マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

くだらないぼやきです。

2010年04月30日 05時55分40秒 | ひとりごと
貧乏カフェのオーナーは昨日の祝日(何の祝日化は知らないし、興味もないな。・・・・・)も営業しました。どうせ暇だろうからと、期待はしてなかったけどやはり暇だった。家に帰ってテレビをつけると、「連休初日の今日は・・・」というテレビのニュース。まったく腹が立つ。まだ連休になってないちゅーの。マヨちゃんも連休はあるけどカレンダー通りで、二日からだよ。
いつもそうなんだけど、私が連休初日に入るとテレビでは「連休も中盤に入り・・・」、これって誰の事を言っているのかな?みんなそんなに休んでないよ・・・。世の中には連休も働く人はいるし、休みたくないのに無理矢理休みを取らされている人もいるんだ。テレビを見るとこれだから腹が立つ・・・・ぶつぶつ・・・。向こうでうちの女房のパリが「また始まった・・・」と笑っている。

さて、休日を分散化させようという動きがあるのだという。これは実はオフィス街の商店としては大変に困るのだ。ただでさえ企業は雇用調整で休みを増やし、平日のお客が減っているのに、これ以上分散化されたらおそらくビジネス街の商売はほとんど成り立たなくなるであろう。確かに地方の観光地は集中する事が減り、年中平均して売り上げが確保される可能性はあるにはあるが、そんなにうまくいくのだろうか。親会社が休むと下請企業も休むのである。親会社が連休をずらすと下請けもずらす。しかし複数の企業へ商品を入れているところは全部にあわせることになり、逆に年中無休なんてことになりかねない。
せっかく単身赴任の父親が連休で家に帰っても、夫婦が連休が異なったり、仲間と会うこととが出来ないとか・・・・色々あるんですよ。長年日本の習慣でやってきた事をそんなに簡単に変えるのはだめですよ。
一体誰が言い出したのかは知らないけれど、サマータイム同様、よほどのことがない限り慣習を変えることはやめてもらいた。
さあ、今日も仕事をしましょう。

後書きです

2010年04月29日 06時13分04秒 | 小説
「マヨ博士の伝奇考」というのを一週間かけて書いてみました。いかがでしたでしょうか。
今までになく長編?だったのでやや疲れました。今はあまり物事を考えたくないですね。(といいながらもシバちゃんの方で超短編小説を書いたけど・・・・)その点でも本職の作家たちはすごいなと思います。もちろん十分な時間を掛け、綿密にストーリを組み、資料を山ほど用意して・・・・仕事とはいえ、緻密な人たちなんだろうね。そして頭の中の容量も十分あるんだろう。
私の場合はそんな緻密さのかけらもなく、ひたすらいろいろな事象を書き連ねていくだけだから、途中で脱線したり、結論がわからなくなりかけたりと、誠に不細工な話であります。いいんです自覚しています。別にこれで飯を食うつもりもないし、ただ、私の考えをわかってもらうための手段に過ぎないのだから。
今回の小説はいくつかの妄想と、いくつかの真実とを組み合わせ、小説だからこそ許されるところをフルに利用させていただきました。

この小説の最初に宗像教授のパクリであると断ったけれど、あの本もやはりいくつかの真実と著者の妄想を組み合わせている。そういう意味で今回の小説は書いていて今までになく新鮮で実に楽しかった。読者の方が面白かったかはわかりませんが・・・・。
いろいろな無関係と思われる出来事をできる限り関連させることは歴史を学ぶ上で絶対に必要な作業であると思います。こじ付けといわれようが、偶然に起きる事はめったにないのだから、何かが起きたとき、当然何らかの目的なり、帰結があるはずで、それらを関連付けてはじめて世の中の深層を理解できるようになるのではないだろうか。間違う事を恐れてはならない、真実といわれる事のほとんどはウソなのだから。みんなが知っている事はほとんどが間違っているのだ。
今回の小説も笑って読んでいただければ幸いであるし、そして書かれていることが真実でないことを願うばかりであります。

マヨ博士の伝奇考「アーク編」の8・・・完結編

2010年04月28日 06時09分44秒 | 古代史
さて、この小説はいつ終るんだと気してみえる皆様、もう少しです。もうしばらくお付き合いください。

「おはよう友子君」、「あら、おはようございます。いつもより遅いんじゃないですか?」、「うん、ちょっと気になる記事があってな、それを読んでたんじゃよ。」「なんでした?」
「うん、「世界戦略情報 みち」という情報誌なんじゃが、4月15日付けの巻頭言であの天童さんが「第三神殿建設は英国の中東分断工作」との見出しでイスラエルの第三神殿を取り上げてるし、別に「世界に波及するエルサレム第三神殿問題」というタイトルで藤原源太郎さんも同じ話題で書いてるんじゃ。ほんでもって、着いたばかりの月刊日本で山浦さんも同様な寄稿をしているんだ。」、「だから・・・なにが問題なの?」
「難しいから一言では言えんが、イスラエルのネタニヤフ首相とオバマの関係が悪化しとるちゅうことかな?もっと言うならロシアともギクシャクし、キルギスの政変、さらにはロシアのテロもこれが絡んでるんじゃないかといっているんだよ」、「えー、なんで?」
「結局だな、イスラエルはエルサレムの第三神殿を本気で作る意思を表明したのじゃが、しかし、その神殿が出来る時にはハルマゲドンが起き、ユダヤ人が大量に生贄になり、そのあと本当のメシアが現れる・・・・。つまり世界は一度破滅するんじゃな」、「それって本気なんですか?」
「さあ、私にはよく分からん。しかし、シオニスト達は本気でつくるつもりじゃよ。まあそれで、仮に神殿を完成させるとすれば、その真ん中には何かがいるのじゃないか?」、「あっ、それは神殿の真ん中にはアークの聖櫃があるんですよね・・・」
「な、聖櫃がいるじゃろうが。しかも完成にあわせるなら早急に・・・・」、「じゃあですね、日本に隠されているかもしれないアークの聖櫃は第三神殿の完成に合わせどうしても掘り出さねばならないって意味?」、「ちがうか?しかし神殿ができると、聖書によればハルマゲドンが起き、世界は滅亡すると・・・・。」、「マヨ博士は無神論なのに聖書の預言を信じるの?」、「ははは、私は信じんよ。しかし、世界には聖書の預言が実現するように活動している勢力がいるみたいだな。」、「やっぱしそういう人たちは狂信的なユダヤ教徒なんですか?」
「いや、そうではないな。単に仕事としてやっているのだ。仕事である以上、金のためと同じだがな・・・。いわゆるシオニストとはそういう連中のことだろう。」、「シオニストってのはよく聞くけど、やはりユダヤ人たちだよね?」、「そうは思わんな。たぶんユダヤ人が表の顔になっているが、裏はワンワールドの連中じゃろう。」
「それはいいけど、その第三神殿を建てることで何が起きてるの?」「つまりじゃ、その時世界は滅びるということだ。そんな事を望むのは人間じゃないわな。」、「そりゃあそうよね。」
「だから世界は今二つに分かれているんじゃ。シオニストに反対するグループと賛成するグループに・・・。」、「どっちが有利なの?」
「これは実は難しい問題でな、つまりこれもいわば八百長臭いところがあって、敵と味方に分かれているつもりが実はお芝居だったちゅうのはよくあることなんじゃ。」、「そうよね、ほとんどが八百長だというのが博士の持論だもんね。」
「最近では、ロシアはカソリックを応援し、シオニストの活動を妨害しようとしたら、お返しにバチカンの法王に児童虐待の醜聞が発覚したじゃろ。タイミングがよすぎるんじゃよ。八百長じゃないのか?」、「はい、そうですね。」
「まあ、しかし、世界が大きく動揺しているこの時期に、日本の天皇がパピルスを手に入れたとすると・・・。」「手に入れたとすると?」
「つまり、出エジプトのときにユダヤ人が行った恥ずべき行状が暴露されたとすると、そして聖櫃の中身がエジプトから盗んだ宝物だとばれると・・・少々シオニストたちもやばいんでないかい?」
「そうですよね。これは抑止力になるわね・・・」

「私の結論はこうだ。シオニストたちは第三神殿の完成のためにはアークの聖櫃が欠かせない。だから日本であるいは世界中で必死になってそれを探していた。しかし日本の天皇はたまたま手に入れたパピルスを秘密兵器として使うことを考えたんじゃよ。だから強気に転じ、英米ワンワールドの傀儡となっていた自民党政権を終らせ、民主党の鳩山氏を中心として大アジア構想を実現する政権を作ることにしたのじゃないのか。」
「えー?じゃあ今までの話が全部一本につながってくるってこと?すごい!私には想像もつかなかったわ。」
「まあね、私の憶測もたくさん入っているから全部を信じてはいかんぞよ。」、「ええ、でもいずれにしてもパピルスの内容は「言わぬが花」ってことかしら・・・。」、「うん、そうとも。知らないほうがいいこともあるんじゃよ。どうだくたびれたじゃろ、おもしろかったか?どうだい今夜、私と夕食でも?」
「いやよ、私はこれでも主婦なのよ、家には子供や亭主が待ってるの?」「えー?私とめし食うのがそんなにいやか?」、「ははは、言わぬが花じゃないの。」

「アーク編」おわり。お疲れさまでした。



マヨ博士の伝奇考「アーク編」の7

2010年04月27日 06時08分48秒 | 小説
「やっぱしうまいなー、マヨカフェのコーヒーは・・・、さすがだな、このブラジルの苦味、マンデリンの酸味・・・上手いでいかんわ。」。「あら、博士、てまえ味噌?」、「当たり前だろうが、自分でほめなきゃ、誰がほめる?」
「はいはい、おいしいですよ。で、日本は資源がいっぱい埋まっているという話の続きですよね。」
「そうそう、そこからじゃな。だから、日本は本来もっと採掘すればいいのに、政府は金が出そうなところを全部国立公園にしたり、国定公園にしてしまったんじゃ。」
「それってどうして?」、「たぶんじゃが、そこに聖櫃が隠してあると考えたのかな・・・?」、「だって、埋まってるところを知っていたら別に全部保護する必要はないじゃん。」、「いやいや、本当は場所がわからないということかもしれんじゃろ。」、「あっ、そうかそれもありか・・・」
「つまり、日本の中にそれを探している部族と、隠している部族が水面下で戦っていたんじゃな。まあ、詳しい分析は今後の課題じゃが、ひとつはっきりしている事がある。」、「それって、なに?」
「つまり、西武の堤氏は長野オリンピックのときずいぶん長野県の土地を買占め、怪しげな行動をしていたじゃろ。」、「そういえば、長野の松代には天皇家のための大規模な防空壕があるって話もあるし、何かと怪しいわね・・・」
「だから、私が考えたのは堤はこっそりと聖櫃を探していて、それを阻止しようとした勢力が堤を失脚させたんじゃないのかな。結果、彼はすべてを失ってしまったんじゃが。堤家はもともと皇室にうまく取り入り、皇族の財産を預かっていたのだぞ、どうして急に失脚したのかな?」、「そういえば、そうね。」

「ところで最近JR東海がリニア新幹線の計画を発表したわな、どうだ?偶然と思うか?」、「どうなの、そのルートに何かがあるの?」、「さあ、ルートが完璧に決まっているのかまでは私は知らんが、何がしかのヒントがあり、最終的には国土のレントゲン撮影をしないとわからんじゃないのか?」、「レントゲンですか?」
「そうじゃよ、東京から長野県にかけてレントゲンで調べればピンポイントで位置がわかる。つまり、そこを掘れば聖櫃があるんじゃろ。ただし、浅間山の火山があったりしてなかなか難しいんじゃよ。」
「で、どうやって調べるの?」
「そこじゃよ、昨日どうしてJ-PARCを見学したと思う?」
「えー?まさか・・・・」
「もちろん確信はないがな、私はそれが地球のレントゲンを取るためじゃないのかと疑ったんじゃよ。もちろん、金鉱を探したり、いろんな資源を探すのも目的なのかもしれんが・・・・」
「じゃあ、天皇家がそれをやろうとしてるの?」
「そうとは限らんぞ、逆かもしれんだろ?」
「だから・・・それをおしえてちょ」
「ははは、そうはいかんて、実は私にもわからんのだよ。」
「なんだー、つまんない・・・・。ところでさあ、パピルスを天皇が手に入れたわけでしょ。結局どうなるのよ?」
「うっ!厳しい質問じゃな・・・・」
マヨ博士は急にタバコに火をつけた。灰皿には火をつけたタバコがあるにもかかわらず・・・。
「なあ、友子君、今日は疲れたから、また明日にしようじゃないか。それじゃあな。」といって外へ出て行ってしまった。
「ねえ、マヨ博士、つづきはあしたよ・・・」
「おお、わかったよ。」、「まったく、都合が悪くなるとすぐ逃げ出すんだから・・・・」

つづく


マヨ博士の伝奇考「アーク編」の6

2010年04月26日 05時55分07秒 | 小説
「博士、おはよう。」、朝一番、助手の友子が出勤してきた。
「おお、友子君、おはよう。どうだったかな、昨夜は・・・」
「あったま来ちゃったわよ。最近の男って面白くないわ、話題がないの・・・、善光寺の地下トンネルの話をしたらみんなしらけちゃってさ、ついでに家康がすり替えだって言ったら岡崎から来た男とケンカになっちゃった。こんな頭の固い連中と話なんかできんでいかんわ。」
「おいおい、えらい剣幕だな。しかし、そんな話題は最近の若者でなくても引いてしまうぞ。今の人たちはあまり目立つような事はしないもんだぞ。」
「そうね、若い人たちより、博士の方がましね・・・」
「おい、ましねはないだろうが・・・、ほめたつもりかね・・・ぶつぶつ。
まあ昨日の話の続きでもするかな?

「まず、トンネルの話ね」、「そうじゃよ。日本にはトンネル堀が大好きな連中が多いとは前にもいったよな。」、「そうね、例のフィリピンで財宝を埋めたのもその技術よね。」
「日本は実はトンネル技術が世界一なのだよ。結局、アルタイ出身の鉱山師が太古の昔から日本に来ていたんじゃな。彼等は金が好きで、世界中に金を求めて放浪していたんじゃろ。彼等は私の持論ではクラスノヤルスクからバイカル湖を経てアムール河を下り、樺太経由で北海道に入ってきたのじゃ。そこからボートで本州へ入り、あの有名な青森の丸山三山遺跡は知っとるじゃろ?」、「ええ、日本の古代史がひっくり返るほどの反響でしたね。」、「つまり、日本の古代史は近畿から九州が中心で、中部から東北にかけては一切何もなかったような書き方をしとるんじゃよ。」、「ええ、まったくそうですわ」
「まあ、この話はきりがないが、少なくとも奥州の藤原三代や義経のジンギスカン説には密接に関わる事じゃから、またこんどゆっくり話してやろう。」、「はい博士、義経ジンギスカン説は私もすっごいロマンを感じるわ。」
「ともかく、日本には金山師という穴掘り部族がたくさんいたんじゃな、それは日本がプレート同士が衝突して出来た国土で、日本中に金が豊富に埋まっている事を知っていたからじゃろ。」、「えー?でも、そんなこと聞いた事ないですよ?」、「いやいや、それは知らせていないだけのことじゃ。火山国というのは地下で核融合が起こり、そこでプラズマ状態になるんじゃ。そこには金や水銀がざくざくなんじゃ。」
「ふーん、じゃあ日本は資源王国なのね。」、「まあ、思ったよりは豊かだということかな?以前に修験道と鉱山の関係を考察したことがあるが、空海や行基、さらには役小角等も全国を回って温泉開発や堤防の造成、あるいは寺院の建造をして回ったが、実際はたぶん鉱脈を調べとったんだわな。たぶんじゃが、空海は怪しい。彼は中国でアークの話を仕入れてきたんじゃないのか?」
「じゃあ、空海は見つける側なの?それとも隠す側なの?」
「うーん、難しい質問じゃな・・・、みんなで考えたいと思ってるんだが、ほんでな、前回徳川は隠蔽する側じゃないかといったんだが、それを指導したのは早い話、善光寺と関係の深い天海じゃ。彼は天台宗だから叡山だわな。空海とは対立関係にあるんじゃ。そのあたりは結構考えると深いぞ。そして、明治の廃仏毀釈の時、お寺がぎょうさん壊された事はしってるはな?」「ええ、もちろん。」、「それが不思議なことに修験道も禁止されたんじゃ。もちろん表向きには神さまと仏さまがあまりにも習合していて分離できないというのが理由なんじゃが、納得できんだろうが。」
「そうよそうよ、おかしいよそれ」、「つまり、明治政府はアークの聖櫃を守っている修験道を禁止したのかもな・・・。」、「逆もあるの?」
「どっちとも言えんな・・・、両方の可能性を考えるべきじゃないのか、決め付けると後で後悔するけんね。」、「つまり、アークのことを知らない人、知っていて探している人、そして知っていて隠そうと思っている人。この三種類あるわけですね。うーん、面白いわ。ところで、それほどの資源があるかもしれないのに、今はどうなってるの?」

うん、ちょっとコーヒーでも飲みながら続きをやろうか。

つづく