ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (9/6)

2010-09-06 12:52:37 | Weblog
2010年12月から国内でいよいよ第4世代移動体通信(4G)の「LTE」が始まる。その現状と将来像についてNTTドコモ、KDDI、イー・モバイルの3社が、「東京国際LTE会議 2010」で語った。
9月3日、総務省で「携帯端末向けマルチメディア放送」の公開説明会が行われた。
「携帯端末向けマルチメディア放送」は、携帯電話などモバイル機器で利用できる、新たなサービス。2012年からの開始が想定されており、現在のワンセグのような映像サービスや、これまで通信機能で提供されていたようなコンテンツなどを放送波で一斉同報配信する、といった使い方が想定されている。そういったサービスを構築するため、総務省では放送設備を保有する“受託事業者”と、コンテンツを提供する“委託事業者”に免許を与える方針を示し、まずは受託事業者の免許1枠を決めるため、電波監理審議会(総務大臣へ勧告する機関)へ8月、諮問を行った。
ウィトラコメント: 実際に電波を出す受託事業者は1社になったようですね。この場合、ビジネスモデルを誰が決めるのか、政府がどう介入するのか、などが問題になります。ドコモの辻村副社長の発言のように相手側の方式に決まったら自分たちは参加しない、という言葉が出るということは、自分たちの方式に決まれば相手を参加させないということを含んでいて問題だと思います。
8月上旬にシャープの片山幹雄社長が、日本メーカーがテレビや携帯電話で海外勢に苦戦を強いられている現状に対抗するべく、同社の持つ技術の強みを生かしたメガネ不要の「3Dスマートフォン」を世界で売り出すことを明かしましたが、ついに3Dスマートフォンと思われるモデルのコンセプトモデルが展示されました。
また、シャープは将来的に「3Dタブレット」の発売を視野に入れている可能性があることも明らかになっています。
メディア測定とWeb分析を行うQuantcastが、合衆国のモバイルブラウジング(携帯電話からのWeb閲覧)に関して興味深い数字を発表している。今後は、ベンダ別の数字も発表するようだ。今日同社が同社のPR用ブログに投稿した2つのグラフは、その一つが合衆国のモバイルOS別のWeb消費のシェアを表している。
ウィトラコメント: Androidの伸びが大きいですね。1年後くらいに逆転か
携帯電話だけでなく最近ではスマートフォン(携帯電話の一部門に含む場合もあるが)、さらにはiPadのような少し大型の端末まで含め、いわゆる携帯型の情報端末における市場は加速度的に広がりを見せつつある。昨今では特に電子書籍周りで一般の消費者にも浸透をはじめており、関連コンテンツの受け皿が指数度的な浸透を見せているのが現状。当方の巡回サイトの一つ、各種調査機関のレポートを集積しながら独自の調査も行うeMarketer.comでは先日、アメリカにおける携帯情報端末の市場に関する現状と近未来の予想をレポートとして挙げた。興味深い内容なので、ざっとではあるがここに紹介してみることにしよう。
米インターネット検索大手グーグルの音声検索利用が急速に広がり、同社のモバイル検索件数が急増している。
三洋半導体は9月3日、主に携帯機器をターゲットとした0.9V駆動のMOSFET「低電圧駆動MOSFETシリーズ」として14製品を開発したことを発表した。サンプル出荷は2010年9月から開始し、サンプル価格は50円からとなっている。また、2010年10月より順次量産を開始する予定で、量産規模は月産3000万個を予定している。
Androidタブレットを発売するAcerのCEOが「iPadのシェアは20%台まで落ち込む」と豪語するのを尻目に、調査会社のiSuppliが「Appleは当面タブレット市場の王者であり続ける」という予測を発表するなど、将来についてさまざまな予測が飛び交うiPad対抗のタブレット端末ですが、受託生産を手がける大手メーカーのCEOが将来に悲観的な予測を明かしました。
東芝は2日、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した新型情報端末「FOLIO 100」、東芝提供=を欧州、中東、アフリカで年内に発売すると発表した。
ウィトラコメント: 最近のデータが無いので分かりませんが、私はタブレット端末はiPAD発売の時に騒がれただけで、その後はiPADすらあまり売れていないのではないかと思っています。日本での話でアメリカでは違うと思いますが・・
中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイ・テクノロジーズは2日、Googleの「Android OS」を搭載する低価格スマートフォン「Ideos」を発売すると発表した。Ideosは北米や欧州、中南米、アジアの各市場に投入される。同社がグローバル市場に向けてスマートフォンを投入するのは今回が初めてとなる。
サムスン電子は2日、タブレットPC「ギャラクシータブ」を発表し、これまで市場を主導してきた米アップルに挑戦状を突き付けた。
「タブレットPC新製品ギャラクシータブの今年の販売目標は100万台。国内をはじめ、米国と欧州で来月初めに発売する計画だ」。 
米国市場では新しく出されるスマートフォンの多くに199ドルという値段がつけられているが、なぜいづれも同じ値段なのかという理由について分析した記事がCNN Money.comに掲載されている。