マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

米軍基地は持ち回りでいかが?

2009年11月26日 17時54分27秒 | ひとりごと
沖縄の米軍基地問題では与野党間はおろか、民主党内部でもなかなか話し合いが難しいようだ。
22日には社民党が「グアムや硫黄島」などの具体的な地名を上げ、県外移転を主張している。鳩山氏は名護市長選の結果を見てから県民感情に従って行動を起そうとする節が見える。

どうであろう、せっかく各県に飛行場が出来ているのだ。どこも発着する旅客機がなく、このまま行くとなぜ飛行場を作ったのだという批判が出るに決まっている。この際、自民党の支持者が多い地域には特にお奨めするのだが、国防意識の強い県にこそ米軍基地をお引取りいただいたらどうであろう。沖縄だけに負担を押し付けるのは本土の皆さんも申し訳ないと思うであろう。とりあえず、関空などは海の上だから騒音も関係ないし、ハブ空港にはなれそうにもないからちょうどいいではないか。
それとも一箇所では不公平だから、毎年持ち回りで国体開催県に米軍基地をセットしたらいかがかな?思いやり予算もサービスしてしまえ。
名古屋は常滑の新しい空港があるからちょうどいい。
毎日、米軍のアクロバット飛行を見せてもらえれば観客も増えるだろう。
日本の防衛をどうしてもアメリカに任せたい人は大喜びだろう。沖縄県民も喜び、親米派の皆様も、軍事オタクもみんなが満足するではないか。これで、決着だ。
いざという時に役に立つかはまったくあてにならないけれど、米軍基地がないと不安で夜も寝られない人たちには何よりの朗報ではないだろうか。

東アジアよりツランのほうが・・・

2009年11月26日 06時05分10秒 | 古代史
前の記事で、鳩山さんの東アジア共同体構想は危険だと述べましたが、誤解を招くといけないのではっきりしておきます。アジア共同体の考え方は大いに支持するけど、あくまで西欧に対抗するための緩やかな統合であり、各国の自主性を損なってはならないと言う事です。通貨統合や軍備までの統合は望まないのです。

さて、このブログは「シバちゃんのため息」の予備ブログとして誕生し、なんとなく更新しないと申し訳ないみたいな気分でやってきたんだけど、不思議な事にメインブログよりアクセスが多くなってしまった。はっきり言って、当日の朝、思いつくまま書いているだけで、シバちゃんに比べるとやや軽めである事は言うまでもない。

最近ここへやってきた人のために、私の考える歴史を説明します。シバちゃんをずっと見てきた人には、「またか・・」と思われるかも知れないけど、ちょっとだけ我慢してください。

古代史で私が一番注目したのは満州を中心に活躍した鮮卑族である。彼等がどこからやってきたのかは謎として、中国の史書で倭人を捕まえ、漁業に従事させたとあるのが西暦180年ごろである。これが檀石塊という。(私はこの人間が神武であり、朱蒙であると考えている。)この鮮卑族はいくつかの部族に分かれ、慕容氏、拓跋氏、段氏、宇文氏・・などとなり、満州一体で暴れまわったのである。私は、これらの大半の部族が日本に渡来し、藤原氏の四家になったと考えたのである。(四家すべてなのかは確信がもてないが・・・)つまり、藤原不比等というのは合成家系であり、本体は鮮卑だったという訳である。そして、鮮卑拓跋族は満州から中国北東部に北魏を建国している。さらにいうと、隋、唐もはっきりしているのは鮮卑拓跋族の国家だと言う事。

近江に渡来した佐々木源氏が仁徳天皇であり、これは北魏拓跋族と考えている。私の考えではここから全国の源氏が始まっている。また、韓半島南部にあった安羅国は鮮卑慕容氏であり、飛鳥は安宿といい、安氏の住むところという意味で、聖武天皇の皇后、光明子は安宿姫であり、安氏つまり、鮮卑慕容氏である。(ただし、安氏というのはいわゆる唐の時代に起きた安禄山の乱の首謀者、ソグド人と同族と考えられ、東アジアを裏で動かしていた知能集団である。私は彼らが各地で戦争を引き起こしたと考えている。いわゆる文化の伝達も担ったが、武器や情報も運んだのである。)

それらの鮮卑藤原氏を圧倒したのが匈奴系の突厥で、私の想像では唐も日本も彼らの支配下に置かれたものと思っている。この突厥はフン族そのものであり、彼等の大帝国は日本から黒海まで達する広がりを持つものだった。この広がりが拓跋族の末裔である義経に与えられ、モンゴル帝国になったと考えたのだ。

最近知ったのがツラン同盟という言葉で、第二次大戦の前に日本が計画した「河豚計画」というのがそれで、シベリヤに抑留され、満州に逃げてきたユダヤ人というより、カザール人を満州へ収容し、豊富な資金を提供してもらいつつ満州国を作ってしまおうという考えである。自ら義経の末裔であると主張する清王朝はその皇帝になる権利があったのである。

これは飛躍しているようだが、自ら源義経の末裔と考える清朝と、フン族の一部であるカザール人と、天皇家と親戚関係にある藤原家はみんな同祖ではないかという実は日本史には現れない真実がそこにあったのである。

このことを考え付いた時、私は一晩眠れなかった。なぜなら太田龍さんから学んだ世界の陰謀はほとんどがカザールユダヤの陰謀であったからだ。世界の悪の中心であるアシュケナジーユダヤと日本の天皇家が同祖であっていいものだろうか。
しかし、国策として、満州にユダヤ国家を作ってしまえという考えがあったことは歴史的事実なのである。英国によって生み出されたナチスの工作により、日本がドイツと同盟を結ばされた段階で、この計画は水泡に帰した。しかし、日本はドイツの手前ユダヤ人を弾圧する振りをしながらこっそりと保護したのである。


私がこのような事を言うのは、日ユ同祖論を語る人のほとんどは、日本人がヘブライ人のユダヤ人と同祖であり、カザールユダヤこそ諸悪の根源と語る陰謀論者が多いからである。真実は多くの人の語る正反対にあるという原則からみて、逆にカザールこそ日ユ同祖の本命であることが一番隠されなければならないことなのかもしれないのだ。カザールから満州までの道は、シルクロードのような砂漠地帯を考えると非常に大変なのだが、いわゆる北部の草原の道を使えばいとも簡単に到達できたのである。
ここで、私が日ユ同祖論を肯定するわけではない、あくまで日本の支配者の一角にそのような家系・部族が入っていると言う事である。誤解のないように。

最近私のブログを見た方は、私のこの考えに付いて来れないかもしれないが、今述べた考え方を歴史的に並べてみれば一本の線でつながるのだ。これは壮大な歴史であり、全ユーラシアを貫く大きなドラマなのである。ツラン同盟という考え方は実に歴史を学ぶ人に大きな示唆を与えるものだ。これは単なる思い付きではなく、ここ数年間に蓄えてきたすべての努力から得られた結論なのである。

本当をいうと、東アジア共同体よりツラン同盟の方が歴史を学ぶ上でははるかに面白いのだ。