マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

お久しぶりです。

2011年06月26日 06時31分52秒 | ひとりごと
あーあ、やっぱり増税だな。復興税と言うなら期限を切るのだろうけど、なんせ、暫定税率とか言いながら何十年も暫定を維持する財務省なのだから、期限など最初から守る気はないだろう。そして本命は庶民をいじめる消費税だ。これは平成になって導入され、今回上がれば世界有数の税額になるだろう。皆さんはもちろん知ってると思うけど、欧米諸国がずいぶんと高率な消費税を払っていると伝えられるが、とんだ勘違いなのだから騙されないように。つまり、広くすべての商品に課税される国は少なく、ほとんどは食品などの生活必需品には課税されないのである。昔のようにぜいたく品には高額な物品税を掛けるのが一番正しいのである。もちろん、金持ちは怒るだろうけど…。
だから、日本は税率こそ低そうに見られるが、消費税収の総額は先進諸国に勝るとも劣らないのである。また、よく言われているのは輸出企業が得をする仕組みがあるようだが、まあ、細かいことは他に任せましょう。そうそう、奇兵隊さんが詳しかったかな…。

管さんがずいぶんその地位に居座っている。最初から「辞める」とは一言も言ってないのだから、自分から辞めることはないだろう。鳩山氏や原口氏は甘かったのである。
それにしても、解散を嫌がる議員が多すぎて、解散カードを持つ管さんは完全に優位に立ってしまった。国民を代表するはずの国会議員が自分の地位に執着されては国民はたまったものではない。
さて、原発解散という声がコメントにも来ていたが、いずれにしても管さんは解散に持ち込むつもりではないか。もう民主党は自民党とともに終わるのだ。政権交代の折のマニフェストが大幅に見直されつつあるのだから、解散総選挙は当たり前だろう。要は、早く解散すべきなのだ。見通しは全く立たないが、大変な選挙になるだろう。

チャコさんからのコメントで難しいパズルが提示されていた。
実は、私もそのパズルが解けなくて苦労している。一番の問題は、今上がツラン王かどうかである。現時点で私は今上はツラン王ではなく、次かもしくは裏天皇がそうなのではないかと思い始めている。もちろん、裏天皇がいるのかどうかも確信が持てないところだが・・・。が、「国民が知っていることのほとんどは間違っている」という原則からすれば、見えている天皇が本当の天皇かどうか疑うのは当然で、平成になってこれほど一般庶民が苦しめられているのである。今上がツラン王であるはずがない。むしろ、ツラン王が即位するまでにその根を摘んでおこうという意志が感じられるのである。つまり、ロシアとの友好、半島との和解、さらに中国との良好な関係、それらが見事につぶされている。それは鈴木宗男氏の失脚、小沢氏の起訴、鳩山氏の突然の辞任などに現れている。つまり、現皇統は反ツランでしか説明できないのだ。

次に、原発である。ズバリ、福島の現在の状況は人体実験中ということだ。「天罰」でもたらされた今回の震災は、人類が経験する最後で最大の放射能人体実験なのである。一体、人間がどれぐらいの被爆に耐えられるのか、実はそれほど多くのデーターがあるわけではなく、今回の社会実験で、人類は二度と手に入らない貴重な資料を手に入れるのである。普通の国の住民ならほとんどは故郷を捨て、現地に残ることは少ないだろうに、なぜか鎌倉以来、一所懸命の言葉通り、日本人は土地に対する執着心が強いのである。だから誰もが危険なことを承知で自ら実験に参加している。
よって、今後一年ぐらいはデーターの収集がしたいため簡単には解決させないだろう。そしてこの社会実験の結果、新しい基準値が設定され、原子力発電は新しい時代を迎えるのである。つまり、今後も原発を維持するとしたら、日本は世界で一番基本データーを持っている国になる。放射線に関する常識が大幅に変わる可能性は高いのである。放射能を浴びると癌になるという今までの常識が正しいかどうか、今度は身を持って確認できるのである。つまり、放射線よりタバコの方が有害である・・・、ってか?いやな話だ。

さて、猛暑である。気象操作を否定する人がほとんどだが、私からすれば「また操作してるな・・」ということである。聞くところによれば、東北地方や九州地方に記録的な豪雨が発生しているとか・・・私の住む中部地方はそれらの災害を起こすための余波なのだろうか。
気象操作自体はそれほど難しくはないようだが、自然のバランスを崩す以上、予期せぬ影響を及ぼすことが多いのである。もはや「天罰」すらコントロールできると思いあがっている人たちよ、今に本当の天罰が下ると思え!

女房のパリが骨折して以来、私の日々の暮らしに自由な時間がなくなり、正直、ブログどころではないのである。パソコンに向かう時間がないわけではなく、ゆっくり考える時間、そしてゆとりがないのである。新聞も見ないし、テレビもほとんど見ていない。情報という点ではまったく小学生並みの生活をしている。しかし逆に、くだらないマスコミの報道にさらされていないだけに、逆に大局がみえているかもしれない。
起こっている大半が茶番劇なのだから見ないで済むなら見ない方がいい。どうせ結末は見えている。結局、亀井氏はそれが見えているから一生懸命管さんを支え、これ以上悪い方向へ向かないよう努力している。しかし、現実にはもう手遅れなのである。平成はそう長くないだろうが、それを「自覚している人」は平成時代の完結に向けて最後の努力をしている、ツラン王が何もできない状況にするために。

ついでに関係のない話。
最近、朝のコーヒーのために夜水道水をペットボトルに汲み置きするようになった。なぜなら、朝一番の水道水がまずいからだ。名古屋の水道水は日本でも有数のおいしさだと信じていた。しかし、朝、自分で淹れるコーヒーの味がどうも納得いかない。何かいやな味がする。そこで、夜の汲み置きをしてみたところ、全然味が違う。夜、水を汲むだけだから実に簡単だ。名古屋は木曽川という恵まれた水源を持っている。しかし、その名古屋でもこうなのだから、東京などで水の商売が成り立つのも無理はない。皆さんはどうされてますかね…。

平成貧乏物語

2011年06月05日 09時47分23秒 | ひとりごと
久しぶりの更新である。最近の政治を見ていると、とても私の想像力では先を見通すことが困難で、どうしても論評を避けざるを得なかったということである。
で、どうなるか?そんなことは私にはわからない、はっきりしているのは、今以上に格差が広がり、一般庶民はますます貧乏になるだろうと言うことだ。

昨日、うどんを食べに来た青年と話をしていた。彼はパーキングメーターの監視員で、普通なら定年退職者が従事するような閑職で、本来彼のような若い人がやるような仕事ではないのだが、なにやら訳がありそうである。
彼はフィリピンに一週間ぐらい旅をしてきたという。
「観光に行ったの?」
「いや、観光ではなく、女房がフィリピンに居て、日本に来たいのだけどなかなかビザが下りなくて、僕が直接現地の日本大使館へ行けば話がつくんじゃないかと言われてね…。」
「あっ、奥さんは日本国籍がないんだ・・・。」、「そうなんだ、だからなかなかむずかしくてね・・・」
まあ、難しい話なのでこれ以上は割愛するが、肝心の話として、彼が言うには、現地の所得水準は日本のだいたい10分の1で、日当は何百円の世界だそうである。しかし、物価はそれほど安くない。マックのハンバーグも90円ぐらいだとか。
つまり、非常に生活が大変だということである。以前、やはり英国へ旅行してきたという甥っ子に聞いた時も事情は同じである。つまり、低賃金、高物価だったのだ。それに比べると、日本は高物価だが、高賃金なのだ。それが徐々に変化しつつある。
フィリピンがどうしてそれほど暮らしにくいかと言えば、華僑が搾取しているというのが常識である。英国は言うまでもなく超格差社会で、貴族階級が今でも富を独占している。つまり、大多数の庶民の所得を少数の貴族が搾取している図式なのである。

現在の日本はどうか?この所得構造が平成から変化し始めた。昭和は戦争さえなければ非常に良い時代だった。逆かな?戦争のおかげで民主的な構造で平等な時代を過ごすことができたと言うべきかな…。そして平成になり、今上さんが所得構造に不満を抱いたのではないか、つまり、「もっと上流社会の取り分をふやせ・・・」と。
そこでいろいろな改革?に手をつけ始めた。「お父ちゃんは庶民に優しすぎた」のであり、「平成は貴族に優しい社会にする」ため行政改革や構造改革を命じたのである。
貧乏人から金を巻き上げるのは消費税が一番手っ取り早い。平成元年に3%でスタートし、すぐに5%に上昇。今回の地震でいよいよ10%確定である。
その改革方針に逆らった橋本龍様、安倍ちゃん、福田君、鳩山坊ちゃま達はみんな不本意ながら辞任していった。その中で自分の役割を知り、命令に忠実だった小泉ちゃんは任期を全うしたし、菅ちゃまは二年連続でサミットに参加させてもらえたのだ。管さんも偉大なるイエスマンだったのだ。

天罰は日本の原子力推進派に対して下されたものである。しかしそれにより庶民は節電による不便さ、エネルギー転換による電力料金の値上げ、そして国債大量発行のための大幅な増税、さらにあらゆる原料の値上げなどと、徐々に地獄の苦しみを味わうことになる。

本来ならインフレになり、給料もそれに合わせ上がっていくはずであるが、現在はデフレである。給料は上がらないのである。つまり、日銀や財務省が市場に回る通貨を極端に絞っているため景気が良くならないのだ。解決法は、とにかく紙幣を刷りまくり市場にばらまくしかない。でも、政治家のほとんどは日銀に買収されており、政府紙幣の発行はあり得ない。つまり、もう我々は貧乏から抜け出せないということだ。
私たちに残された道は、貧乏でも楽しめる人生のおくり方を探すことだろう。なに、金ばかりが人生ではないのだ。