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センター理B09

2009-01-18 | 教材研究

つぎに、さくっとセンター理科総合Bを解いてみました。

4問も間違えてしまった(84点)。

がっくり。以下不覚にも間違えてしまった問題の解説。


1-6 バナナにだまされた。実験の条件に最も関係ないものを選ばなくては。

3-1 クロレラは植物なので動物は食わない。ひっかかってしまった。

3-4 ゾウリムシは単細胞生物というのにひっかかってしまった。

4-1 季節変化を除いてトレンドを読むとC > B > Aなのですが、
   最大・最小で見るとB > C > Aであり、Bが赤道で、Cが北半球と分かる。
   ただ、南緯10度と北緯20度の二酸化炭素の変動差の原因となるという
   太陽と生命活動についてが本文中に具体的に何も書いていない気がするが…。

さて、全体の印象はえらく地学が多くなったなという感じです。

正誤問題の選択肢が多すぎて、時間がかかってめんどくさいです。

といっても、知識は相変わらずいらない問題が多いです。

地震については日頃よく耳にするし、進化についても常識問題ばかり。

生物分野が激変したのが気になります。

でも、一月ほど前に予想したとおり、

今回、“太陽放射と地球放射”と“地震”が出たので

良かったです。


次は化学ですが、頭が痛くなって来たので明日にします。




センター物理09

2009-01-18 | 教材研究

まず、今年のセンター物理を解いてみました。

昨年並とありますが、典型的な問題が多く簡単になった気がします。


第1問 小問集合 7題あります。

1-1と1-2 摩擦のある場合の加速度と距離の関係。非常に典型的な問題。
 
1-3 たぶん一番難しい。抵抗は c > a > b の順に小さくなる。
   ハンドルの重い軽いはたぶん、仕事のことをいいたいので、
   ハンドルのかたさは電流量に比例する。

1-4 これも非常に典型的な問題。糸の張力Tを持ち出さなくてもmgtanθは求まる。

1-5 空気に対する水の屈折率nがひっかけ。
   といってもnをそのまま計算すれば答えがでないので、
   途中で逆数にしないと、と気付くはず。これも非常に典型的な問題。

1-6 開口端補正か。と思ったら何も関係なし。これも非常に典型的な問題。

1-7 電力[W]と電力量[J]の関係が分からなくても解ける。
   計算がめんどくさい。

第2問 “本格的?な”静電気の問題

2-1~2-3 これは間違えてはいけない解説不要の非常に典型的な問題。

2-4 悪問。電気量1Cは、電流1Aが1秒間に運ぶ電気量のこと。
   これは物理Ⅰの範囲外という気がする。(載ってない教科書もあるはず)

2-5 単なる比の問題。簡単。

第3問 音波と光

3-1 速さ=距離/時間を使って,文字で置き換えるだけの問題。

3-2 定常波の波長がもとの波の半分になることを問うだけの問題。簡単。

3-3 ドップラーの問題。
   音源が観測者に近づく場合のみがデフォルトで、
   観測者が音源に近づく場合などは“参考”ではないのか?
   という気がする問題。

3-4 θを求める問題。計算する前からたぶん30°だろうなと思ったら案の定。
   何だかな~の一問。

3-5 これも典型的な問題。選択肢そのものに出題者の迷いを感じる一問。

第4問 力のモーメント、力のつりあい、熱力学

4-1 難しいものを期待したら、バネの伸びはどちらもd !!
   力のつりあいを求めるだけの昨年と全く同じ、簡単すぎる一問目。

4-2 ばねのもつ弾性エネルギーの問題。ただ割ればいいんじゃないかな。

4-3 重心の位置~。と思ったけどP点における力のモーメントを計算して終了。

4-4 この問題と次の問題が今年一番難しいと思うが、
   この手の単振動を体験しているものには朝飯前。

4-5 浮きの質量をmと勘違いしそうではある。
   運動方程式を立てて、4-4の答を使って消去すればよい。

4-6 熱力学TAとTCの関係も見ないと答えがでない。

4-7 太字で書いてあるとおり、外部に仕事をする = 膨張するときを正とする。


大問を解く順序は4→3→2→1でよいのではないでしょうか。

典型的な問題が多く、変な創作問題が少なかった気がします。

そういう意味では日頃から勉強してきたことをしっかり発揮できれば、

80点以上は堅いのではないでしょうか。


さて、次は理科総合Bを解いてみることにします。