マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

在日米軍はだれのため

2009年11月08日 09時15分27秒 | ひとりごと
先日の飯山さん騒動から、メインのシバちゃんよりこちらのブログの方がアクセスが多い。何か変な気分、まあ、いっか。
今回の新政権で一番論議を巻き起こしているのが沖縄の基地問題である。在日米軍の大半がそれほど大きくもない沖縄島にあり、在日米軍が本当に日本の安全を目的に駐留しているとしたら、我々は本当に沖縄の皆さんに感謝しなければなるまい。

もし米軍が撤退したら、即座に中国が上陸してくるとか、ロシアが北海道に上陸してくるとか・・・心配で夜も眠れなくなるのだとか。
まあ、そのあたりの議論に深入りするつもりはない、可能性としては誰も否定できないことなのだから。
しかし、そこはマヨ理論であります。
まず、なぜ日本には軍隊がなく、平和憲法が出来たかを考えましょう。せっかちな私ですから、いきなり回答しましょう。
①日本の上層部はまもなく朝鮮戦争が起きる事を知っていて、軍を持てば間違いなく最前線に送られることになる。もと日本であった韓半島で同胞と殺し合いをすることは避けるべきである。
②戦後の日本は低層階級を中心に不穏な空気に満ち溢れていた。仮に占領軍が引き上げてしまうと彼等が一斉に蜂起し国体を履がされるおそれがあった。そのために占領はなるべく長いほうが良かった。

これは八切さんの理論を元に私なりに解釈したものだが、八切氏が言うには、天皇は国内にいるサンカを恐れており、軍部が本土決戦を望んでいたのもかかわらず、国体転覆を恐れ早々と降伏したと述べている。
ここで私の意見を言おう。皇族にはいくつかの派閥がいて、天皇を戦争へ導いたのは薩摩を代表とする親英グループである。それに反対していたのは源氏系派閥であり、大アジアグループである。当然敗戦後、その親英グループは責任を取り総退陣すると思っていた。ところが彼等は居座り、国家の要職を占めることになった。
源氏グループ、つまり全国に潜む大江山衆は旧陸軍の軍事物資をひそかに備蓄していた。飛行機は洞窟に、戦車は地下に、とにかく本土決戦で数年は戦えるほどの準備は出来ていたのだ。親英グループはアメリカ軍にたよるしかない。
吉田首相はおそらくアメリカ軍を日本に駐留するように懇願したのだ。だからこそ費用は日本持ち、思いやりも出し放題になったのである。
つまり、マヨ理論からすれば、在日米軍は日本の支配者、特に親英米派を守るためにおいてあるのであり、決して日本を守るためのものではない。
特に沖縄はこういってはなんだが、日本民族とは異なり、厳密に言えば琉球人である。昔から薩摩にはひどい目にあっているうえ、戦時中は捨石にされたのだ。沖縄人の本土に対する不満は想像を絶するのは当然だろう。
昭和天皇も最後まで沖縄には訪問できなかったほどその彼等を恐れていたのである。米軍基地をおいてあるのはそれが理由であろう。
今回、平成天皇が親英派に見切りをつけ、久しぶりに源氏派閥に主導権を渡したのであれば在日米軍にはもう用事はなくなったのではないか。今回の政変は静かな、しかし大きな変革だったのである。
色々なご意見があるだろうが、アメリカ自体が本当に日本に駐留したがっているのかを私は疑っている。いまの装備を考えればグアムだけで十分と思っているのではないだろうか、本音はわからないが、アメリカが駐留を強く望んでいるというのは日本の中から出てくる意見であり、あたかもアメリカの声のように聞こえるが、櫻井さんみたいなのが声高に主張しているだけに思うのだが、違うだろうか、誰か聞いてきてくれ。