マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

自民党の戦略とは・・

2009年11月20日 06時17分08秒 | ひとりごと
朝一、サムライさんから、飯山さんの談話室へ書き込んでいた「金正日は日本人だった」に関する投稿が、スレッドごと削除されているとの連絡が入っていた。確認すると、確かに削除されている。きのう私は間違いなくそれを読んでいる。

この件はサムライさんが飯山さんへ連絡し、調査することになっている。ちょっと不思議なことだ。また、続報します。

さて、亀井さんの金融支援法案が強行採決された。これを見ていてどっちもどっちなのだが、自民党の戦略が見えてきた。
つまりすべての法案に反対することで、民主党にすべて強行採決させ、与党を絶対多数にすればこのようなことになると国民に訴える。そして、来年の参議院選で少しでも多くの当選をだし、民主党に自由にさせないようにする。
少数野党としてはそれしかないのかもしれないが、国民はうんざりするだけだ。しっかりと提出された法案の問題点を主張し、議会で、マスコミでそれらをはっきりさせることが民主主義の基本ではないか。単に、多数の横暴を叫ぶなら、まず自分たちが一体どれほどの暴力を行なってきたか反省するべきだろう。

それにしても、過半数を制したものが法案をすべて通す権利があるという、今の議会制度は根本的に間違っている。51%の賛成があったとしても49%の反対があるのであれば、せめて三分の二までぐらいの賛成が得られるよう努力すべきである。
そんなこと言ったら法案が通らない?それでいいんじゃないか。法案を簡単に通しすぎるのだ。
さらに、党議拘束というものを禁止すべきである。民主党だろうが、自民党だろうが自分の信念に従い、自由に発言し民主主義の理想を追求すべきである。
今のままでは、国民は民主主義の欠陥ばかりが目に付き、早々政治を見放すだろう。

名古屋の河村たかし氏の市民税10%削減法案は、市議会が妥協して通過させることになったという。議会も市民の声を無視できなかったのである。しかも市議会は自民党や民主党すべてが談合した結果である。そんなに解散が怖かったのか?でも、河村さんも前途多難である。今後を見て行きましょう。

市町村の場合、アメリカの大統領制に近く、河村たかしのような専制君主が出現する危険性は確かにあるが、議会対首長の対決のほうがお互いに解散や不信任の切り札を持っているだけに真剣に思われる。
大統領制が必ずしもいいとは思わないが、現在の日本の国会運営を見ていると国民の姿が見えてこない。残念なことである。

今回の強行採決はどっちもどっち。自民党も決して支持を得られないであろう。