マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

モーゼは海を渡ったのか?

2021年05月29日 17時50分03秒 | 歴史の翻訳
実は明日、愛知県のコロナ大規模接種会場である名古屋空港特設会場へ行くことになってます。95歳になる母が接種を望んだためです。私自身は宗教?の(うそですが・・・)関係でワクチンを受ける予定はありません。ただその信念を母親に押し付ける必要はないから本人の希望通りにすることにしました。
今回のコロナ騒動はワクチンの接種が広まらない限り終わりそうもないので、なるべく早く接種が進めばいいと思う反面、得体の知れないワクチンを広めることに大きな不安も感じています。まあ、最初から落としどころが決まっていることなのだから、私がどうすることもできない。まあ、なるようになるとしか言えないな。ワクチンをうつのも打たないのも自由なんだから、私は打たないリスクを負うことにする。

さて、ずっと歴史捏造の歴史を勉強しています。一か月ほど毎日本を読んでいる、と言っても時間もないし、仕事で疲れているのでそれほど長時間できるものでもない。ただ、中国の歴史、もっぱら史記なのですが、これがすべてオリエントの歴史の翻訳であるという話で、細かいことはともかくとして、調べてみると意外に比較は単純で、大まかなところはすぐに納得できてしまう。もちろん単純じゃない部分もあるし、比較が困難な部分は多々ある。しかし、頭脳明晰な歴史学者たちがこれらに気が付かないはずはないし、逆にあまりにも明白なため今さら誰も言い出さないというのが現実なのじゃないかとも思う。そう、今さらそれを明らかにしたところで誰も得をしないし、失うものが多すぎるから「嘘はうそのまま置いておこう」としているのではないだろうか。ただ私も大好きな中国の古代史の歴史物語がインチキとなるとあの「関羽と劉邦」とか「三国志」は一体何なんだよー、ってことですよね。

ことはどうあれ私は歴史捏造を知らんふりするわけにはいかない。何よりもオリエント史と聖書の食い違う理由が、ひょっとすると中国史とオリエント史の比較であぶりだされるかもしれない。また、オリエント史を中国史に翻訳するテクニックと同じことが日本史や朝鮮史にも使われていることは当然で、手法さえわかれば、逆に日本史の構造もわかる可能性がある。また、良く分かっていないトロイ戦争が白村江の戦いのことだとわかると実際の戦いの真実が見えてくるかもしれない。
またその昔、木村鷹太郎氏の主張した邪馬台国エジプト説も現在では確信に変わりつつある。それは倭国自体がエジプトからギリシャへ移動し、その後スパルタ、中国の中原を経て日本へやってきたルートも納得できる。

鹿島昇氏によると春秋戦国時代の魯の国は北朝イスラエルであり、南朝ユダが宋の国に相当するという。アブラハムから魯の歴史「魯世家」を調べるとモーセは恵公弗湟にあたる。魯の歴史とヨセフ、ヤコブらのエジプト時代は良く対応する。しかし、モーゼの行ったとする出エジプトに当たる事件は起きていない。鹿島は旧約のその部分は創作で、司馬遷は創作された話は知らなかったのではないかと述べる。つまり、バビロン捕囚時代のユダヤ人がやがてバビロンを脱出し聖地に帰ることができるという先例を、つまり偽造したのだと。
さて、「歴史は西から・・」の一番のハイライトはヘブライ王国の時代設定で、一般的な年代ではなく約500年ほど古代へずらしている。このことによりソロモンに会いに来たシバの女王が実はエジプト女王ハトシェプストであることになると述べる。
このことで謎の多いアメンヘテプ2世の宗教革命がユダヤ一神教だったこともわかるのだ。これは紀元前16世紀のことである。
すると「ユダヤ人の起源」で指摘されているところの「メルエンプタハの碑文で示されたように、エジプト脱出が行われたとされる紀元前13世紀にはカナンは全能のファラオの支配下にあり、モーゼはエジプトから脱出はできないし、すでにカナンにはイスラエルと言う名前の小文化集団がいたことが分かっている」との記述と矛盾しなくなる。
エジプトで起きた宗教革命とユダヤ教のつながり、そしてモーゼとエジプト王との関係を旧約側は隠蔽したのか?

まあ、こんなちっぽけな真実のかけらを集めているので勉強はなかなか進まない。
また、何が面白いかわからないと思う人もいるかもしれないが、私にとってはまったくワクワクする作業なのです。
少しずつ発表したいと思っていますから待っててください。

参考資料 歴史捏造の歴史①(鹿島昇 新国民社)、歴史捏造の歴史②(鹿島昇 新国民社9
歴史は西から東へ(稲葉太郎 鳥影社) 史記解(鹿島昇 新国民社) ユダヤ人の起源(シュロモーサンド 
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数字は科学だ。

2021年05月15日 19時01分38秒 | ひとりごと
さて、なかなか更新できず申し訳ありません。たくさんのコメントが入りとても賑やかなのは楽しいのですが、実は記事にしようとしている事柄があまりにも多く、簡単にはまとまらないということで、内心少々焦っているところです。まあ気長に待っていてください。

今週に入り愛知県も再び緊急事態宣言下に入ることになってしまった。まったく、収まるどころかますます感染者数が増えつづけ、いよいよ五輪中止が現実味を帯びてきています。私の知りたいことは感染者数だけではなく、検査数なのですが、なかなかその数字をすぐには得ることができない。移動平均では困るんだ。ただ、現実の検査数(各地区での・・・)がなかなか出てこなくてイライラする場面が多いですね。
さて、個人的には五輪をどう思うかですが、実際のところ日本がオリンピックの開催地として立候補すること自体が疑問だったわけで、中止になったとしても別段構わないと思っています。しかし、ここまでくると、愛する日本が国際的に窮地に陥ると考えると何とか格好だけでも開催してもらったほうが良いような気もしてきます。ていうか、やっちゃえ日本!。
で、問題は中止するにしても「誰が中止を発表するのか?」という問題になってくる。昨日のネットニュースにその回答が出ていた。https://news.goo.ne.jp/article/bbcworldnewsjapan/world/bbcworldnewsjapan-57125337.html
要は、IOCのみにその権利があるようなのだ。いずれにしても中止となると・・・・その損害は考えたくもない規模になると思うが、保険でどこまでまかなえるか、まあ一国民が心配しても仕方がないっか。もともと縁がなかったとあきらめることですな。
まずロゴマークのパクリ事件、競技場の設計変更、竹田氏の辞任、マラソンの開催地変更、森氏の辞職・・・まあ、良くこれだけ騒ぎが起きたものだ。それだけこの大会を中止させようとする派閥が頑張っていたわけで、もうあと一歩、首の皮一枚でつながってます。あとはバッハさん次第ということになりますね。

さて、先日まゆみさんからロシア革命に関する動画が紹介された。で、じっくり見たわけではないのですが、少し気になることは数字の誇張です。聖書はもちろんですが、世界中の歴史書に載せられている数字には眉唾物が多いと感じます。
ロシア革命で殺されたロシア人は3000万人!とありますが、まさか額面通り受け取るとは思いませんが、しかし「とてつもない」数字だと印象付けられます。ひと昔前、木村愛二さんの「ホロコースト神話のうそ」という主張を読んだことがありますが、その当時、「ホロコーストはなかった」と書いて廃刊になった月刊誌が出たことがあり、一時結構注目を浴びたものです。記憶があいまいですが、確か虐殺されたユダヤ人が800万人・・・・一体どこで死体を処分したんだ?と突っ込みたくなりますが、それを真実として受け入れざるを得ないのが現実なのです。ADL(名誉棄損防止同盟)という米国最大のユダヤ人組織が怖ーいのです。
インドのコロナ感染者数は一日40万人、いくらインドの人口が多いとはいえ、一体全体一日にどれほどの数の検査がされているのだろう。陽性率は5%前後から15%ぐらいとして、インドでは毎日最低でも500万人ぐらいのPCR検査が必要となります。まずもって信じられない・・・。日本の検査数は10万程度?(どうして移動平均にするのか分からないが…)インドはどのようなテクニックを使って検査をしているのだろう。たしか帰国したがっている日本人がPCR検査をしてもらえないので帰国できないと嘆いていたが・・・。

さて、名古屋の河村市長が以前、南京虐殺で30万人が殺されたという中国の主張に対し「そんな数字を認めるわけにはいかない」とし、それを押し付ける南京市との姉妹都市関係を解消したことがあります。そのような事件があったことは認めるが、その数字を認めるわけにはいかないという立場です。基本的に私も同じです。
ロシア革命もホロコーストも、もちろんロシア革命でのユダヤ人による虐殺は間違いなくあったのは事実だろうと思います。が、数字の誇張には抵抗があります。
現在「ユダヤ人の起源」と、同時に「歴史は西から東へ」を同時に読んでいますが、数字の誇張は当たり前で、その数字を認めることは歴史が科学ではなく文学になってしまうので注意が必要になります。
現在世論調査が毎週発表されますが、電話によるアンケートを実施しているのは事実でしょうが、あくまでそれは千人規模で、それを科学技術でもって日本全体の意見とみなしているわけです。内閣の支持率などはいつも私のイメージと乖離します。ただ、選挙の時の予想得票率の正確さは驚異的で、開票と同時に当確を出す技術は「まるで操作している」のかと思うぐらい見事なものです。
まあ、そんなこんなで我々は常に「正しい数字」と「意図的な数字」の両方に囲まれ生活をしています。これらを瞬時に「正しいと思われる数字」に変換する技を持つ必要があります。

さて、現在何を研究しているのかですが、中国史とオリエント史は同じものであり、倭国の歴史もその中に含まれているという話で、以前のべた「倭国の支配者はスパルタから来ている説」をもう少し具体的にしたいと思っています。
エジプト第十八王朝(BC1570~1292)はあの有名なアメンヘテフ4世の宗教革命の時代で一般的なダビデ・ソロモンとは時代が違うはずですが、これを同一にするとソロモンと結婚するシバの女王が実はハトシェプストだということが分かる。要は、川に流され女王に救われたというモーゼの神話がどうして生まれたかにつながります。
聖書の最大の秘密とはひょっとすると一番不都合な真実とは「モーゼはエジプト王の子供だった」ではないのか。この辺を慎重に裏付けているところです。
まあ、歴史を楽しむって言うか、小説でも書いている気分になりますね。

うそはばれないほうがいい?

2021年05月02日 06時47分21秒 | ひとりごと
さてと、今日から連休です。何から始めよう・・・・ですね。幸い名古屋は非常事態が発令されていないので街は普通に動いているはずです。調べると松坂屋の美術館でサンリオ展をやってる!うちのパリは大のキティラー、行かなくちゃ。天気は不安定ながら、まあ大丈夫でしょう。
あと、時間はたっぷりあるのでフルーツケーキを何本か仕込んでおこうかな。フルーツケーキは本当は一か月ぐらい熟成させるのが本当で、作ってすぐ食べるとそれほどおいしくないとか・・・いつも二三日で食べちゃうのでもったいないよね。今回は一週間ぐらい熟成させてみよう、もちろん毎日ラム酒を塗るのだぞ。
フルーツケーキも卵白と卵黄を別々に泡立てる別立て法や一緒にやっちゃう両立てとか、混ぜるだけでそれほど泡立てない方法などいろいろやってきた。今はふくらみの良い別立てでやってますが、どれが一番いいのか、誰か知りません?

さて、お勉強はもう何回も読んでいる本、鹿島昇大先生の「歴史捏造の歴史」を教科書に、それをもう少し展開している「歴史は西から東へ」を読むと決めている。
さて、みなさんは中国史の黄帝とオリエントのサルゴンが同一だということを信じられるでしょうか。まあ、スタートはここにあるわけですが、もう一つ、老子はサムエル、孔子がエリア、史路はエリシャ、孟子はアモス、さらに言うと、ソクラテスは壺丘小林、烈士がプラトン、荘子はアリストテレスがそれぞれのモデルだという、信じますか?調べたくなりませんか。

これらの話を検証するには気の遠くなるような作業が必要で、私の手に余ります。が、肝心なことは支配者は常に移動し歴史を書き換える。メソポタミアのウバイド文明が世界に散ってゆく段階で歴史も持参して現地で歴史を捏造する。つまり自らの存在を正当化し原住民を圧倒する。要は、最初は武力で従えるものの、それだけではいつまでたっても落ち着くことがない。で、正当化すると同時に宗教を教える。おそらくはショックドクトリンという手法を使うのだろう。死の恐怖を味合わせそのあとに救いをもたらす。まあ、しばらくの間真実を知る人がいても、時間とともに真実は忘れ去られ、善政さえしていれば支配者の正当性だけが残る。

なぜ中国史はオリエントの歴史を書き換える必要があったのか、また朝鮮史は正しいのか?日本史は何処まで信じるのか?
トロイ戦争は日本史の中の白村江の戦いだったということも書いてある。高句麗がヒッタイト?エジプトが日本、ギリシャが倭国、百済がミタンニ、新羅がイタリア?まあ、そんなことはたいした問題ではない。肝心なことは、歴史書の役目は単に支配者の正当性を示すだけではなく、オリエントの歴史に書かれていないことが中国史の中にひそかに隠されていて、両方を読み解くとそれが見えてくる、みたいな、いわゆる暗号書でもあるということ。支配者たちは次の世代に自分たちの正しい歴史を伝えるためにこっそりと真実を残しているはずです。もちろん口伝は基本なのですが、やはり書物は捨てがたいでしょう。

オリエント史は幸いなことに石板として大量に残されていて現在もどんどん発掘調査されている。それらをすり合わせることでかなり正確に歴史を復元できてゆく。ただし、聖書にしか残っていないことも多々ある。まあしかし徐々にそれらも解明されつつある。
それはもう隠しようもない事実として現れ、最終的にキリスト教の権威は失われることになる。支配者たちがキリスト教を信じていると思っていますか?彼らにとって宗教は単なる道具です。ウソがばれたら別の宗教を作ればいい。まあ、その日はそれほど先ではないかも・・・・楽しみ?冗談じゃない、ショックドクトリンが起き、そのあとに宗教が現れるんです。つまり、キリストのウソがばれる時、戦争が起き民衆は死の恐怖に直面する・・・どこかで聞いたことがありませんか、それが千年王国の始まりになるのです。
キリストのうそはばれないほうがいいのかも。