りを放って
夜に活動するコウモリたちを誘因する。それにコウモリが乗ったくらいで折れてしまうようでは話にならない。大型で丈夫
な花を咲かせる必要がある、というわけ。
では、数時間で花を落としてしまうのはなぜなのか。
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目立つ大きな花を咲かせるために大半のエネルギーを使い切ってしまい、花を長く保つ力がないのかもしれない。
コウモリを誘うために・・・・・・^^;;
月に誘われて・・・と、わたしは思っていることにします(笑