・この2~3年、寝入りは良かったのですが、3~4時間グッと寝て、明け方からはウトウトと
眠りの浅い状態が続いていました。が、特に身体の調子も良く問題ありませんでした。
・ところが昨年の秋ごろから、寝入りも悪くなり、中途覚醒後も寝付けずに、日中ひどく疲れ
るようになりました。特に目がショボショボして、しんどかったです。
・確かに、この1~2年、仕事に対する悩みがあって、その辺りが原因で自律神経不調に
陥っている可能性もある。
・というわけで、この不眠を逆手にとって、トコトン睡眠について調べて、安眠への脱出口を
探してみようと思い立ちました。世の中には偶然は無い。これもまた何かに繋がるご縁では
ないかと(笑
・この世で生きている間は、心と身体のバランス(肉体、エーテル体(アストラル体)、そして
その両者を繋ぐダブルの良好な状態)を維持していく事が大切です。霊が運転手ならば、
体はクルマで、しっかりとクルマのメンテナンスをすることも大事です。
・このブログの方向性から、また私自身の思いから、単に薬を飲んで不調な状態から表面的に
脱するのではなく、心身バランスに重点を置いた手法を行って、とりあえずは脱出しましたので、
その辺りを書いてみたいと思います。
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・兎にも角にも眠れないのは辛いです。日中はクルマの運転をしますし・・・。後で書きます
が、睡眠に対して良かれと思うことは多少行いましたが、即効性が無いと日常の生活が、
危うい状態でした。仕方なく、近くの病院で安定剤と睡眠導入剤を処方してもらいました。
・睡眠導入剤は、やはり効果がありますし、疲れて動けない時に安定剤服用は私的には
疲れを感じなくなりました(これは個人差があって、眠くなったり、逆に動くのが苦痛に
なったりする人もいるようです)。今どきの睡眠導入剤は、ピンポイントに睡眠に関する
特定の受容体にのみ働きかけますから、抜けも良く、依存度も低いようです。
・薬の服用により、ある程度、日常が安定してきたところで、お正月休みの年末年初から、
いろいろと睡眠について調べ始めました。
・先の投稿で、原因として「仕事に対する悩みがあって、その辺りが原因で自律神経不調に
陥っている可能性もある。」と書きましたが、その悩みは割と慢性的なモノで、今さら~?
という感じなんですが、年齢的なものもあるかもしれません。50も半ばになれば、先を
見始めますし^^; というわけで、原因を排除して・・・というわけにはいかないので、それは
それとして別の角度から脱出アプローチしていきました。
・いろいろと、睡眠についてググってみると、まず、思い当たるのは、「加齢」。「加齢と睡眠」
についてはあちこちで取り上げていますので、そのメカニズムについてはココでは書きません
が、要するに中年辺りから「寝付けない」「途中で起きる」「朝早く目覚める」の症状が出て
きます。深いノンレム睡眠が減ってきます。加齢で体力も落ちてきて、「寝るのにも体力が
いるからなー」とは良く言われますね。
・また体内時計に関わるメラトニンという物質の分泌も加齢と共に減ってきて、不眠を訴えて
いる人ではその分泌低下が激しいことが分かっているそうです。そこでメラトニンのサプリ
や他の睡眠を改善されると思われる物質のサプリがたくさん出回っています。
・まあ加齢の現象なら仕方ないのかなあ、周りの中年仲間でも、眠れないよと、よく聞きます。
昨年辺りから確かにモチベーションも低くなっているように感じるし、エゴ系のパワーも減って
きているように感じてました。エゴ系ノパワーが減るのは良いことかもしれませんが・・・・。
歳を取ると正確も丸くなるといいますしね(笑)「歳を取る」とはこいうものなのかなと感じ始め
てはいました。でも、クスリやサプリに頼るってのもなあ・・・。というわけで、さらにいろいろ
調べました。
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・シルバーコード、これは半物質体できわめて柔軟性に富み、いくらでも伸びる性質があるが、
昼間の出来事などで精神的に緊張したり悩みごとがあったりすると、玉の緒が硬直して
肉体からほとんど離脱できなくなる。そこでウツラウツラとして熟睡できなかったり、不眠症
になったりする。
「人生は本当の自分を探すスピリチュアルな旅 近藤千雄著より」
・わお!!!ということは、やはり自律神経が不調な状態なんだろうなあ。このブログでも、
認知行動療dfさ法などを取り上げているんですけどね。身になってないですねー(苦笑)
まあ、だからこそ、こういう領域に興味を持って・・・・・・・・・・・←はい、言い訳です^^;
それはさておき・・・
・とりあえず、睡眠に良いことは何でもやってみようということで、いろいろ調べました。
それにしても、眠れない人が多いのか、たくさんのサイトがヒットしますね。コンビニの
本棚にも安眠方法の本が並んでいました。寝る前のスマホ依存・・・スマホのLED画面の
放つブルーライトが朝日と良く似ている波長で睡眠のリズムが狂わされるとか・・・。
・部屋を暗くして寝る。(アイマスクをする)。低い寝返りのうち易い枕に変える。静かな環境
にする。決まった時間に起きる。寝る直前に熱い風呂に入らない。夕方以降に仮眠しない。
寝酒しない。寝る前にタバコを吸わない。夕方以降、コーヒー、紅茶は飲まない。食べ過ぎ
ない。寝る前にテレビやパソコンを見ない。寝る前に激しい運動をしない。半身浴をする・・・。
・頭や首や爪揉みなどツボを刺激する。安眠のヨガのポーズ。自律神経訓練法を行う。
ウォーキングやジョギングで身体を疲れさせる。
・どれも効果があるような無いような・・・。挙句の果てには、スマホの睡眠解析アプリも
使い、睡眠の質も記録しました。
・あれこれといろいろやってみましたが、あまりパッとしない・・・。対処療法とまでは云わない
が、生活スタイルを大幅に改善しなくてはならない程、加齢は心身のバランスを崩すのだ
ろうか?また、自律神経系の調整が根本解決法になるのではないか?・・・で、ちょっと
角度を変えて、そもそも睡眠とは何なんだろう?という疑問を抱き、さらに奥深く調べること
にしました。
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・さて、睡眠とは何なのでしょう?なんで寝ないといけないのでしょう?心身の疲れが取れないから?
wikipediaによると、「睡眠とは、ねむること、すなわち、周期的に繰り返す、意識を喪失する
生理的な状態のことである。」・・・意識喪失の生理現象だそうです(笑)まあ、生理現象ですから、
どうして?と考えても仕方がない。それに、睡眠は、人間の三大欲求のひとつですが、個人的にも
「寝ること」が大好きなので(笑)、ともかく気持ちよく眠れることを追求しましょう。
・さらにwikipediaによると、「動物では夜間に活動し昼間に睡眠をとるものも多い。だが、ヒトは
通常は昼間に活動し夜間に睡眠をとる。新生児では断続的に、つまり細かく中断をはさむかたちで
1日あたり16時間の睡眠をとり、2歳児で9~12時間になり、成人は(健康な人では)一晩で6~9
時間の睡眠を必要とする。パターンの推移としては、乳幼児期に短時間の睡眠を多数回とるという
パターンで、成人になるにつれ一度にまとまった睡眠パターンへと推移し、高齢になると昼間に何度
も居眠りし夜間は数時間しか眠らないというパターンになる。」高齢になると、やっぱり夜間に眠る
のが難しくなってくるのですねー。
・厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針 2014」では、10代前半は8時間以上、25歳で約7時間、
45歳で約6.5時間、65歳で約6時間としているようですが、これらの数字の刷り込み概念で、これ以上
寝たらよく寝た~。寝れなかったからボーっとしてる~。など感じる人も多いのではないでしょうか。私も
その一人です(笑
・さて、上記の「睡眠時間」ですが、これはなかなか個人差がありますね。実際には、3時間で良い人も
いれば、8時間しっかり寝ないとスッキリしないという人もいます。ある程度の長さは必要なんでしょうが、
どうやら睡眠は「時間」よりも「質」が大切なのではないか?
・さらに調べると、「20世紀になり、ヒトの睡眠は、脳波と眼球運動のパターンで分類できることが
知られるようになった。成人はステージI~REMの間を睡眠中反復し、周期は90分程度である。」
wikipedia「睡眠」より
ヒプノグラム(睡眠図)
・で、上記のヒプノグラムはおそらくほぼ理想的な睡眠図だと思われるのですが、寝入りから3時間
位の間に、深い睡眠状態が見られます。この「深いノンレム睡眠=質の良い睡眠」となるようです。
この深いノンレム睡眠さえ取れれば、睡眠は短くてもいいのかもしれません。自分的にも、不眠の
前は、3~4時間グッと寝て、後はウツラウツラでも全然OKでしたし^^
・さて、このような状態にどうすればもっていけるのでしょう?睡眠導入剤は、この寝入りでグッと
寝させてくれるので良いんですけど、クスリに頼らない方法は・・・?ここまで調べて、睡眠は脳波
で分類できることが分かり、ならば、脳波をコントロールすることができれば、それが良い睡眠に
繋がるのではないかと考えました。でも、脳波ってコントロールできるのお???
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・さて、脳波はコントロールできるのだろうか?で、いろいろ調べてみました。「脳波」「睡眠」
などでいろいろとググってみると、まず、「シューマン波共振」という言葉にぶち当たりました。
この「シューマン共振」とはwikipediaにも出ていています。
・ シューマン共振あるいはシューマン共鳴は、地球の地表と電離層との間で極極超長波 (ELF) が
反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。その周波数は
7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)、……と多数存在する。常に共振し続けている
ので常時観測できる。 1952年、ドイツの物理学者であるヴィンフリート・オットー・シューマンにより
発見された。 シューマン共振のエネルギー源は雷の放電や太陽風による電離層の震動だといわれて
いる。 なお、シューマン共振と脳波の関連性を主張し、シューマン共振と同じ周波数の電磁波に
リラックス効果や治癒効果があるとうたわれることがあるが、科学的根拠はない。by wikipedia
・地球の生命体は、太古の時代からこの電磁波を受け続けてきた。また、この7.83Hzは、ちょうど
人の脳波のアルファ波(リラックスし、何かに没頭している状態)とシータ波(夢を見ている状態や
深い瞑想状態)の境に一致している。昨今、ちまたに溢れる人為的な電力線や携帯、電子レンジなどの
電磁波が、本来この地球から発せられていたシューマン波をブロックして、人の脳を不安定にさせている
・・・・疑似科学の領域ですが、なかなか興味深い内容です。
・ならば実験!ということで、某サイトから「シューマン共振発生器」なるものを購入。試してみました。
この機器は、7.83Hzの弱い電磁波を発生させる発信器です。音波ではありませんので耳で聴くことは
できません。もっとも7.83Hzの音は、人の可聴範囲外ですから聞こえないんですけどね。
さて、効果は・・・?私的には効果が感じられました。私的な感覚だと、安定剤を飲んだときの状態に
近いような・・。調子の良い時には、シューマン発生器も安定剤も効果があるのか良く分かりませんが、
ぐったりしている時やメンタル面でのザワザワ感がある時には同様に効果が感じられました。また睡眠中
も中途覚醒しても、サ~っと冷めていくような起き方ではなく、心地よいまどろみの中にいるような
気持ちよい感覚でした。
・上記の「シューマン共振発生器」に関してのレポートは、あくまで私的な感覚です。ただ他にも心身の調子が
良くなった事例があるようです。また、私の場合は、睡眠から辿り着きましたが、音響方面の機器としても
売られているものあり、音の分離感が増し、クリアに聴こえるそうです。
・脳波が「シューマン共振発生器」によって、脳波誘導効果(ホントに誘導されるか?科学的には証明されて
いるかどうか知りません)で脳波がアルファ波やシータ波になってリラックスする。それが心身に良く、
良い睡眠にも繋がる・・・ただ、脳波もずっとアルファ波やシータ波になっているのではなく、脳波は複合的な
状態らしいのですが、どの脳波が優位かという事なんだろうと思います。勉強不足ですいません^^:
・ともあれ、私的には、ちょっと効果があったので、これは面白いという事で、さらに「脳波」について調べて
いきました。
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・脳波をコントロールするなんて、ちょっと恐いんじゃない?と思われる人もいると
思いますし、陰謀論にも出てきますねえ。まあ、ここでの目的は、より良い睡眠を
得る為に・・・・ですから^^;
・いろいろ調べていくうちに、「メガブレイン―脳の科学的鍛え方」マイケル ハッチソン (著)
という本を知りました。睡眠を得る為に・・ではなく、脳波をコントロールして脳を鍛える?
というか、効率よく学習したり、深い瞑想状態になるための機器開発の歴史や様々な
機器の紹介をしている本でした。これらの機器は「ブレイン・マシン」と呼ばれています。
・この中には、モンロー研究所(ヘミシンクという音響技術を用いて脳の変性意識状態を
引き出し、幽体離脱を行い、神秘的な体験をするというもの)も紹介されてました。以前
からモンロー研究所&ヘミシンクは知ってましたし、Wave I-ディスカバリーも聴いた
ことがあります。ちょびっと聴いて長続きしませんでしたが^^;
・このヘミシンクは、左右の耳に別々の異なる周波数の音を聴かせて・・・というのは
知っていたのですが、これを「バイノーラル・ビート」というとは知らず・・・・^^;ともあれ、
この脳波の「周波数追従反応」がヘミシンク特許取得に繋がったということは、先の投稿の
「シューマン共振発生器」で脳波誘導効果があっても不思議ではありませんね。音では
ありませんが。
・この「バイノーラル・ビート」とは・・・・脳周波数が低速である(通常30Hz以下)のに対し、
人間の耳は、40Hzよりも低い音はあまり聞き取れない。そこで異なる周波数の音を左右の
耳に別々に聞かせると、「バイノーラル・ベート」と呼ばれる振動が脳に起こる。つまり400Hz
の音と404Hzの音を同時に鳴らすと、その差の4Hzのビートが生まれる。これは、脳全体が
「シータ波」(記憶のきっかけとなり、また独創的な思考を導き出す)領域の周波数で共振する
ことを意味する。
・ならば、この「バイノーラル・ビート」で睡眠誘導もできるのだろう・・・・で調べたら、まあ、あるわ
あるわ・・たくさんのCDや、スマホのプログラム(なんと無料!)もいくつかありました。
・バイノーラル・ビートは、睡眠にも良いだろうけど、深い瞑想状態に誘ったり、逆に気分をシャッキっと
させたり、集中力を増すのに利用したり・・・こりゃ、なかなか面白そうだぞお!という事で、ある
ライト&サウンドマシンを購入してみることにしました。
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・さて、このライト&サウンドマシンですが、バイノーラル・ビートと、その音に合わせて装着した
メガネの光が点滅するという、脳に働きかける光明滅効果も加えた、より効果が期待できる
機器です。一昔前ならば結構高価だったようですが、電子回路の技術向上、LEDライトの
普及などで、だいぶ安くなってきているようです。日本に上陸して20年以上経っているそうです。
・光と音の効果を活用した例は、古代にまで逆上ることができるそうです。古代の祭儀では、
たき火の周りをダンサーが踊り回り、人の影が炎を遮ることで明滅光を生み出し、ドラム音や
手拍子などのリズミカルな音が加わり、その相乗効果により、意識を変容させていた。
また、紀元後200年ころ、プトレマイオスは回転する車輪のスポークを通して太陽を見ること
により、明滅光を生み出し、様々な色とパターンが現れ、幸福感をもたらすことができる、と
述べています。17世紀のベルギーの科学者プラトーは、高速で回転する車輪を使った
明滅光を使って、診断を行う研究をしていました。また、フランスの心理学者ピエール・ジャネ
は、パリの病院で患者に明滅光をあててみたところ、ヒステリー症状が軽減したり、以前より
リラックスできるようになったと報告しています。「メガブレイン」より。
・で、試してみました。その機器には、たくさんのプログラムがあって、なかなか使い応えが
あります。「睡眠」からあらぬ方向に展開していますが(笑)
でも、考えてみれば、自律神経系の不調(加齢や更年期もこの中に入れていいのでは?)
から不眠が起きるのであれば、自律神経系を整えるために、脳波を良い状態に保って
いれば、おのずと良い睡眠が得られるのではないか?それこそまさに根本治癒ではないか?
と思うわけです。
・さて、このライト&サウンドマシン効果の程は・・・・日中やると・・・たいてい寝ちゃいます(笑)。
寝れるのは嬉しいんですけどね。そこで、明け方目覚めて、もうちょっと寝たいのに眠れない
時にやったりしてます。面白い夢をみたりします。リラックスしたいときや、疲れているときに
やったりしています。何となく良いように思います。
・しかし問題が・・・・15分位なら良いのですが、30分以上だと、何となく飽きてしまう。また、
ライブ感のある太古の踊りなどなら飽きないでしょうが、ビート音がどうも機械的で不愉快
というか・・・・。光の明滅は変化があって面白いんですけどね。まあ、面白がってやるもの
ではないのかもしれませんが、何となく不愉快だと、それだけで脳波も下がりたくても下が
れないかもしれせん(笑
・その後、Insight CD~雨音バージョン、波音バージョンを購入しました。24分の3つ
のバージョンが入っていて、1.脳波をベータ波(通常の覚醒状態)からアルファ波、シータ波
へと徐々に下げていきデルタ波(深くリラックスした瞑想状態)へ。2.深いデルタ波から
始まって、更に少し深いデルタ波へ。3.深いデルタ波から始まり、その大半をそのまま維持。
そして徐々にシータ波、アルファ波へと引き上げ・・・。聴いていても単なる雨音や波音しか
聞こえませんから、とても心地よいです。疲れたとき、眠れないときなどにライト&サウンド
マシンではちょっと・・・という時に聴いています。
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・と、ここまで、脳波コントロールを突き詰めてきました。直近的効果もありましたし、
長くいろいろやっていると、それなりに脳波も落ち着いていることが多くなって
きている感じがします。(って、脳波は自分でも分かりませんが、全く眠れない日
は無くなってきてますし、睡眠安定度も増しているように思います。)
・そうそう、書き忘れましたが、片方の耳の聞えない睡眠障害の知人がいるのですが、
そうなるとバイノーラル・ビートは作用しないわけで、ならば「シューマン共振発生器」
はどうかと試してもらったのですが、中途覚醒が減ったようです。睡眠導入剤は未だ
飲んでいるようですけれど。
・しかし、「シューマン共振発生器」にしろ、「ライトアンドサラウンドマシン」
にしろ、外部から与えられるものであって、気功でいえば、いわゆる外気功みたい
なもので根本的治癒ではないように感じていました。とりあえず、眠れるように
なってきているので良いのですが。ただ、何となく疲れ易い感覚はそのままで、
やっぱり歳のせいなのかなと・・・・・。
・その後、FBで友人が、1分間で眠れる「478呼吸法」の紹介をシェアしていました。
「4・7・8呼吸法」というのは、米国の著名な健康指導者、アリゾナ州立大学
アンドルー・ワイル博士が提唱している呼吸法。「くつろぐ呼吸」とも言い、簡単に
でき、心を落ち着かせる効果もあるそうです。副交感神経を優位にし、リラクゼーション
効果抜群。大事な会議の前や、緊張状態の時にも効果があるそうで。また、呼吸法を
止めたあと超然とした気分になり、気分が軽くなったような感じ、まどろみのような
状態になります。それは呼吸が不随意神経系に作用してストレスを中和している証拠だ
そうです。さすがに1分間で眠りに付くのは難しいでしょうが、まあ、試しにやって
みるかー、という事で実践。
・方法はググると、あちこちに載っているので、ここでは呼吸法の詳細な方法は省きま
すが、4回鼻から吸って、7回息を止めて、8回かけて口から息を吐くというものです。
かつて、ウツっぽいときに、丹田呼吸法は結構長くやっていました。注意力が散漫に
なる場合もあるでしょうからお勧めしませんが、高速走行中にやったりもしてました。
・さて、この呼吸法ですが、私的には、かなり効果がありました。この4・7・8という
のは、4秒・7秒・・・というものではなく、この間隔で行えば良いようですから(?たぶん)、
初めて呼吸法をやる人も無理なくできそうですね。私的には、この4・7・8というのは、
ちょっと油断して呼吸法の最中に別の事を考えたり、慣れてくると数を間違える。
要するに、呼吸に集中していなければならないわけです。数を数えていないと間違える
わけです。これが慣れることなく続けていけるわけで、まさにヴィパッサナー瞑想
と同じ、流行の言葉で云うと「イマココ」の実践になると思われます。
・さらに、この呼吸法には、呼吸を止める、いわゆる「止息(しそく)」が入っています。
実際に息を止め、しばらくして、ゆっくり吐き始めると、アタマの辺りがフワ~っとして
気持ちいいんですね。日常の、吸って吐くというリズムを一時的に狂わせて、体内に
空気を蓄積する。それと同時に、吐く息が出ないから体はある程度パニックになる。
この刺激が心身に良いのだろうか?
ヨガにも止息法がありますね。そういえば、ある海洋生物探しをしていた頃、
シュノーケリングでよく息を止めて潜ったりしていたのですが、身体の調子が良かった
気がします。海に浸ったのが身体に良いのだと思っていたのですが・・・。
・発明家の政木和三さんは、幼い頃、虚弱体質だったそうですが、小学校に上がる頃、
お寺の住職に腹式深呼吸というものを教えてもらい、最初のころは、7秒間でゆっくり
息を吸い、それを下腹部をふくらませるように押し込んで7秒間止める。そして、
ゆっくりと7秒間で息を吐き出す(7・7・7呼吸法)、という方法を行いました。
こうした訓練を、毎晩1時間続けていくうちに、20秒間で吸い、20秒間止め、
20秒間で吐き出す(20・20・20呼吸法)、1分間に1呼吸ができるようにまで
なりました。腹式呼吸法を極めて身体も丈夫になり、脳波がシータ波になったり
(ご自分で確かめられたのでしょうか)、様々な発明をされ、脳波の研究もされた
そうです。
・小さい頃は銭湯で潜ってみんなで競ったり、水泳でも長く潜水しましたね。
「息を止める」というのは、身体への負担はどうなんでしょう?血圧の高い方には
よくないのではないでしょうか?やられる方は、あくまで自己責任で行って下さい。
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・さて、睡眠障害脱出のいろいろな事をやってきたわけですが、最後に紹介した呼吸法
がもっとも適していると感じ、日々、実践しています。個人的に、この4・7・8呼吸法を
丹田呼吸法などの手法も含めてアレンジして今に至っています。始めてから、たぶん
二ヶ月位になると思いますが、睡眠導入剤も飲まずに、良い感じに眠れています。
・また、この呼吸法は、睡眠にも良いのですが、仕事中や運転中に疲れたなあと感じた
後にやると、まるでエネルギーが補給されるように感じます。アタマの切り替えが
即座にできるというか・・・。睡眠障害の少し前に、何となく疲れが残るなあ、
歳のせいかなあと思っていたのですが、この呼吸法のおかげで元気の「気」が戻って
きたように思います。
・現在行っている、その「pawアレンジ478呼吸法」とは、
①口から息を吐き切る(お腹を凹ませ、お尻の穴をキュっと締める)
②4回数、鼻から息をゆっくり吸う(3回まではお腹が膨らむように、4回目で胸一杯吸う)
息を吸うときには、光の玉やエネルギーを吸い込むように感じながら気持ちよく吸う。
③7回数、息を止める。
このとき、7つのチャクラの下から上へ、順番に吸い込んだ光の玉やエネルギーを
置いていくようにイメージする。
④8回数、ゆっくりと口から息を吐いていく。
このとき、アタマの辺りがフワ~っとする時としない時があるが、その様子を意識しながら
吐いていく。最後に全て吐き切り、お腹を凹ませ、お尻の穴をキュっと締める。
⑤これを4回1セット。場合によっては2セット行う。
・「③7回数、息を止める。」の時に、身体に万遍なく光の玉やエネルギーが行き渡るように
イメージするときもあります。また、身体に調子の悪い箇所、喉が痛いときには喉に、
鼻詰まりのときには鼻に、その吸い込んだ光の玉やエネルギーを置いていくようにイメージ
することもあります。治りが速かったり、痛みが軽減したりするように感じます。
・最近はサボっていますが、最初の頃は、朝、昼、晩、お風呂で・・など1日4~5回
行っていました。不思議なのは、疲れを取りたいときには疲れが取れ、運転中に行っても
(危ないのでお勧めしません)眠くなるのではなく、運転疲れが取れ、寝る前にやると、
よく眠れるのです。(最近は寝る前に呼吸法を行わなくても、ぐったり睡眠モードに
入れますが)
・ここまでたどり着くのに半年近くかかりました。睡眠に関しては3~4ヶ月後には安定
し始めましたが。個人的には、シューマン共振発生器や4・7・8呼吸法は、即効効果
を感じましたが、自律神経系のバランスを良好にするには、時間がかかりますね。
何かを始めたら、最低でも2~3ヶ月は続けて実践しなければ効果は出ないかもしれ
ません。気が付いたら眠れるようになっているとか、疲れにくくなっている・・・こんな
感じだと思います。
・とりあえず、睡眠もそうですが身体の調子も良好なので、「pawアレンジ478呼吸法」は
ずっと継続していこうと思っています。また何か変化があれば報告します。(終)
ps:
時間のあるときには、ヴィパッサナー瞑想、活元運動、ライトアンドサラウンドマシン、
インサイトCDなども継続して行っています。(睡眠よりもリラックス、瞑想の補助として)
シューマン波共振発生器も適時使用。不調に陥ったときに、手玉がたくさんあるだけで、
何となく安心できますし(笑)これは、プラシーボ効果もあるかな?(笑)しかし、プラシーボ
効果も云わば、脳波をリラックスさせて(脳を騙して)発生する効果ですから・・・・信ずる
ものは救われる・・・・です^^
更にps:
これらの効果には当然個人差もあるでしょう。また、ググると、息止呼吸法やバイノーラルビート
は「危険」だと記載されているサイトもあります。私のブログの投稿に関しては、あくまでも私の
体験を記載したものであり、人様に薦めるものではありません。あくまで自己責任の領域だと
いう事をご理解ください。