マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

米国債は冷や汗もの

2011年07月31日 08時17分28秒 | ひとりごと
石原都知事は「天罰」と述べ、その息子がいう「天」がいろいろな災害を引き起こしている。中国の鉄道事故、新潟地方やソウルでの豪雨災害、これらすべてを偶然の災害と見るのは勝手だが、少なくとも8月2日にアメリカ財務省の金庫が空っぽになるのは偶然の災害ではない。
ドルはいつの日か紙くずになるように仕組まれており、来週早々がその日になる可能性がまったくないわけではない。もちろんそうならないよう、現在オバマ氏と上院、下院それぞれが最後の話し合いをしているところである。一般的な観測として、デフォルトはないが、トリプルAの格付けは維持できないだろうということらしい。
では、日本にはその危険性はないのか?それは十二分にある。国債を発行している限り避けられないのである。
根本的な話、国家の持つ紙幣発行権を行使しない限り、どの国も常にムーディーズみたいな単なる民間格付け機関の顔色をうかがわざるを得ないのであり、世界経済が一握りの民間人の思惑でいかようにも出来る現実に疑問の声を上げないマスコミも彼らの仲間である。

さて、菅政権である。児童手当と言う善政に少しでも傷をつけたい自民党のレベルの低さはあきれると言うより、こんな政党に日本をゆだねていた事実を嘆かざるを得ない。
児童手当に意味のない所得制限をつけるのは官僚の裁量権をつけるという意味である。まったく、自民党は救いようがない。いま被災地へのスピードある対応が急がれる時に、相変わらず党利党略である。まさに、浜田氏が自民党を離れた理由がそこにあるのだ。民主党に失望している人は多いが、こんな自民党に期待する人はいないだろう。
それにしても人工地震、気象操作を公然と表明している浜田氏はちょっと面白い。

現在、菅政権がいつ退陣するかが注目の的だが、次が馬渕氏になるとしたらこのまま管の方がましだという反小沢派も多く、まだまだ政権が延命する可能性は十分ある。

新聞を読むと、今、やらせが話題である。「やらせ」だらけの新聞・テレビがやらせを批判できるのかと笑ってしまう。
日本では「やらせ」とは言わず、「根回し」というべきか。根回しが日本では美徳と信じられている以上、やらせは日常的に行われている。
株主総会が荒れた場合、総務部長の首が飛ぶ。当然、根回しをし、平穏無事に済ませる努力をする。新聞社の株主総会で根回しはないのか?これは、トップの考え方次第であり、日本のほとんどが事なかれ主義なのだから仕方がないのだ。

世界で起こるほとんどはやらせであり、茶番劇ではないか。毎日このような茶番劇を見させられる国民はたまったものではない。

再び大正から昭和へ

2011年07月17日 09時02分14秒 | ひとりごと
わーい、連休だ。仕事人間の私でも休みは正直うれしい。何よりも二度寝ができることがいい・・と言いながら、余韻を楽しみ「十分寝たな、そろそろ起きるか・・・・」と起きたら、まだ6時。あーあ、昼まで寝ていたいのに、どうして起きちゃうのかな…。
さて、近々ギャラリー兼カフェをオープンする予定の読者が、マヨちゃんのコーヒーをカフェで使いたいと言うことで、わざわざお店に来てくれた。
コーヒー豆を個人的に売ることは多々あるけど、カフェとしてマヨコーヒーを使っていただくのは初めて。ちょっと緊張するな。それで、アイスとブレンドの豆をサンプルとして渡し、一度現地の水で淹れてみて結果を教えてもらうことにした。場所は本人からの許しを得ていないので今のところ秘密だが、いずれ訪問するつもりなのでお楽しみに。ヒントは古代史に大いにかかわる場所です。
で、熱烈な読者でもある彼女からブログをもっと積極的にアップするよう促されてしまった。「今こそみんなは道しるべを求めてるのに、マヨさんがさぼってたらだめじゃん。」・・・・と。
「いまはね、混沌としてて、下手なことを書くと読者を誤誘導する恐れがあり、もう少し先が見えないことには書けないよ。」と言いながらも、やはりわからないならわからないなりに何かを発信していかなければならないと反省。

なぜ今これほど混沌としているかと言えば、日本には原住民として神社の種類ぐらいの部族がおり、さらには寺社の種類だけ征服者の部族が日本に侵入した。そしてそこへ一神教の部族が潜り込み、それらの手先が草として日本中に潜伏した。つまり、各部族が全国に居る草たちに指令を発し、行動を開始したのである。なぜ動き出したか?それはあくまで私の予感だが、平成の次の時代に備え出したからである。

日本を実質動かしているのが日本朝廷であり、それらと対峙しているのが皇室である。その皇室の跡継ぎをめぐるドロドロは国民に見えていない、が、もし見たいのなら韓流大河ドラマの李王朝関連をご覧いただけばわかるであろう。ドラマとは言え、実にリアリティーがあるのだ。王と世子(皇太子)、さらには世孫ら本人と、それを取り巻く官僚、外戚などの主導権争いが日本の皇室にはないと誰が言えるのだろうか。あるに決まっている。
実質の支配者である朝廷がその皇室の内部抗争を黙って見逃すはずはない。具体的に述べるのなら、愛子様をめぐる皇室典範の改正騒動。これは単なる女帝容認問題などではなく、皇統の行方が根本的に変わる大いなる陰謀だったのである。紀子様に男児が誕生したことで女帝問題は沈静化したが、あまりに良いタイミングに男児が誕生したのには、驚くと言うより笑ってしまったものである。

そこへ例の311事件である。原発推進と反対に二分しているが、たくさんの部族がそれぞれ自分の思惑で右往左往している。これはどちらが正しいというわけではなく、単に敵の敵は味方みたいなことで、あくまで権力争いなのである。
菅さんはたなぼたで首相の座を射止めた。そして首相の座に執着し、悪い勢力に魂を売った。おかげで参院選に大敗し、ついには予算一つ成立出来なくなった。まさに大失態だったのだ。
そしてついに不信任決議が可決される寸前まで追い詰められ、鳩山陣営に泣きを入れた。二度と首相になれない鳩山はもう一度菅を許し、衆院の任期、あと二年の主導権を得たのである。
これが私の現状認識であり、鳩山氏の突然辞任で失った政権交代の意義が再び輝きを取り戻しつつあるということである。慎重に今後の行方を見て行きたい。

原発に対し、現在すべてのブロガーが自分の立場を明らかにするよう迫られている。私はもちろん原発には反対する立場だ。しかし、賛成する人たちもほぼ全員、それが決して安全ではないことを知っている。ただ、経済的な思惑や自らの立場から容認しているのである。地域の財政や失業対策、そして国策として進めてきた原子力開発に対し、はたして反対するだけですべてが解決するだろうか。つまり、国策を変更するのであるから何事も慎重に運ばねばならない。方法は徐々に原発をなくしてゆくか、もしくは最悪を想定した新たな安全神話を構築するかである。良い悪いは別にして、原発がすべてなくなることはないのではないか。それは原子力の利権を持つ部族がそれを許すはずがないからである。その部族が誰なのかは私は知らないが。
原子力発電がコスト的にそれほど有利ではないことが明らかになってきたが、なぜそれほど原子力に執着しかといえば、核兵器としてのプルトニウムを大量に確保したいと言う思惑以外考えられない。
つまり、プルトニウムを蓄積し覇道を狙った支配層に対し、それに異を唱え、覇道阻止のため国民を人身御供にしてまで国策に反対し「天罰」を起こした部族。これは権力争いそのものであり、どちらが正しいというものではない。ひたすら日本人を憐れむほかない。世界一幸せな国のように思ってきたが、定期的に大量の人身御供を要求される、こんな国に住む国民はとても幸せではない。
私は支配者の権力争いに興味はない。ただ安全で太平な世の中さえ実現するならだれでもいいのである。
どうして日本人が何度も放射能に痛めつけられなければならないのか?それは、プルトニウムをため込み世界の主導権を得たいと言う朝廷の思惑に天●が押し切られてきたからだろう。皇統の行方は残念ながら国民の安全に大きな影響を与えるのだ。
異様に自由で世界で一番競争社会だった大正時代の日本。歴史的に言うなら、平成は大正時代に極めて似てきた。つまり、日本はもう一度昭和の時代に向かっていると危惧するのは私だけだろうか。

来年のサミットも菅さんかな。

2011年07月10日 06時45分52秒 | ひとりごと
さあ、今朝は目覚めもいいし、超大作、韓流大河ドラマ「龍の涙」も見終わったことだし、久しぶりにブログの更新をしましょう。一昨晩、熱烈な読者から電話をいただき、「マヨちゃんが更新しないからつまんない・・・」と強烈に非難されてしまった。さて、書きたいことがないわけじゃないが、実はあまり書くことがない。

ある人から「飯山さんのブログを読んでると鬱になりそう・・」との意見をいただいている。たしかに飯山さんのブログに嘘はないと思うが、日本人として日本の政府のやっていることは間違いないと信じたいのだろう。実は私もそうなのだ。

私の個人的な考えは、今回の放射能騒ぎはあくまで人体実験のデーターが取れ次第、沈静化するだろうと考えている。つまり、あと半年もがまんすれば、ほぼ原子炉からの放射能は封じ込めれるのじゃないかと。では、放出された放射能の影響はどうなの?・・・これは世紀の人体実験であるから、どうなるのかが実はこの事件を起こした人たちの目的でもある。つまり、どうなるのかは誰にもわからないのである。飯山さんが正しいのか、副島さんが正しいのか、それは今後を見るしかないのだ。

広島や長崎では原子爆弾による人体への影響が研究された。そのためにわざわざウラン型とプルトニウム型の二種類が使用され、日本人がいけにえにささげられ、その後の冷戦時代を生み出すことになった。そのお礼として日本はその後世界でも有数の高度成長を手に入れた。昭和天皇はそのことに対し「仕方がなかった」と述べている。
このたびの実験では放射能が日常生活に及ぼす影響を何十万人に対し施された。半年から一年の長期にわたり、人間はどの程度の被爆に耐えられるのか、これは今後の原子力利用に貴重なデーターを提供するであろう。わざわざ陛下が行幸されたのには理由があるのだ。
当たり前だが、日本はもちろん東北地方は当分の間好景気に沸くだろう。多くの犠牲の上に与えられたことは忘れてはならない。

さて、菅さんである。この際、私は亀井さんを信じる。彼が沈没寸前の菅さんに救いの手を伸ばしたのは、沈没させるよりは協力したほうがましであるとの判断なのだろう。そして鳩山・菅の不信任提出直前の会談の内容は伝えられているよりはるかに濃密だったのではなかったのかと感じる。そこには小沢氏の裁判から、郵政改革から児童手当・・・、すべての方針が確認され、退任時期は逆に定めなかったのではないか。つまり、鳩山や原口、そして小沢は菅さんと取引した後、国民をというより、自民党を欺いたのだ。
では、いつまでやるの?私は自民党議員が解散覚悟でもう一度不信任決議をするまで辞めないんじゃないかと思う。しかし、仮にそうなっても民主党内部が固まっていれば不信任案は否決される。つまり、来年のサミットも菅さんだったりして・・・・。まあ、有力な次期首相候補が野田だったりしたらべつに菅さんでも同じだしね。野田氏の名前が出た段階で菅さんの辞任を求める声が消えたね。

先週から一部大手企業の平日休日が始まり、我がカフェとうどん屋にも若干の影響が出始めた。早い話、昼食時の盛り上がりが悪いのである。原発を継続したいために国民に対する嫌がらせにしか思えないが、迷惑千万、今回だけは橋下知事の態度に同調しましょう。