■京セラがスマホ用基板増産へ京都で工場増設、投資額150億円
京セラは14日、100%子会社の京セラSLCテクノロジー(滋賀県野洲市)が、京都綾部工場(京都府綾部市)内で第2工場を建設すると発表した。投資額は約150億円。
■携帯電話の世界販売1.7%減 12年、従来型が苦戦
米調査会社のガートナーは13日、2012年の携帯電話の世界販売台数が前年比1.7%減の17億4617万台にとどまったと発表した。スマートフォン(スマホ)は好調だったものの、従来型の販売が減って足を引っ張った。携帯電話の販売が前年実績を下回るのは、米金融危機の影響で世界経済が冷え込んだ09年以来になる。
ウィトラコメント: 世界経済が曲がり角に来ているということでしょうか
■OS別世界スマートフォン市場シェア、AndroidとiOSが合わせて9割超──IDC調べ
IDCによると、第4四半期に出荷されたスマートフォンの91%がAndroidあるいはiOS搭載端末だった。11月にWindows Phone 8端末が発売されたMicrosoftのモバイルOSのシェアは1.1ポイント増の2.6%。
ウィトラコメント: Symbianはほぼ収束ですね。Windows Phone 8が伸びたという点には注目しています
■携帯端末出荷、海外勢伸びる 12年は日系伸び悩み
日系メーカーの出荷が伸び悩み海外勢が躍進――。調査会社のMM総研によると、海外メーカーを含めた2012年の携帯電話・PHSの総出荷台数は前の年比10%増の約4400万台となり、米アップルなどの海外メーカーが出荷を大きく伸ばした。総出荷台数に占める日系メーカーの割合は7割から6割に減少。多くの日系メーカーはスマートフォン(スマホ)の開発に出遅れ、知名度不足などで海外勢に押されたとみられる。
ウィトラコメント:携帯電話は次第にプラットフォーム化してくると思います。つまり良いものを買うのではなく、買ってから使いこんで良くしていく、ということです。それがやり易くなっているかどうかが今後のポイントのように思います
■あの高級ケータイVertuがAndroid搭載モデル発表 - 価格は7900ユーロ~
高級携帯ブランドの英Vertuは2月12日、最新の携帯電話「Vertu Ti」を発表した。Androidを搭載したスマートフォンで、価格は7900ユーロ(約10000ドル)~となっている。
■米司法省、ソフトバンクのネクステル買収を調査 中国企業との取引に安全保障上の懸念
「世界第3位の通信グループ」を目指すソフトバンク、孫正義社長の野望の前に米司法省が立ちはだかった。ソフトバンクの米携帯電話3位、スプリント・ネクステル買収に待ったがかかったのだ。米司法省は1月28日、米連邦通信委員会(FCC)に買収審査を保留するよう要請した。米連邦捜査局(FBI)および国土安全保障省(DHC)が進めている安全保障面での調査結果を待って、FCCは判断を下すよう求めている。
■韓国サムスン電子、ベトナム第2工場建設で借地契約締結
先週、韓国のサムスン電子はベトナム北部バクニン省のイエン・フォン工業団地に第2工場を建設するため、同省当局と工場用地の借地契約を締結した。借地期間は引き渡し後49年間となっている。ベトナム通信(電子版)などが8日に伝えた。
■インドのスマホユーザー、25歳以下が半数占める
インド国内のスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)利用者数が昨年の時点で4,000万人に達し、年齢別では25歳以下が半数を占めることが分かった。
ウィトラコメント: インドではiPhoneは売れていないのですね。Appleにとっては開拓余地があるということでしょうか
■米アップル、ブラジルで「iPhone」の商標権認められず
香港(CNN) ブラジルの知財管理当局は14日、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」の商標を巡り、地元メーカーに同商標の独占使用権を認める判断を示した。米アップルの独占使用権を認めなかった。
■波乱含みの衛星携帯、“実質0円”も登場で激化する販売競争 (1/2)
特殊な用途で使われていたにすぎない衛星携帯電話サービスが本格普及期を迎えようとしている。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなど大手携帯電話事業者が販売に本腰を入れ始めたからだ。
■楽天、スマホ効果で最高益 年後半に利用急増
楽天が再び業績の拡大ペースを速めている。14日発表した2012年12月期連結決算は経常利益が前の期比5%増の715億円と過去最高を更新した。成長鈍化の懸念も出ていた主力事業のインターネット通販がスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)経由の買い物需要を取り込んで、10~12月期に伸び率を回復した。ただ、積極的に企業買収を進めた海外は赤字事業も目立ち、課題を残した。
■2017年までの世界のモバイル データ トラフィック量は年平均成長率66%
2013年2月6日のCiscoが発表したCisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2012-2017によると、世界のモバイル データ トラフィックは2012年12月に月間885ペタバイトとなり、前年同月比7割増となった。
■次こそiPhone…品質でつまずいたAndroidスマホとドコモの憂い
連日、スマホ業界を取材していると、関係者の“本音”や“ぼやき”を聞くことも多い。これらは、本来なら記事には反映されないような「つぶやき」なのだが、意外とそこには業界の問題点やこれからの方向性を示すようなヒントが隠されていたりする。「ここだけの話」から、スマホ業界の本質が見えてくるのだ。
ウィトラコメント: 初期のAndroidの品質がiPhoneと比べて差が大きかったので口コミでユーザがiPhoneに流れる。しかし、最近はAndroidも安定してきた、という見方は当たっていると思います。
■減速アップルと「強すぎる」サムスンを分けたもの
スマートフォン市場で、快走を続けてきた米アップルの勢いが減速している。世界首位の韓国サムスン電子や、ソニーなど3番手集団の勢力図は今後どう変わるのか。調査会社IDCジャパンのシニアマーケットアナリスト、木村融人氏は、アップルとサムスンの違いは商品戦略にあり、サムスンの勢いはしばらく続くと指摘。低価格品で攻勢をかける中国メーカーが一気に存在感を増す可能性も予測した。