■ソニーがソニー・エリクソンを完全子会社化へ、10億5000万ユーロでエリクソンから全株取得
ソニーは2011年10月27日、Sony Ericsson Mobile Communications(ソニー・エリクソン)のEricsson保有株式を取得し、100%子会社とすると発表した。Ericssonは株式50%の対価として10億5000万ユーロの現金を受け取る。
ウィトラコメント: 結構いい金額ですね。少し高め、という感じの妥当な額だと思います。
■ソフトバンクの4-9月期決算は過去最高益、「900MHz帯はフライング寸前で準備している」
ソフトバンクは2011年10月27日、2011年4~9月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.8%増の1兆5356億4700円、営業利益は同18.3%増の3732億2300万円と増収増益となった。営業利益は6期連続の過去最高益更新となる。純利益は同182.7%増となる2172億5200万円であり、こちらも過去最高を記録した。同社の孫正義社長は「営業利益に加えて、今期初めて純利益でも1401億円のKDDIを逆転した。あと何年かで営業利益でドコモを超えてみせる」と発言するなど、好調な決算内容に口も滑らかだった。
■モトローラ・モビリティ、第3四半期は3200万ドルの損失
Googleによる買収を控えたMotorola Mobilityは米国時間10月27日、第3四半期決算を発表した。
■スプリント、クリアワイアとLTE網関連の協力で暫定合意
米携帯通信業界3位のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)が、26日に行った決算発表のなかで、同社の出資先でもあるクリアワイア(Clearwire)と進めていたLTEネットワーク展開に関する交渉で暫定合意に達したと発表、これを受けてクリアワイアの株価は同日20%も急騰したという。
■日本のスマホユーザーはアプリ導入数が最多、Googleが30カ国の調査結果公開
グーグル株式会社は27日、世界30カ国で3万人のスマートフォンユーザーを対象に実施した、スマートフォンに関する行動・意識調査の結果を公開した。
■Appleがスマートフォンの画面ロック解除法を特許取得、マルチタッチに続き
今年6月にAppleがマルチタッチに関する広範な特許を取得し、AndroidやWindows Phoneなどの競合プラットフォームへの影響が懸念されることとなりましたが、今度はスマートフォンの画面ロックを解除する方法に関する特許を取得しました。
■加RIM、同社NFC対応BlackBerry端末がMasterCardのPayPass認定と発表
カナダのResearch In Motion (RIM)は10月26日(現地時間)、同社の「BlackBerry Bold 9900」ならびに「BlackBerry Curve 9360」がSIMベース端末のスマートフォンとしては初めてMasterCardのPayPass Handset Certificationの認定を受けたと発表した。両製品ともBlackBerry 7 OSを搭載し、同社としては初のNFC (Near Field Communication)をサポートした製品で、これら端末からPayPassの非接触型モバイルペイメントサービスが利用可能になったことを意味している。
■中国の3G携帯電話加入件数1億件超える〈詳報〉
工業情報化省運行モニター協調局の蕭春泉局長は26日「9月末までに中国の第3世代(3G)携帯電話契約件数は1億0200万件に達しており、3Gネットワークはすべての都市と県政府所在地をカバーしている」と語った。
■ブラックベリー、ベトナムで「一番人気」の携帯へ
市場調査会社IDCの統計によると、BlackBerryのOSを使用しているスマートフォンはベトナムで0.36%のシェアしか占めず、約60%のNokia・Symbianに大きく後れをとる。
■「3.9G/LTE」が最大成長セグメント--IDC Japanが市場予測
IDC Japanは10月27日、「国内移動体通信ネットワークインフラ市場予測」を発表した。
ウィトラコメント: インフラ投資では総額が減って行くほうが問題です。技術の大きな変わり目にもかかわらず投資金額が減って行く点が日本経済の現状を端的に表していると思います。
■LTE版ギャラクシータブ、アップルとの係争が不安 韓国サムスン電子「ギャラクシータブ 10.1 LTE SC-01D」(通信会社はNTTドコモ)
韓国サムスン電子はタブレット端末「ギャラクシータブ 10.1 LTE SC-01D」をNTTドコモ向けに10月15日に発売した。昨年11月発売の「ギャラクシータブ SC-01C」に次ぐ機種となる同機は、画面サイズを前機種の約7型から10.1型に大型化したほか、ドコモの次世代通信「LTE(ブランド名はクロッシィ)」に対応し、受信時で最大37.5Mbps、送信時で同12.5Mbps(エリア内の一部屋内施設では受信時最大75Mbps、送信時同25Mbps)の高速無線通信が可能。
■携帯電話最大手ノキアの再チャレンジ初のウィンドウズフォン搭載スマートフォンを発売
フィンランドのノキアが同社としては初となる、米マイクロソフトのモバイル基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン(Windows Phone)」を搭載したスマートフォンを発表した。
■「スマホ/タブレットをめぐる特許係争に勝者なし」、アナリストたちの見解 (1/2)
スマートフォンやタブレット端末をめぐる特許侵害訴訟は、激しさを増す一方である。しかし、AppleやMotorola Mobility、Samsung Electronicsなどの特許を検証する専門家らは、「この争いに、明らかな勝者は存在しない」と語る。
ウィトラコメント: 私は特許係争の勝者はマイクロソフト人らりそうな気がしています。特にNokiaのWindows Phoneが失敗すればそれが顕著になるでしょう。