マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

yamatodynastyを今読む。

2013年02月24日 08時04分15秒 | 世界の支配者
コメント欄にあるように、今週はKitaさんの訪問があった。彼はマヨのぼやき時代からの読者で、それこそ最古参の同士である。
滋賀への出張の帰りに時間があるのでお会いたいとのこと、私は3時からなら身体が空いているのでうまく都合がついた。ただ、彼は長野まで帰らなければならないため、あまり時間は取れなかったのが残念である。

さて、私のところへGoldwarriorsの翻訳を送ってくださいというメールが毎日のように舞い込み、そのたびにhttp://mayo.blogzine.jp/blog/2009/02/post_2e4d.htmlを教え、そこでのダウンロードをお願いしている。
ここは「シバちゃんのため息」というサイトで、この記事は「二十世紀のファウスト」の復刻版が完成した記念に書いたものである。
この鬼塚氏の「二十世紀のファウスト」は私の読んだ書物の中でも最も丹念に調査された歴史書で、戦中戦後の日米関係を忠実に、かつ詳細に描いたものである。私が持っている原書は彼が自費で出版したもので、いわゆる誤字脱字だらけのレア物である。私は当時鬼塚氏とたびたび手紙のやりとりをしており、YamatodynastyとGoldwarriorsは鬼塚氏の励ましがあって完成できたものである。で、私は鬼塚氏にファウストは良い著作だからぜひ再出版をしてほしいとお願いした。しかし、氏は再販はしない、あんたにまかせるから勝手にすればよいと言う。そこで女房のパリに頼み、すべてをタイピングし直し、ネットで無償公開することにした。ついでに意味不明な箇所、間違った文字なども修正した。
この作業は確か数カ月を要したと記憶している。そして完成したころに成甲書房から新版「二十世紀のファウスト」が出版されたのである。
やや愕然としたが、「トヨタが消える日」をめぐり鬼塚氏との関係にひびが入っていたため、これはこれで仕方がなかったのだろう。なぜ不仲になったかの詳細は省かせていただくが、苫米地氏と対談したころから鬼塚氏は微妙に変わったのじゃないかというのが私の感想である。ただ、精力的な活動に関しては感心するし、尊敬もするものである。


さて、ネットでシーグレイプ氏の著作を無償公開していることはシーグレイプ氏も承知しており、彼は喜んでいると伝え聞いている。実際の話、一冊の翻訳をするには一年近くを要するのだ。ただ単に翻訳するわけではなく、人名にしろ、起きた出来事にしろ必ず裏を取ると言うか、参考の本を読んだり、いちいちネットで確認したり、まあこれが自分のためにもなるのだが・・・、特に一番困ったのが中国人の英語表記を日本語に直す作業である。なんと、ネットで検索すると中国語版Goldwarriorsが存在し、中国名を知るのに大いに役立ったことをここで白状しよう。いずれにしても、金にもならないのに二年にもわたり、延々と翻訳作業をするようなお人よしはめったにいないのである。ひとえに真実を多くの人に知っていただきたいとの使命感だったわけである。
話題性という点においてGoldwarriorsがYamatodynastyを圧倒するのはいたしかたない。しかし、Yamatodynastyも実は現在を読み解くヒントが満載なのだ。
特にクエーカー教徒と皇室の関係、そして昭和天皇の皇后選び・・・・久邇宮の娘、良子が皇后になるのを山県有朋は強硬に反対し、そして失脚した。つまり、天皇本人よりも皇后の持つ役割は思いのほか大きいことを意味している。それだからこそ、雅子さんバッシングが起きるのであり、そこには権力者同士の覇権争いがあるのだろう。もちろん私達には知ることも知る必要もないとされるのだが・・。
いずれにしても、Yamatodynastyをもう一度ゆっくり読みなおそうと思っているところである。私達は今、世界の支配者がABCDEの5つに絞れることを知っている。ルーズベルトはDの傀儡で、グルーなどはEである。では近衛などは・・・DなのBなの?などと考えながら読みなおせば、また新しい世界が見えてくるかも・・・。共産主義はDである。それを知ると、天皇機関説で日本が揺れたころも読み直すさなければ・・・と思う。つまり戦前の混乱は日本のAとCがBDEの権力争いに翻弄されていく過程で起きたことなのである。
皆さまもお忙しいでしょうが、今日は日曜日、Yamatodynatyの特に3,4,5章あたりは示唆に富んでいます。ぜひ読んでください。勿論ダウンロードは上記のリンクで・・・。




危機感を共有できますか?

2013年02月16日 17時23分37秒 | 世界の支配者
初心者さんのコメントはいつも厳しい。私が最近記事を書きにくくなっている原因は、現在の世界情勢がにわかにあわただしくなっていて、その危機感をどのようにお伝えすればいいのか悩んでいるからだ。初心者さんに背中を押された形になりますが、その辺を少々説明しましょう。
ただ、山梨の事件、グアムの事件、レスリングのオリンピックはずしに対する考察は正直なところ出来ていません。逆に初心者さんから教えていただきたいものですね。

さて、一番大変なことは、北朝鮮問題でしょう。あの国が日本の旧帝国陸軍による残置国家であり、日本人拉致にしろ、ミサイル開発にしろ、地下核実験にしろ、日本の軍部の協力なしにはできなかったことは間違いのないということ。飯山先生が毎日精力的に北朝鮮状況を記事にしています。先生の情報元を私はもちろん存じませんが、自衛隊幹部に近いところではないかと推察します。横田めぐみさんが金正日の奥さんであり、金正恩はその夫妻の子供ではないか?との説は私も唱えてきたわけです。ただ、正雲と正恩と同一かどうかはやや自信がないのですが・・・。まあ、いずれにしても拉致自体が北朝鮮と日本の軍部との共同作業だったことは疑う余地はない。そして横田さんの母親が高貴な出自をもつという話が本当であれば、Cが一枚かむのも当然のことになる。ということは、北朝鮮の支配者は日本の支配者と同根ということだ。
金将軍はいってみれば日本の支配者の操り人形ですね。

で、今回の地下核実験により、北朝鮮がイランと同様、世界のならずものの一員となり、米軍の攻撃目標になったことは確実である。
このならず者国家を作り上げる策謀はシオニスト、つまりBが望んだことで、これに協力したのが日本の軍部、つまりAで、しかもこれらの資金は日本の支配層であるCから出ている可能性が高いという事。
飯山先生が常に言うところの産軍共同体というのはもっぱらB組織をさす。ただし、産業界はABCDE全てが含まれていて、戦争ともなれば皆が潤うことは間違いない。要は、戦争がなければちっとも大きくなれないのが産業界なのである。したがって、Bだけが戦争を望んでいるわけではないのだが、宗教的にハルマゲドンを強烈に望んでいる関係でBが突出するのだ。Dの望みは戦争の大混乱の中、上手に革命を引き起こし、第二次大戦後Eに奪われた世界の覇権を取り戻そうと暗躍している。

「中国は日本を占領しようとしている・・・」みたいな記事が週刊誌などに書かれているが、これは実際正しいとは言えない。なぜなら中国の中も日本や米国と同様、ABCDEのような派閥があるわけで、必ずしも一枚板であるわけがない。たとえば、先日の日本自衛艦へのレーダー照射は中国軍部の先走りであり、あれでもって中国全体の意志と断定してはならないのである。たまたま日本の場合、防衛大臣や首相が決断をしなかっただけで(できなかった?)、米軍の軍艦だとしたら、即ミサイルを発射しただろうし、それは言うまでもなく戦争状態を意味するのだ。米国政府はたびたび中国に対し「危険な扇動をするな」と警告をしているが、日本の国内にも政府の弱腰を非難し「それなりの対応」を望む石原みたいなシオニストがいる。危ないことこの上ない・・・。

さて、話はちょっとそれるが・・・・LIBORの不正操作以後、急激に中央銀行の威信が揺らいでいる。つまり、世界の大手銀行が槍玉に上がる中で、その黒幕として各国の中央銀行の存在がはっきりしてきたのだろう。日銀は従来では考えられないようなインフレ政策に同意し、なおかつ総裁が任期を残して退任するのである。これは完全に日銀の敗北である。不公正を嫌うEとしては、世界の中央銀行が仕掛けてきたカジノ経済をこの際徹底的に破壊し、金融のあるべき本来の姿に戻そうとする。しかし、古代から金融を支配してきたD組織としては中央銀行の仕組みは生命線なのである。どんな手段を用いてもこの体制は譲ることは出来ない。切羽詰ると考えることは・・・・戦争しかない。

Bも色々な組織を持つが、(米国ではスカル&ボーンズ、ものみの塔、モルモン教などがわかりやすいかな。)最初の精神は愛国的だし、敬虔なクリスチャンだったはずだ。しかし、彼らとて資金を運用しなければならない中で、多くの金融危機などに際し大きな失敗もあったわけ。そんなこんなで、知らないうちに金融資本家の軍門に下ってしまったということ。つまり、愛国者BはDの頼みを断れない状況にあるのだ。
さて、中央銀行制度が揺らぐことはDの屋台骨が揺らぐこと。この際、一番手っ取り早い手段は戦争だ。「そうだ、Bにたのもう!」となる。
Bが一番得意なのはイスラエル。そして現在育成中の第二の河豚。つまり北朝鮮。これを導火線として世界を巻き込む最終戦争を仕掛けようとしている。

私が個人として危惧するのは北朝鮮への非難決議と経済制裁。これらは北を追い詰め、「窮鼠猫をかむ」状態にする。戦争を望む人たちは追い込みをかけようとするだろう。私たち国民の大半は戦争を望むはずはない。戦争になれば真っ先に命を失うのは一般市民である。第二次大戦でそうであったように、「戦争が終わってみると、戦争前より支配者達は金持ちになっていた。(Goldwarriors)」となるのが常なのだ。日本を動かしているのは日本人ではない。日本人の顔をしていても、彼らの心は決して日本にはない。このことを肝に銘じ、むやみに愛国心を煽られたり、北朝鮮を暴発させるような制裁を避けるよう心しなければならないのだ。

さてさて、一応私の危機感を表現してみたが、正直、お伝えできたか自信がない。まあ、色々な危機感がある中で戦争が一番怖いのだ。
そんな中で「ダイハード3」と言う映画を勉強のためにレンタルすることにした。映画というのは単なる娯楽と言うものの、その中には重大な予告が含まれている場合も多い。特にパニック映画は一種のシュミレーションなのだから、見たいわけではないけど、仕方がない。

建国した日とは?

2013年02月10日 08時22分27秒 | 世界の支配者
またまた連休である。なんの日かはあまり興味がないけど「建国記念の日」らしい。建国記念日というと、まさに建国した日なの?と突っ込まれるから、あえてあいまいな言い方なのだろう。日本はどこまで行っても曖昧な国だな・・・。まあ、三人の天皇が談合した日という訳にいかないから、しかたがないっか。

さて、今週はいやな一週間だった。いやなとは暇なという意味だが、特に水曜日がひどかった。天気はそれほど悪くもなかったのに、結果的に普通の半分の売り上げしかなかった。まあ、水商売だから、たいがいのことは驚かないが、これはちょっとショックだった。原因はたぶんソロモン諸島の地震じゃないかな・・・。津波警報が発令され、大手企業が禁足令を出したのかも。
結果的にはたいした津波ではなかったけれど、311の尊い教訓として、しかたがないか・・・。
近所に新しい飲食店が開店し、半額セールをやっていたという情報もあり、どっちなのかは今のところ不明。

今週はあまりにも調べ物が多く、特にロンバルディアの銀行を集中的に調べていて、残念ながらたいした成果が得られなかった。そのため、ブログの記事に書くようなネタがないのである。
それでも少しだけ書こうかな・・・。
近代の銀行のルーツですが・・・・ひとつはもちろんユダヤ人であり、もう一つは非ユダヤ人の銀行家である。
キリスト教徒は金利を得ることが禁止されていたため、ユダヤ人しか銀行業をすることはできなかったということだが、十字軍の派遣が始まったころ、テンプル騎士団がキリスト教徒にもかかわらず、時の教皇から重大な権益を得ることに成功した。
テンプル騎士団に関してはかなりネットには資料がある。「虚空と気味のあいだに」のもぐらさんは良い記事を書いている。http://www.mkmogura.com/blog/2010/06/04あたりが参考になるかな・・・。
他にもたくさんあるが、多くがオルタさんの記事をネタ元にしている傾向があり、元が間違っていたら困ることになる。
さて、テンプル騎士団は非ユダヤで金融業まで営んだというものの、人に金を貸すにしても元手が必要だ。当時それらの元手に事欠かないのはドイツの選帝侯達だった。彼らがその後、ルターやカルヴァンの宗教改革に手を貸すようになるのは、彼らが金融業をユダヤに独占させることが不満だったのだろう。その中心にメジチなどが来てヘッセン・カッセルへつながり、これからモルガンやシティーバンク、ドイツ銀行へとつながるとか。
もっとも、彼らもユダヤ人じゃないの?という突っ込みが来そうだが、まあ、いろいろあるんでしょう。(セムじゃないということかな・・・)
もう一つの流れは、サヴォイが十字軍を派遣する時にロンバルディアに作らせた銀行が元となり、そこからスタンダード・チャーター銀行、スコシア・モカッタ銀行・・・デルバンコ家=ウォーバーグ、シェルバーン家などが出てくる。

これらの銀行家のほとんどがスイス(チューリッヒ)に集結するわけだが、この当時、BDEがごちゃまぜで、産業革命やアメリカの独立運動などを経て、それぞれが独自の道を歩むことになるようだ。

テンプル騎士団はフランス王フィリップ4世により壊滅的な打撃を受けるが、スコットランドやポルトガルへ逃れ、フランス革命時にはジャコバン党として復讐を果たすことになる。

テンプルとイエズス会の関係など、もっともっと調べることが多いのだが、時間が足りないな・・・。続きはまたの機会に。

さてさて、マカフィーで「マヨの本音」が「悪質ブログ」として警告が出た、と奇兵隊さんがコメントしてきた。「まさか?」とは思ったが、名誉ある「悪質ブログ」に選ばれることはかまわない。が、やや気になったのでましゅうさんに聞いてみた。彼女のマカフィーには警告は出ないとのこと。なんだろね・・・・・?
たぶん、奇兵隊さんのコメントがあまりにも過激なので、マカフィーが警告を出したんじゃないの?という落ちですね。
マカフィーはなにかのプログラム更新の時に勝手にパソコンに入りこみ、頼みもしないのにパソコン内部を調べまくる、むしろそっちの方がよほど危険じゃないかと思うのだが・・・。




神さまの資格

2013年02月03日 06時35分42秒 | ひとりごと
がんちゃんがブログに紹介していた「ニコラテスラ 秘密の告白」がようやく届き、さっそく読んでみた。ただ抽象的な概念みたいな話が中心で、ニコラテスラの秘密が知りたいという向きにはやや肩透かしを食らうかな・・・。でも、私は十分に感銘を受けたのだ。
やはり成甲書房だな・・・・読者の望んでいることをよく知っている。

で、何に感銘を受けたかというと、まずニコラテスラは神の資格があるということ。
彼は現代人がすでに失ってしまった超能力を持ち、常に神?(天から?)からの天啓を受けることが出来たようだ。
「太陽は次第に沈んで行って、一日は今まさに終わろうとしている。ああして西に没した太陽は、また新たな一日を促すのだ。翼を得て、この地上から飛び立ち、あの後を追っていけたらどんなにいいだろう。しかし所詮これも美しい夢に過ぎぬ。そして太陽は消えて行く。精神の翼の羽ばたくところへ、肉体の翼が付いていくことはできぬ。」
これは「ファウスト」の詩の一部だそうで、これについてテスラは「示唆に富むこれらの言葉を口にすると、すぐに着想が得られ、私は棒を手に取り、砂の上に図を描いた。そう、「回転磁界」を発見したのだ。・・・引用以上。
ファウストの詩を読み、回転磁界の発想が得られ、交流発電機を完成させるとは・・・凡人には決してあり得ないことだろう。私がその詞を読んだとしても、申し訳ないけど「示唆に富む」とも思わないし、ましてや発電機など思いつくはずもない。やはり天才はどこかが違うんだ。
歴史上、やはり神と呼ぶしかない人が何人か存在する。このニコラテスラはもちろんその一人だし、アインショタイン、ダビンチなどはそうであろう。彼らは頭の中の松果体が発達しており、いわゆる「感」が鋭いはずである。
ノアは洪水が起きることを事前に知り、人類を絶滅から救った。もちろん聖書の記述が事実かどうか知らないが、ニコラテスラは三部屋をはさんだ部屋の時計の音が聞こえたり、机にハエが止まる時に「ドスン」という音が聞こえたのだという。つまり、彼はシバちゃんと同じぐらい耳が良かった、というより感性がするどかったのだ。
彼は小さな音から火事が起きることがわかり、近所を火事から守ったという。
そのような超能力は直感力ともいえるが、かすかな音を聞き取り、合理的な判断をしたまでで、決して未来を予想したわけではない。だが、常人にできないことが出来れば、それは奇跡と言われ、人々はその人を神と呼ぶはずである。

まあ、ファウストの詩から発明が出来る人は羨ましいが、同じ本を読み、同じ結論を得る必要はまったくない。私はテスラが世界平和を真剣に考えていたこと、そして水が重要であることを知った。

現代の科学の発展のなかでニコラの発明が寄与した部分は恐ろしく高いはずである。だが、あまりにも革新的な故、良いとわかっていても表に出せない技術が多いのも事実のようである。そしてこの本が1900年ごろに書かれ、すでに太陽エネルギーなどに言及しているところを見ると、彼はすでに二十一世紀を見通していたようだ。ようやくテスラの言うフリーエネルギーが現実に動き出しているということは、支配者層が石炭、石油、原子力のインフラに資金を投入し、それらの回収がほぼ完了したため、ようやくニコラの順番が回ってきたのだろう。311の地震の意味はそんなところにあるのだろうか。

この本は読者の期待にこたえていない部分もあるだろうが、それこそ示唆に富む彼の発想に触れることはまことに貴重な体験といえるのではないか。