ＪＲは民間会社だから

頭の中が金正日で一杯で、今朝から何回かブログを書きかけたが、どうも上手くまとまらなくて、遂に夕方になってしまった。頭の中から北朝鮮を追い出すのに数時間を要してしまった。

さて、秋の行楽シーズンなのか、毎週末、高速道路が大渋滞だそうだ。先週、わが女房が老人会（高校時代の同窓会だとか）で伊豆まで行って来たが、大変だったそうだ。「前原さんに見せてあげたかったわ・・・」とパリ、
「あのね、高速を千円にしたのは麻生さんだよ、前原さんは何もやってないの。民主党としてもいきなりやめるわけにはいかないだろ？それに、それだけみんなが高速を使うなら高速道路をもっと必要だということだろ。」
「あ、そうかも・・・」

それにしても高速道路の混雑はちょっとひどいな。私は高速が嫌いなので、なるべく一般道路を使うようにしている。運転していても退屈だからだ。国道なら色々な店や公園や、そして何よりゆっくり走れば今まで見えなかったものが見えてくる。高速を使うのはやむを得ず時間を買いたい時だけである。
高速がそれほど混雑するなら、おそらく国道はガラガラのはずだ。みんなもっと賢くなろうよ、高速が無料になれば長距離トラックや商業車は間違いなく高速を使うようになる。そうなれば一般道や国道は空いてくる。これはひとつの転機かもしれない。いままでは高速代がもらえないトラックや商業車が国道を占領し、一般道のドライブインや飲食店はまったく廃れてしまった。
いま、民主党になり、ひょっとすると地域の再生が出来るかもしれない。
なにごとも前向きに考えようではないか。

それにしても、家族で行楽に行く場合の交通料金は高すぎる。４人家族でちょっと離れた遊園地へ行くとすれば、運賃だけで一万円ぐらいすぐに使ってしまう。これが高速道路で往復２千円なら、これは渋滞してもこちらを選ぶだろう。
高額な高速料金と比較しながら電車の運賃を徐々に上げてきた結果である。国民の所得はここ十年、まったく上がっていない。なのに公共料金だけは下がった事は一度もない。つまり、国民の負担は増え続けたのである。
高速を無料にすると鉄道やバス、そしてフェリーなどは相当の打撃を受けるだろう。当然だ。高速料金が高いから成り立ってきたのであれば、運賃を下げなければ誰も利用しなくなるのは当然である。運転する側からすれば楽をして目的地まで連れてってくれる鉄道はありがたいのだ。でも結局、値段でしょう。とりあえず、半額にすることですね。
今年の年末だけＪＲは値段を割り引くという。そうではなく、いつでも安くしてください。安くすればみんなもっと乗りますよ。国民はみんな鉄道を使うようになり、景気はよくなります。ＪＲも民営化したのだから経営努力してください。それが民営化なのでしょ？