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青田風を見る季節

2009-07-05 | 読書【未カテゴライズ】

スタニスワフレム「星からの帰還」(ハヤカワSF文庫)を新古書店にて50円で購入。

昔、読んだことがあるのですが、気付いたら本棚から無くなっていた一冊。

10年ぶりくらいに漸く見つけました。

レムは大原まり子「戦争を演じた神々たち[全]」(ハヤカワJA文庫)で触れられていた、

映画「惑星ソラリス」の話題からはじまり、どういった作家なのかと調べているうちに

出会った一冊。というよりもはじめて読んだレムの作品でした。

読んだ感想というか印象は、ストーリー的には何もないけど、

何だか深い話だったなという記憶のみ。

久々に、見つけた時の、おぉ!!、という感動の方が大きく、

中身のことはどうでもよかったりして…。

そういえば、ジョイン・ヨーレン「白い女神」(ハヤカワFT文庫)も

探してはいるのですが、中々見つかりません。

たまに、ヤフオクで出品されていますが、何だか負けた気がするので買っていません。


最近の読書はというと、

新潮社にだまされて買ってしまった山田詠美「ぼくは勉強ができない」(新潮文庫)の

カバー挿げ替えバージョンをさくっと読了。

何回読んでも、いろんなことを考えさせられる一冊です。

それから、椎名誠「新橋烏森口青春篇」(新潮文庫)を読みながら、

谷崎潤一郎「細雪 上・中・下」(新潮文庫)に挑戦してみようと思います。

とはいえ試験が近いので、何とも言えませんが。


追記:高校生の女の子が「ぼくは勉強ができない」を読んでいたので
   どう、おもしろい?と聞いてみたのですが、
   「年上の悪いお姉さんが出てくるだけの話じゃん。」
   と言われてしまい、ショック!!
   【勉強ができない】という意味のウラを感じとって欲しかったのに…。