マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

なるようになるでしょう。

2011年01月30日 18時05分55秒 | ひとりごと
記事を書かなくても毎日一定のアクセスをいただいている。ありがたいやら申し訳ないやら・・・・、で格別これと言って書くことがないのだけど、ブログを更新します。

サッカー?私はサッカーには全く興味がなく、この話題はパス。それからエジプトの市民革命?これもマスコミの報道以外にソースがないのでとりあえずノーコメント。ただ、これほどの規模の反政府デモが偶然起きることはあり得ない。IAEAのエルバラなんたらが仮に指導者だとしたら何のことはない、単なる英国のやらせではないか?まあ、あまりよい話ではないと考えたほうがいいかな・・・。

国会開催中なのにダボス会議へ行きTPPの結論を6月には出すと講演した管さん。一番問題なのは、その時まで政権が持つのかということかな。

飯山さんのHPで、現在の中国遼寧省にあった古代北燕と日本の天皇の関係が取りざたされている。私と飯山さんは個人的に一度もコンタクトを取ったことはない。それにしては私のブログの読者は飯山さんとマヨとの主張がきわめて似通っていることに気がつくと思う。しかし、さっきも言ったように情報を交換したことはなく、似た結論になるのはまさに偶然にすぎない。
二人に共通するのは山形明郷氏の著書「卑弥呼は公孫氏」の読者であり、邪馬台国は日本列島にはなかったと考えていることである。あとの乳酸菌や北朝鮮の情報に関しては全く別の情報源なのである。それにしても気持ちが悪いほど似ているな…。

飯山さんは百済が遼寧省にあったと考えてみえるようだが、私はその当時の国というのは絶えず移動するものであり、現在の国家の形態、すなわち都があり、国境があり政府が確立しているいわゆる近代国家の形態で考えると大きな間違いだと思う。つまり、王とその側近、そして軍隊がある地域に駐屯し、そこに幕府を開いたところが国家だということである。早い話、鎌倉幕府というのも歴史には載らないが、東日本には京都の政府のほかに違う国が存在していたと考えるようなものである。

早い話、私は百済がどこにあったのかはわからないし、加治木氏の大阪説もまんざらでもないと思っている。ただし、本音を言いますと、百済が長野の善光寺にあったとすると面白いのにと思うのだが、いまだに何の手がかりも得られない。もちろん戸隠神社を訪ねたのもその裏付けが欲しかったからだが・・・、わかるわけないよね。

さて、植草さんの新著「日本の独立」をようやく読み終えそうである。このブログの更新を終わったら残っている10㌻ぐらいを読むつもりだ。(やれやれ、前なら一日で読み終えただろうが…情けない・・・)
この本の結論を言うと、日本の諸悪の根源は天下りであり、天下りさえ禁止すれば支配者の官僚支配はできなくなるし、事業仕訳などまったく必要ないほど補助金や交付金はいらなくなるというのである。少し引用すると、「民主党の細野剛志氏のブログ記事によると、特殊法人、独立行政法人、認可法人、指定法人などの天下り団体および株式会社の総数は4576で、天下っている国家公務員OBは2万822人である。これらの機関に投じられている補助金などの交付額は206年度上半期で約6兆円、年率換算で約12兆である。」・・・と。つまり消費税のほとんどが天下り先に投入されるということだな。
これは国家レベルの話であり、名古屋にも愛知県にも同じような地方公務員専用の天下り先があるのだから、すべて合わせれば税金が足りなくなるのも当然でしょう。
とにかく私たちは天下りの廃絶と減税を訴えていくしかないのである。
いよいよ来週は名古屋市長選・愛知県知事選・リコール選である。楽しみのような、すこしこわいような…、まあ、なるようになるだろうな。


長々と書いてしまいました。

2011年01月23日 11時40分33秒 | ひとりごと
ブログの更新がなかなかできなくて申し訳ありません。わが愚妻?が韓流ドラマを入手してくるのでついついそちらに時間を取られ、ブログがお留守になっています。
え?今は何を?・・・女人天下という、なんと150話もある長編です。李王朝に関してはほとんど知らないのでこの際、李氏朝鮮の雰囲気を味わおうということです。

先日さる読者の一人がうどんを食べに来てくれて、ついでに例の植草一秀氏の新著「日本の独立」という本をいただいた。例のというのは言うまでもない、いわゆる「手鏡事件」の植草氏である。私は月刊日本で彼のレポートを読んでいるので、彼がりそなインサイダー疑惑を叫んだため検察に刺されたことは承知している。したがって失うものは何もない彼の主張はかなり迫力があるし、もともと有能だっただけに説得力には事欠かない。
リップルウッドの長銀乗っ取り、そしてりそな救済の闇、さらには郵政民営化における竹中金融相の疑惑などなど、いまさらながら小泉政権下でのなんとも不透明な出来事を冷静にかつ深く分析をしている。今から思い出しても国民にとって小泉政権はなんと恐ろしい独裁政権だったのだろう。
ただひとつ気に入らないのは、これは副島さんや飯山さんなどに共通することだが、日本の政治は米国に支配されているという観念である。いわゆる日本は米国の属国であるという主張である。
しかし米国に支配されているとしたら、当然現在はオバマ政権である。ではオバマは米国を十分に掌握しているのだろうか?・・・そうは思えない。では米国を支配しているのは誰なの?こんな問題がすぐにわかるのなら苦労はしない。今住んでいる日本の支配構造すらはっきりわからないのに米国の構造などわかるわけがない。しかし、日本は米国に支配されていて太平洋戦争で敗戦した以上、これはどうしようもないというあきらめで済ませていいのだろうか。「そうか・・、アメリカには勝てないよな・・・」なんてことでいいのだろうか。

私は日本が米国に支配されたことなど一度もないと思っている。表面上は確かにそのように見える。しかし本当のことなど誰にもわからないのである。
外資に日本が乗っ取られるといわれた金融危機、しかし結果として日本で外資はどれほどの資産を簒奪しただろう。おおむね外資の金融会社は短期利益を追求し、日本人の感覚である乗っ取りではなく、利益が乗ればさっさと売却し次の投資先を探すのであり、結果として何兆円というほどの利益はあげてないのではないか。
結局、金融危機が終わってみれば日本の旧財閥にほとんどの産業が集約しているのではないか。国際金融資本は日本の金融危機でひと儲けできたかもしれないが、サブプライム問題でそれらのもうけは日本に吸い取られたではないか。終わってみれば太ったのは東京・三菱銀行と三井・住友銀行だったのである。都心や主要都市の一等地はほとんど一部の財閥系不動産会社が独占しているではないか。敵は本能寺にありなのだ。

陰謀論として「結果的に得をした人が主犯である」という原則からすれば、答えは出ているのだ。アメリカの誰がもうけたのか?たぶん円キャリートレードの結果、日本中でかっさらった財産は最終的に日本に還流し、日本の財閥の金庫に蓄積したのではないか?

これらは私の素人的な直感でなんら根拠はない。しかし、何でもかんでも米国が悪いという結論で満足していいはずはない。たとえ状況証拠として米国があやしいと見えたとしても「陰謀は最も犯人にみえないところにいる」という原則からして、逆に「米国ではないな・・・」とすべきだろう。
私は官僚たちが「外圧」を利用して政府を動かしたり、短期利益を餌に外資を利用するのは日本の支配者たちの常套手段だと理解している。マスコミを使いアメリカは悪者にし、本当の首謀者を隠そうとする、いわゆる目くらましの術である。

私には今のところ日本のドンの正体を見いだせないでいるが、どうか読者の皆様も米国悪玉説に簡単に納得されないようお願いしたい。官僚や検察、そして警察、裁判所、さらにはマスコミを自由に使いこなす人たちが今の日本の支配者であることは間違いなく、それが日本人なのか米国人なのかの問題なのだ。そして彼らは日本原住民の代表たる小沢を憎み、天皇の奉公衆である鳩山氏を失脚させたのである。今回の政変で逆に彼らの正体が少しずつ見えつつあるのではないか。

今、名古屋では市長選、愛知県知事選、さらには市議会のリコールのトリプル選挙が始まった。これは二大政党の枠をぶち壊す議員の良心を問う選挙となる。この選挙の結果は必ず日本中を揺さぶることになり、もはや国民は民主党にも自民党にも期待していないことが明らかになる。河村氏の作る地域政党、「減税日本党」が全国組織となり次の衆院選では小沢氏がその党首となれば良い。もう民主党は終わる。言ってみれば二大政党とは「搾取する側」対「搾取される側」の二種類でいいのである。減税は一つの姿勢である。つまり日本には搾取される人間のほうが圧倒的に多いのであり、民主主義の本質が多数決ならば搾取される国民が国を動かさなければならない、本来は消費税など大多数の国民が望んでいないのにどうして国民の代表であるはずの議員たちはそれを口にするのか?この怒りは名古屋の市長選で晴らすことにしよう。

大和朝廷は世論調査?

2011年01月16日 06時10分52秒 | 古代史
家のパソコン(XP)がだんだん動きが遅くなり、いよいよかな…、っていうことで、会社で使っていないVISTAマシーンを家に持って帰り試してみた。これもVISTA初期のマシーンなのでスペック的にはXPとあまり変わらない。でもメールチェックやネット巡回をする分にはまあまあ我慢できる範囲かな。最近は結構無駄使いが多かったからしばらくはがまん我慢。
ということで、今朝そのパソコンでブログを更新しようと思ったのだが、パスワードがわからない…、いつもは自動的に出てしまうのでこういうときに困る。そして会員制のサイトのパスワードも・・・・やれやれ。

さて、管政権の閣僚が発表された。失望したというより正直、絶望にちかい。そんな新政権に対し共同通信が集計した世論調査は支持率アップだそうである。いつもながら世論様の判断は一般庶民とは次元が違うようである。
何よりこの内閣は「消費税アップを公約」している内閣である。消費税アップを支持する人に私はお会いしたことはないが、アップを支持する人が54%もいるそうだから、世間さまとはどこの国の話なのだろう。
正直な話、今後の展開は全く読めない。この内閣で予算を通すことは困難である。したがって政権は相当な裏技を使わないことには・・・つまり小沢に議員辞職を迫ることと消費税をアップさせることで自民党と悪魔の密約を結ぶのではないか。

普天間問題で鳩山氏が退陣した時にちらっと思ったが、この消費税アップに関しては日本の本当の支配者がすでに決定している事案であり、もはや日本の民主主義ではどうにもならない段階なのではないかと思う。だから藤井財務大臣も途中で辞任し、そして次の財務大臣を務めた管さんも「もはや避けられない」と追いつめられたのではないか。
小沢氏等もそれを阻止するのは不可能と考え、ならば消費税を福祉目的税にすることで実を取り、ついでに反小沢陣営をこの際消費税と心中させることで一掃させてしまえと考えたのではないか。管さんも消費税に対する国民の反発を与謝野さんに負わせ、いつ引退しても構わないような引退まぢかの議員を閣僚に据えたのでは?

つまり、小沢氏も消費税に関してはもはや勝負あったと考え、次の選挙を視野に今は静かにしようということである。

日本には二つの政府があり、ひとつは見えている政府、いうまでもなく内閣である。しかし、もう一つ、大和朝廷という律令政府が存在している。世論調査というのはこの律令政府議会の評決だったのである・・・・本当かいな????

世界の歴史はシンプルなもの

2011年01月09日 08時21分30秒 | 古代史
飯山さんのHPは毎日必見である。昨日は「中国は日本の天皇に頭が上がらない」というような記事があった。そんなことマヨちゃんファンなら耳にタコである。
いきなり奈良時代へ戻らなくてはいかないが、平城京は不思議なことに当時すでに滅びていた北魏の首都の名称である。そしてその聖武天皇のところへ渤海から使者が来た。そしてその親書には「渤海の王と日本の天皇とは親子関係ではないですか、お互い仲良くしましょう。」と書かれていた。
一般的には渤海は高句麗の後継国とされるが、実際は北魏の亡命政権だった可能性が高いのである。
そしてその北魏は鮮卑拓跋族が支配した国で、隋も唐も言ってみれば鮮卑族が作り上げた国なのだ。中国はいくつもの国名に変化しているが、いわゆる漢族が支配した期間はそれほど多くはなく、歴史的に言うならほとんどが満州・匈奴系の遊牧民が支配してきたのだ。そして今でも北京政府の幹部、そして官僚達はほとんどが満州族に占められている事を忘れてはいけない。(満州族は優秀でしかも学習意欲が高く、官僚の大半は満州族なのだそうである。)

さて、北魏の王家、拓跋族は自ら「元」という姓を名乗った。「元」は「源」でもある。ここに義経がチンギスカーンとして皇帝に即位できた根拠がある。もちろん、モンゴル帝国が「元」であることは言うまでもない。
奈良時代から平安時代に源氏と天皇家は血縁を結び、その結果として清和源氏以下多くの源氏が誕生した。源氏の女性を皇室に送り込み、いわゆる貴重な「お種」をいただいたのである。つまり、源氏は天皇の血縁でありジンギスカーンが義経であるならモンゴル帝国は日本の天皇が宗家になるのである。さらに時代がすすみ、清朝の始祖、ヌルハチもジンギスカーンの末裔を自称した。その真偽はともかくとして、中国全土を支配するにはジンギスカーンの末裔であるということが絶対的な条件なのであり、満州はその出身地である。その満州に日本軍がこだわったのは歴史的に見ればまさに当たり前である。

京都皇統である堀川辰吉郎がなぜ紫禁城で暮らしていたのかの理由がまさにそこにある。英国を中心とする欧米各国のワールドゲームに対抗するため、京都皇統はツラン同盟に呼びかけ、アジアのど真ん中に反ワン・ワールドラインを築こうとしたのである。ただし、その試みは江戸皇統により無に喫した。それ以後、京都皇統は閉じ込められた神として身を潜めたと考える。

日本の皇統はいくつかの部族の習合で成り立っており、それ自体は犯すべからずの貴重な文化遺産に違いない。しかし、何度も述べているように権力は各部族に分割支配されており、やはり軍事・警察・司法を握る部族が圧倒しているようである。中国は確かに共産国家だが、それはあくまで建前で、実質は北京と上海で満州人対漢族の対立関係にある。

説明したように、日本も韓半島も、そして中国もすべて満州族の支配層とそれらに対抗する反満州というべきワン・ワールド族との二元支配になっている。私はそれらの満州族をツラン同盟と呼び、多神教同盟と位置づけている。対するワン・ワールドを一神教とするが、その根源をたどると、なんとエジプトのツタンカーメン時代まで遡ってしまったのだ。
世界の対立をキリスト対イスラムの図式で考えては何もわからない。キリストとユダヤ、あるいはイスラムの元はすべてアクエンアテン一神教から始まるのであり、ツランもまったく同じ時代にその対立軸として発生しているのだ。
菅さんと小沢さんの対立が政治と金の問題なんて小さな問題と考えてはいけない。エジプト時代から延々と続いている世界を二分する対立のひとつの現れに過ぎないのである。

年賀状に「マヨさんの歴史の話は難しい」と書いて来た人がいたが、そんなに難しく考えなくてもエジプト時代に始まり一神教の迫害を逃れた部族が匈奴やフン族、あるいは突厥、などに化け、最後に日本に到達したと考えればそれほど難しくはないと思うのだが・・・・。難しいかな?

今日から仕事モードに

2011年01月04日 06時23分40秒 | ひとりごと
この正月休みは空いた時間のほとんどを韓流ドラマ「イ・サン」で過ごした。このドラマは歴史研究にはほとんど役に立たないが、逆に現代の政治状況を知るのに参考になる。特に改革を進める王様に対し、最大派閥老論派の重臣たちがそれを妨害し策略と陰謀をめぐらすやり口が現代の政治を見事に描いている。その中でも濡れ衣を着せて逮捕し、拷問を繰り返す中で無実の人間を罪に陥れる図式はまさに日本の検察システムをそのまま描いたかのごとくである。
面白いのが、本来は善玉役で王様の側近中の側近だったホン・グギョンが権力に目がくらんだ結果敵に取り込まれ、最終的に流刑になってしまう。彼の権力の行使はもっぱら検察と警察力を不当に行使するものである。ドラマだから正義が最後には勝利するが、現実の社会では正義が勝利することはめったにないのである。私が韓流が好きなのは、日本の刑事ドラマ、検察官のドラマ、裁判官のドラマなどはいずれも国家権力が正義であるという図式であり、あたかも日本ではそれらが正常に機能している前提だからである。現在私たちが暮らしている日本には正義などほとんどないではないか。なぜ正義が行われないかの理由が韓流ドラマを見るととてもよくわかるのである。日本のドラマでは絶対に描かれない権力者たちの本音をわかりやすく解説してくれる。日本のドラマでは極悪人が犯罪を起こすが、韓流では普通の人が犯罪に手を染める様が非常に上手に描かれている。
李王朝は小中華として中華王朝のミニチュアであり、身分制度は厳しく、官僚にあらずば人間にあらずと言う典型である。その宮中での醜い争いのドラマを見ていると(もちろんドラマである以上、真実だとは言えないが・・・)まるで現代の日本の状況を見ているようでまことに興味深い。

さて、うどん屋の営業は明日からなのだがうどんの仕込をする必要があり、もうすぐ会社へ行かなければならない。長い休みは身体と精神には重要だが、休み前に残った食材を全部捨てなくてはならないのでロスは大きいのだ。
8時にうどん粉を捏ね、熟成後10時にプレス(いわゆる足踏み行程)、そしてさらに熟成し2時に麺線にする。その間はあまりやる事がない。仕方がないから久しぶりに焙煎器の煙突掃除でもするかな。
では、今日から通常生活に戻ります。皆さん良い正月でしたか?
まったく、お休みはあっという間に終りますね、でも、仕事をしている方が身体の調子が良いというのもちょっと寂しいものがありますが、皆様はいかがですか。