マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

言論弾圧

2009年11月05日 10時02分47秒 | 古代史
飯山さんのHPを「あれは削除されて当然だ」と言われる人もいる。いくらネットでも自ずと限度があり、許される範囲があるだろうというご意見のようだ。
確かにそれも一理あると思う。何でも許されるはずがないし、逆に誹謗中傷されて困り果てている人も多いのだ。

今回の場合、相手が国会議員であり、権力を行使できうる立場の公人なのだ。一般的な事例とは区別する必要があるのではないか。一般人が仮に情報開示を請求した場合、プロバイダーは簡単に応じてくれるのだろうか。
書かれた方は、当然書かれた内容についての根拠を聞く権利がある。そしてまた反論の機会が与えられるべきで、言論には言論で立ち向かうのは当然である。
私も飯山さんのあの恐るべき記事の根拠はなんだろうとは感じている。もちろん情報源を明かせないだろうが・・・。しかしながら何ら聞くこともなく、反論もなしでいきなり閉鎖させるのは言論人としてどうなのかと言う事である。

私をからかったブラジルさんは私に反論の場所を与えてくれている。ただし、その反論に十分な返事をくれたようには思えない。「私のブログを全部読めばわかります。」では、話にならないではないか。
でも、彼の文章は結構面白いし、悪意が感じられないので、まあちょっとからかわれた程度と解釈している。また格別に腹はたたないし、むしろ私のブログを宣伝してくれた功労者なのかも知れない。ありがとね。

とにかく反論もなしに、いきなりプロバイダーを通じ「情報開示の同意書」を送り付けるのはあまり常識的なやり方とは思えない。掲示板に質問でも書き込めばいいのである。
鈴木宗男さんは櫻井よし子女史に対し、公開質問状と言う形で問題を提議し、結果櫻井女史はまともに答えることを避けた。本来なら彼女を名誉毀損で訴えることも出来ないわけではない。これは同じ言論人としての気配りであり、宗男ちゃんの優しさである。
動物病院の誹謗中傷や、小学生のいじめとは違う。今回の場合は当人が警察権力を行使できる立場の人間だったから言論の弾圧だと言っているので、公人には公人としての態度が求められるのではないか。
テレビでの姿はマスコミ用で、実際はそうではないというのがはっきりと見えてしまった事件であった。