マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

またもや東京へ行ってきました。

2021年11月28日 10時43分29秒 | 日記

金曜日にK氏から電話があり、徹夜会議をするので参加するようにとのこと。もーう、たださえ仕事が忙しく週末ぐらいのんびりしたいんだが‥‥とはいえ、たっぷり時間があれば今まで聞けなかったことも聞くことができるかも・・・という魅力には勝てず、「はーい、何とかします。」ということで土曜日仕事を終えすぐに東京へ。

K氏と天孫の三人で夕食を済ませS氏の執務室へ・・・ほいで、やっぱし徹夜になりました。あーあ、せっかくアパホテルを取ったのに朝一時間だけの利用でした。ちょっともったいない。

主な議題はもちろん発酵発芽玄米の進捗状況の説明です。用地の確保、そして第一次生産のための工場建設費用の捻出はほぼ目途も付き、それに合わせた販売体制の確立・・・まあ割合順調に推移しているようです。

で、私の仕事は? とりあえずサンプル出荷をした先からの意見をまとめること、会員の募集、出資者の募集などかな。

先日からサンプル出荷をしてきましたが、今のところ反響がそれほど来ていません。お試しで購入された皆様へお願いです。いい悪いは問わず、ご意見をメールしてくださいな。コメント欄でも構いませんこの場をお借りしてお願い申し上げます。また、この際、もう一度お試しキャンペーンをしますので申しこんでください。ただし、今度は5kgのみとします。代金は2500円に消費税200円、送料が750円、合計3450円になります。

会員価格で買えるチャンスですよ、

palio@beach.ocn.ne.jp へ名前、住所、電話番号をお知らせください。

さてと・・・玄米の話ばかりではなく朝まで色々な話ができました。その中で中長期的に重要なことがありますのでここでお知らせします。

いわゆるエネルギーの転換が本気で行われます。つまり、現在のガソリン料金は多少の変動があったとしても高値で推移するだろうと。要は、ガソリン車がなくなりバイオエタノール車やEV車になる。ガソリンが高くなるので相対的にバイオエタノールに転換することが自然に思われるように導くのだという。

また、一時ソーラー売電価格が下がり魅力が失せたソーラー発電ですが、また補助金を投入することで脱石油を推進する方向のようです。つまり政府がというよりも、世界全体で石油から再生可能エネルギーに転換する方針はこの五年で達成されるであろうということです。現在、世界の石油王といえばご存知ロックフェラー、コロナ騒動で大儲けの裏で石油産業はどうなってゆくのだろう。

ついでに余分の話を一つ。S氏から「ところでマヨ君、皇居は外国だということを知ってるかね?」と言われる。「外国だよ。いうまでもなく中に住んでる人たちは日本人ではなく外人だよ。だから皇宮警察は警察ではないんだよ。さあ、マヨ君、明治天皇が東京で最初に会った外国の要人はだれだったかな?」

「エジンバラ公ですよね。」、「そうそう、そこで天皇がもらったのは何だったかな?」、「ええ、ガーター勲章ですね。」、「勲章というが、Order  of Garter、つまり命令とか指示の意味がある。日本の天皇は英国の子分になったということだよ。バグパイプの流れになったわけだ。」

さて、発酵米のプロジェクトリーダーであるK氏は鍼灸の先生で大手大学病院にお勤めである。したがってコロナに限らず最先端医療の真っただ中で仕事をされています。そこでコロナの話を伺ってみた。

まず医療関係者としてワクチンは接種したかというと、実は接種してないそうで、ただし表向きは接種したことにしているのだとか、またそのような医者は結構いるそうな。

ウイルスが存在するのかをたずねてみました。ウイルスは簡単に作ることができ、先日も研究員がコロナウイルスを作ってしまったと騒いでいたという。つまり、現在世の中に出回っているウイルスはすべて人造のもので、石油化学工業のなせる業だそうな。で、コロナウイルスは感染するのですか?と聞くと、簡単に感染するものは重病にはならなくて、重病になるものは感染力が小さいのだという。通常の空気感染ではなかなか感染させることは難しいでしょう。やはりケム?かな。

現代の医療は主に石油化学工業の発展とともにあり、要は石炭から石油にエネルギーが転換するに際し最も大きな問題が石油精製に発生するごみ、つまりナフサをどいうものであった。支配者たちは100年先を見て行動を起こす。ナフサ処理のめどがつかない限り石油へのエネルギー転換はやるわけにはいかなかった。だから世界各地に石油コンビナートを作りナフサを消費させるよう動いた。その中でパスツールの細菌の発見もあり新しい医薬品の開発が始まるし、化学繊維の生産も始まる。石油には特殊な性格がある。それは石油の汚れは石油でしか洗えないことで、石油から作ったウイルスは石油で作ったワクチンでしか洗えないということか。

石油から再生可能エネルギーへの転換が行われるのは既定路線になっているが、余った石油の処理をどうするのかは私にはわからない。ワクチンを作るには石油の量は多すぎますね。すぐに需要がゼロになるわけではないので今後数十年をかけてゆっくりと油田にふたをしてゆくのかな。

 

 

 

 

 


東京へ行きました。

2021年11月23日 07時46分28秒 | 新規プロジェクト

日曜日(21日)に東京へ行ってきました。S氏からの指令で「主食革命プロジェクト」の中心となるK氏に面会するためです。おそらくメソヴァレーの社長は天孫になると思いますが、何せ皇統は歴史的に「物を決めてはいけない」と決まっているからNO2が重要な役割を担う。そのNO2に会うことが今回の東京行の目的でした。

K氏はいずれ明らかにしますが今のところぼかし入りにしておきます。さる大手大学病院で鍼灸治療の先生をはじめたくさんの役職を持っているかたです。大事なのは「マヨ君」の古くからの読者なのだそうで、先方の方がこの面会をたのしみにしていたみたい・・・。

大学の会議室にて私とK氏、そして天孫の三人でプロジェクトの進捗状況を確認、今後の方針などの打ち合わせをしました。メソポタヴァレーへの第一歩としての主食革命プロジェクトのこれまた第一歩の始まりなのだからこれは大事な会合だったわけです。

課題は言うまでもなく資金の調達、販売方法、今後の展開などが議題でしたが、まあ公表するほどのことはないでしょう。

そのあとS氏と待ち合わせしファミリーレストランで雑談をしました。雑談と言いましたが、実はS氏が私に対し質問攻めをします。質問というか、今までに教えてきたことをどれぐらい記憶しているかの試験みたいなもので、冷や汗だらけでした。

先生が現在の世界情勢で気になることのいくつかを披露されています。一つがウクライナ情勢で、「クリミア戦争が勃発しかねない」との危機感を持っているようです。要はクリミア半島を併合したロシア側は黒海全体をロシア海軍の支配下に置こうとしていて、それに対しNATO側は自由航行の権利を主張し米国第七艦隊を出動させロシア側に圧力をかけている。一発触発とはこのことで・・・・というような話ですが、この場合、NATO側とは基軸機構側で、ロシア側はシオニストではなく〇〇宮側を指します。

しかし問題はこればかりではなく、米国は台湾周辺からベトナム近海までで「自由な航行」作戦を実施しています。

「航行の自由」作戦には、他国が航行の制限を課そうと試みている海域に米海軍や軍用機を派遣する活動が含まれる。作戦の目的は、国際社会がそのような航行の制限を容認しないことを明確に示すことだ。

米軍はここ数年、中国が領有権を主張する海域に対して何度も作戦を展開してきた。昨年も、中国による人工島造成で資源が豊富な南シナ海の領有権をめぐって域内の緊張が高まり、米軍が作戦を実行した。

米軍は昨年10月、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内にミサイル駆逐艦を派遣する作戦を遂行。島の付近にいる米軍の軍用機は、近づかないように警告されてきた。

米軍のパトロール活動に対する中国の非難にもかかわらず、カーター米国防長官は、米海軍がこの地域で活動を続けると表明した。」

さて、この場合米軍とは基軸側で、中国はというと、習政権ではなく李嘉誠側、長江グループを指します。こちらは東インド会社側かな(やや自信がないが…)。

このように太平洋側の海域にも一発触発の地雷が埋め込まれていて戦争をやりたいグループは活動を活発化している状況だという話でした。

もう一つ、スマフォの写真を見せていただきましたが、三日月の写真なのですが、実は三日月ではなくボヤっとした半月なのです。これはなに?

実は宇宙空間にばらまかれている大量の太陽光パネルが映り込んでいるということらしい。

これらは米中が争うように宇宙に放出している衛星だという。これらのパネルで太陽エネルギーを吸収しそのエネルギーを電磁波に変え地上の発電所へ送るというのは表の話、実はレーザー兵器だというのが裏の話。

これらの技術は日本も開発、現実ははるかに進んでいるようで遠くの宇宙空間においても米中の覇権争いが盛んなのだそうだ。

雷が大暴れすることが多いと思いません?案外これらの兵器が実験しているかも・・ですよ。

与太話をひとつ。私が「秋〇宮は天皇になれますか?」と聞くと「彼は天皇になる家系ではないですよ」とのこと。あぁそうか、ロマじゃないんだ。

中身のない記事を書いてしまいました。とりあえず東京へ行ってきたという話でした。

 


日本の支配者はどこから?

2021年11月14日 09時50分16秒 | 歴史の翻訳

読者の方からハプログループに関するコメントがありました。

Y染色体を調べることで人類の移動の実態が分かるという優れものです。ただし男系に限るためすべてが分かるわけではないし、また調査した数量(人員?)に依存するため絶対的なものではなく、ある程度の傾向が分かるということでしょう。

しかし、私が調べているのは支配者たちのことであり、一般的?な日本人、まあ普通に日本に暮らしている人々の出自にはそれほど興味はありません。ただ言語学的にウラルアルタイ語系に属している以上、ウラル・アルタイ地方からやってきた人々が全土に広がったのだろうと。しかしどう見ても南方系の人も、まさにモンゴロイドの見本みたいな人も、あるいはペルシャ系のエキゾッチクな美形、ロシア系、半島系・・・まあ、日本は人種の坩堝なのですよ。

まず、今はブログごと消えてしまったのですが「集団ストーカー」さんがとても素晴らしい記事を書いていまして、その中にドルイドの大航海時代の地図があります。以下にそれを載せますが、その前に煩悩さんの記事から日本へやってきたイスラエル族の分類を引用します。

********** 引用ここから**********

「大陸の地殻変動により現在とは陸地の状態が大分異なっていたようです。この日本列島到着第一陣は、現在の中国、ロシア方面を産地とする黒曜石を矢じりの材料として日本に持ち込み、青森の十三湊を拠点として、日本全国に交易していたようです。縄文時代の武器の元締めで、仙台辺りに都を築いていたようです。そしてBC7世紀のアッシリアを出た北イスラエル族が、シルクロード、朝鮮半島を経て、遥かに遅れて第2陣として日本列島に到着し、出雲に都を作ったと言われています。これが地祇系です。第3陣は紀元1世紀にローマを出た南イスラエル海洋族が、稲作と天孫降臨伝説を日本列島にもたらしたとされている訳です。しかし第1陣の別動隊は地中海方面に向かいサルディーニャを中継基地にしていたとの事で、第2,3陣の祖にもなってしまいます。日本列島での古代文明区分では、1,2陣が縄文族、3陣が弥生族となり反目になります。

■天神系・・・アラスカから日本に入った流れ【第1弾】
■天孫系・・・ダビデの父エッサイからの南イスラエルの流れ【第3弾】
■地祇系・・・アッシリアを出で朝鮮半島を経た北イスラエルの流れ【第2弾】

************************

白状すると、実は私は長いこと勘違いをしていまして、第一陣を地祇(ちぎ)だと思っていました。ある時S氏から指摘されましたが「まあ、大した違いではないから訂正する必要もないだろう。」と言われ訂正せぬままここまで来ました。実際、第一陣と第二陣は密接で、実際のところこちらを北朝、天孫族を南朝としてもそれほど間違いではないというのが現状のようです。

要は天神族はレビ族で、レビ族の系図を調べれば当然エフライムも権利が出てくるということで仲が良いのでしょう。

さて、集団ストーカーさんの描いたドルイド第一次大航海時代の地図です。要は船で川という川をすべて遡っていったわけでロシアのエニセイ川をさかのぼりそこから草原の道を通りバイカル湖から沿海州へ着く。そこからまた北海道や青森に至る。これが最古のドルイドと日本とのかかわりと考えます。

第一次はBC4000から5000年ぐらいと考えられます。つまり氷河時代を終え再び活発に活動を開始したころでしょう。つまりユダヤ教も一神教もない時代ですから自然崇拝のドルイド神官が指導していた時代と考えられます。

これは第三次航海の図になりますが、これはBC4000と記されやはりまだイスラエル王国も存在しない時代です。ここは地中海からペルシャ地域の侵略を表わしています。

重要なのは古代デーン人が地中海のサルディニアからクレタを経てエジプト、イラクに入る経路が描かれていることで、この神官たちは第一次のドルイドと同族で最終的に日本でこんにちはとなる落ちがあるわけです。

さて、最後にWIKIからハプログループの地図を載せます。

これを見ると人類の移動の実態はわかりますが、これがすべてではないこともわかります。歴史の解明はそれほど簡単ではないということですね。

ただ、ハプロの地図を眺めるとバイカル湖やギリシャが世界の中心みたいになっています。言ってみれば渋谷の交差点状態ではないですか。

さて、今週はこれらの地図を眺め皆さんも支配者の気分になって世界征服の計画でも立ててみてください。

今からフルーツケーキとマドレーヌを作らなければならないので今日はここまでです。

 

 

 

 


格の違い

2021年11月07日 06時55分14秒 | 歴史の翻訳

数年前、無料でイラストレータCS2(アドビ社のソフト)がダウンロードでき、このソフトでうどん屋やカフェのPOPを作っていました。とても優秀なソフトでプロの道具になっているものです。当時10万円ほどしたソフトが無料で使えるということでとても重宝していました。ところがある日突然ソフトが壊れ、修復が不能になりました。フォトショップCS2はまだ使えます。

買えばいいじゃないかとお思いでしょうが、現在そのソフトはダウンロード版しかなく、毎月定額で使用料を払うという形式になっています。年に何回かしか使わないソフトに月々何千円はあまりにも過酷です。

店のPOP が色褪せとても不細工になってきましたが、ソフトがなくては何ともなりません。エクセルやワードでもできないこともないのですが、貧乏人の私はそれらすら持っていませんていうか、なんとかそれらを使わずに工夫しなければなりません。

で、Inkscapeというソフトを見つけました。使ってみると慣れていないのでまだまだ不自由ですが、イラストレーターでできることの大半はできるみたいです。毎日少しづつ勉強していますが無料でこのレベルのソフトが手に入るというのはありがたいことです。

フォトショップで画像を切り抜きイラストレータに張り付け印刷するという手順でしたが、インスケープは線ツールでくり抜きクリップという処理で出来上がります。さあ、がんばりましょう。

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昨日いただいた3388さんのコメントへの返事を兼ねて書いてみます。

S氏に出会う前は私も陰謀論に凝り固まっており、いわゆるユダヤ人が世界を支配しているんだという妄想にとりつかれていました。太田龍氏の本をむさぼり読みましたね。

ところが結論から言うとユダヤ人というのは民族でもなんでもなく、単にユダヤ教を信じれば誰でもなれることを知り、さらに旧約聖書に描かれる約束の民の存在自体が怪しげで、要はアッシリア近辺で勢力を伸ばしたウバイド文明の指導者、つまりドルイド神官に操られた単なる放浪者の群れだということが分かってきたのです。

とはいえ、彼らは専門職の職人や農業、灌漑のプロ集団であり優秀だったことは間違いなく、各地に移住し差別されながらも実質的にその地域を支配するという高度な手法を身に着けてきました。

同じような放浪民族にロマ人がいます。菊の紋章を持つ民族で、一般的にはジプシーと言われています。彼らは世界中各地で差別され悲惨な放浪民とされていますが実は情報を収集し、独自のネットワークを作っていたという。その差別された民族ですが、日本を支配する天皇家は実はロマ人だと言われています。面白いですね、差別されいじめられている人たちが実は日本を支配しているのです。同じように、日本人は朝鮮人を差別してきましたが、実質日本を支配している支配者はほぼ朝鮮民族です。ユダヤ人も差別されながらも実態は貸金業で世の中を動かしていたと。このように最上位の人たちは皮肉な仕打ちを民衆にし笑っていることでしょう。

ウバイドはトロイ戦争の後、アルメニア方面からシベリア経由日本へもやってきました。また、本体は中国の中原から朝鮮半島を経て日本にもやってきます。別の部隊がアルメニア、ウクライナ経由でドイツ地域に入ります。これがのちにフランク王国を作りドイツ、イタリア、フランスの元になります。さらにドイツから英国に渡る連中がいわゆるアングロサクソン人になります。

アルメニアからウクライナあたりの民族がいわゆるアッシュケナジーユダヤと呼ばれますが、もともとこれらの民族はコーカソイド種であり、ここからアーリア、セム、ハム種が出ます。

アーリアというのはイラン人という意味を含んでいますがヒットラーが主張するアーリア至上主義はインド北部に移動してきた民族で彼らこそが世界を支配する権利があるという話になります。つまりこのアーリアの下にゲルマンやウバイドがいて〇〇宮こそがアーリア本部にあたると。どうもこの本部は8つの民族で構成されているようなのですが今のところ詳細は聞いていません。ただ八岐大蛇の伝説があるように、八という数はそそられますね。

序列でいうとアーリア<〇〇宮<ウバイド<ユダヤ・・・になるわけで、要はユダヤなどは駒になるわけです。その頂点など我々には見えるわけないですね。

さて、インド北部の上にアフガン高原が広がっていますが、そこがツラン高原となります。ここはモンゴロイド人種が多数います。彼らは騎馬民族でフン族、匈奴となりアジア全土を駆け回ったわけです。彼らは実をいうと世界帝国モンゴル帝国を打ち立てています。チンギスの血はロシアをはじめアジアでいまだに王族の中に存在しているはずです。ハンガリーというのはフンガリー、フィンランドはフンランドで彼らは周りのスラブ人とは違うという認識があるはずです。実はこのツランはトルコから中央アジア、シベリア、朝鮮半島から日本へとつながってきます。これらを女真族と呼び今でも隠然たる力を持っていると考えています。なぜならモンゴル帝国が蓄積した富はいまだにどこかに隠されているとみるべきでその後継である清王朝も北京政府の中に生きていることでしょう。

現在日本の中にもロシアと仲良くしたいという派閥がいるのです。〇〇宮にとって彼らは結構手ごわい存在ではないかというのが私の考え方になります。

以前、月刊日本という雑誌を購読しいわゆる正統派右翼の心情に触れる期間がありました。その著者の中に栗原茂というすごい?人がいました。彼の論文が一部公開されています。http://ashidasan.web.fc2.com/kurihara/319abs_26700701.html

引用します。「前1213年~1203年のエジプト王メルエンプタハの代に、海賊衆とリビア人の連合体がエジプト本土を襲ったとき、ファラオの軍は浸入軍を撃退させており、その際に敵方の戦死者名と捕虜の数を記録に刻んでいる。さらに、前1182年~1151年のラムセス三世の代に、再びエジプト領内に侵犯した海賊集団がおり、その際にも撃退に成功したエジプトは初めて海賊集団を「海の民」と記録に刻んだとされる。これらは神話トロイの木馬を解く発掘調査と関連するなど、本稿も前記したので繰り返さないが、東地中海に巣立つ群雄割拠とヒッタイトの行方を追えば、そこにはユダヤを解く以上の問題が潜んでいるはずである。実はそれがツランと気づいても、その本義は意の理に順うほか分かるまい。」

相変わらず栗原氏の主張は難解だ。私はなるべくわかってもらいたい一心で分かりやすく書くが、彼はそうではなく、分からない奴には用事はないと切り捨てるがごとくである、がそれだけ奥行きのある文章ではある。

先日来、木村鷹太郎氏の古代史を研究していたのですが、実は古代オリエントの最大の謎はアッシリアとヒッタイトさらにはメタンニがいつの間にか消滅してゆくことです。つまりトロイ戦争にその謎が詰まっていると。これを日本に当てはめると白村江の戦いで百済と倭国が負け、唐と新羅が勝つ。しかし、唐はなぜか周と名を変え、倭国は日本に代わり、そののち高句麗は滅びる。時代はまったく違うが、アジアとオリエントで同じようなことが起きている。これは偶然ではなく、トロイの戦いの真実をアジアの歴史で明らかにしようとしたのではないかと思うのです。唐はエジプト、ヒッタイトが高句麗、ミタンニは百済、イタリアが新羅、日本がギリシャになります。で、アッシリアは周です。この謎解きは今のところ仮説にすぎず、もう少し時間が必要です。

ついでにイスラエル王国の建国について書いています、栗原氏は「前1182年~前1151年の在位ラムセス三世は、古代エジプト史上において最後の大王(だいおう)といわれ、葬祭殿マディーナト・ハブ神殿に刻む海の民に関する記録の重要性は今も史家の能力が問われる史料とされている。以後この第二〇王朝は前1070年で幕を引くことになり、三世以降ラムセスは最後の一一世まで連続使用の呼称となる。この間アテン信仰は海の民の中に芽生えた信仰ツランと並立するかのように、すでに放浪やむなき移住生活を強(し)いられていたが、その絆を刻む住民基本台帳を整え終えると、ユダヤと名を改め天啓一神教の確立を目指す準備期間としていた。前1000年の前後はオリエント全体が低迷(ていめい)し、列強も内向き傾向を示しており、小国家群にも自主性回復の機が訪れ、実体なき建国宣言が行なわれても、大した問題にならないため、ここにユダヤはイスラエルという曖昧(あいまい)な言葉を選び建国宣言だけ発し、以後その既成(きせい)事実を積み上げることに専念ひたすら富の形成に励み、覇権に狂う列強を操る存在に活路を開いていった。」

さて、そのアッシリアはペルシャに滅ぼされ、そのペルシャもアレクサンダー大王に滅ぼされる。これは決して偶然ではなくアッシリアの世界戦略のなかで、本体は裏政府となり手先としてユダヤ人を官僚とし、ヒッタイトやツランなどの騎馬民族を兵士として雇い、世界各地に散り各地に拠点を構築しようと考えたのではないか。

いずれにしてもオリエントの歴史で一番の問題は年代が確定できないことで、旧約聖書を歴史書と見るかおとぎ話と見るかということか…。

 

コメントの返事とはかけ離れた話になってしまいました。言いたかったことは世界には格付けされた階層がありトップに神官がいてその次に裏の王国が来て、さらには表の王国が来て、その下が現実の世界です。

我々に見える世界と裏の世界では国境の概念が全く違っています。米国が日本を動かすというのはあるかもしれませんが細かく言うと「米国を動かしている派閥の一つが日本を動かしている派閥を動かした。」ということになるのかな。ややこしいですが、現実はもっとややこしいと思います。