スタニスワフレム「星からの帰還」(ハヤカワSF文庫)を新古書店にて50円で購入。
昔、読んだことがあるのですが、気付いたら本棚から無くなっていた一冊。
10年ぶりくらいに漸く見つけました。
レムは大原まり子「戦争を演じた神々たち[全]」(ハヤカワJA文庫)で触れられていた、
映画「惑星ソラリス」の話題からはじまり、どういった作家なのかと調べているうちに
出会った一冊。というよりもはじめて読んだレムの作品でした。
読んだ感想というか印象は、ストーリー的には何もないけど、
何だか深い話だったなという記憶のみ。
久々に、見つけた時の、おぉ!!、という感動の方が大きく、
中身のことはどうでもよかったりして…。
そういえば、ジョイン・ヨーレン「白い女神」(ハヤカワFT文庫)も
探してはいるのですが、中々見つかりません。
たまに、ヤフオクで出品されていますが、何だか負けた気がするので買っていません。
最近の読書はというと、
新潮社にだまされて買ってしまった山田詠美「ぼくは勉強ができない」(新潮文庫)の
カバー挿げ替えバージョンをさくっと読了。
何回読んでも、いろんなことを考えさせられる一冊です。
それから、椎名誠「新橋烏森口青春篇」(新潮文庫)を読みながら、
谷崎潤一郎「細雪 上・中・下」(新潮文庫)に挑戦してみようと思います。
とはいえ試験が近いので、何とも言えませんが。
追記:高校生の女の子が「ぼくは勉強ができない」を読んでいたので
どう、おもしろい?と聞いてみたのですが、
「年上の悪いお姉さんが出てくるだけの話じゃん。」
と言われてしまい、ショック!!
【勉強ができない】という意味のウラを感じとって欲しかったのに…。