ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (2/5)

2013-02-05 14:33:51 | Weblog

■アップルが米携帯電話市場で初の首位、シェアは34%
米Strategy Analyticsが現地時間2013年2月1日に公表した調査結果によると、2012年第4四半期(同年10~12月期)における米国の携帯電話出荷台数は5200万台で、前年同期の5020万台から約3.6%増加した。このうち米Apple(アップル)の出荷台数が1770万台と、米国の四半期ごとの携帯電話出荷台数ランキングで初めて首位になった。

ウィトラコメント: iPhone 5の部品をAppleがキャンセルしたという話しと食い違っていますね。Appleの予測が強気過ぎたのと、アメリカ市場で、いわゆるスマートフォン以外の端末が売れなくなっていることが理由として考えられます。

■2012年の携帯電話出荷は世界16億台に到達、スマートフォンは7億台
市場調査会社 Strategy Analytics の調査によると、2012年の世界での携帯電話の出荷台数は16億台におよび、そのうちの7億台がスマートフォンだった。携帯電話の出荷台数は、1位サムスン、2位ノキア、3位アップル。スマートフォンの出荷台数では、2億1300万台を出荷したサムスンが変わらずトップだが、アップルが1億3500万台、ノキアが3500万台と順位が入れ替わる。

■Samsung、米国イノベーションセンター設立と総額11億ドルのベンチャー投資を発表
Samsungが、新興企業支援と研究開発のためのSamsung Strategy and Innovation Centerをシリコンバレーに開設し、総額11億ドルをベンチャーに投資すると発表した。

ウィトラコメント: この組織を本当の意味で活用できるかどうかにSamsungの将来がかかっているように思います。日本企業よりはうまくやっているようですが、韓国流を押し付けず、韓国企業とビジョンを共有すると言ったあたりのやり方が難しいように思います。

■米大手携帯通信事業者3社、政府との無線周波数帯共用計画を検討へ
米連邦通信委員会(FCC)、米連邦通信情報管理局(NTIA)らが進める政府と民間による95MHz分の無線周波数帯の共有計画について、AT&T、ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireles)、T-モバイルUSA(T-Mobile USA)の3社が本格的な検討をすすめる意向を明らかにした。

ウィトラコメント:どうしてSprintが入っていないのでしょうね

■LG電子 米市場でVoLTE最新スマホ発売
LG電子は1日、米国でLTE(高速無線通信)対応スマートフォン(多機能携帯電話)「Spirit(スピリット) 4G」を発売する。

■LTE接続時のオプション料金なし、3Gと同じ料金プランでサービス提供することをイギリスのキャリアが表明
イギリスで携帯電話通信事業を営んでいる「3(Three)」が、LTEの高速通信接続サービス「Ultrafast」使用時でも価格の上乗せをせずに、3G接続時と同じ料金プランのままで提供することを明らかにしました。

■米ITCがSamsung、Nokiaら4社の特許侵害を調査――InterDigitalの苦情受け
米国際貿易委員会(ITC)が、InterDigitalの苦情を受けて、Samsung、Nokiaら携帯電話メーカー4社について特許侵害の調査を開始した。

■子どものスマホ、親の8割は所有に反対…デジタル教育ツール意識調査
インターエデュ・ドットコムは、小学生1年生から中学1年生までの子どもを持つ親1,032人を対象に、デジタル教育ツールについての意識調査を行なった。

ウィトラコメント: ケータイは良いがスマホはダメ、ということなので料金体系の問題でしょう。オペレータにとってビジネスチャンスの気がします

■KDDI、auケータイの通信速度の制御条件を変更 - 4月1日から
KDDI、沖縄セルラーは4月1日より、auケータイからCDMAネットワークを介して連続的かつ大量のインターネット通信を利用した一部のユーザーを対象にした通信速度の制御について、制御条件を変更すると発表した。

■サンシャイン水族館、スマホとNFCで魚図鑑ができる春休み企画
サンシャインシティとブリリアントサービス、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは、2月7日~4月7日にかけて、サンシャイン水族館でスマートフォンを活用した取り組みを実施する。

■ソフトバンクがSprint買収で見込む3つのシナジー
ソフトバンクの孫社長が、2013年に買収完了を見込む米Sprint Nextelについて決算会見で説明。大きく3つのシナジーが期待できるという。

■赤いiPhoneの誘惑 アップル、世界最大・中国移動に急接近
米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の神話に陰りが見られる中、世界最大の携帯電話会社、中国移動通信集団(チャイナモバイル)にアップルが急接近している。1月30日に決算を発表したNTTドコモもiPhone販売が焦点だが、中国移動の契約者数はドコモの10倍強の7億件だ。神話を取り戻すために中国移動と組むのか。ティム・クック最高経営責任者(CEO)の視線は中国に向く。


平成24年版 情報通信白書

2013-02-05 14:28:59 | Weblog

■■■第1部 特集 ICTが導く震災復興・日本再生の道筋
■■第1章 成長戦略の要となるICTとグローバル展開
■第3節 ICT国際展開がけん引する成長のポテンシャル
◆1 ICT国際指標分析
(4)ICT関連投資
図表1-3-1-13 ICT投資と非ICT投資の経済成長への寄与
 


図表1-3-1-14 R&D投資、テレコム投資と起業活動度