標高950メートル,旧杣口林道入り口近くの湿地にて。4頭のヒキガエルの姿を見かけましたが,ソーメンみたいな卵塊はありません。落ち葉の上を歩いているカエルは他のカエルが動くと馬乗りになりますが,すぐに離れます。
・・・そんな様子を見ていて,こう推理しました。
「きっと,このカエルたちはみんなオスで,今から来るだろうメスを待ち伏せしているんだろう」つまり,カエル合戦前夜(前朝ですが・・・)だったわけです。
・・・そんな様子を見ていて,こう推理しました。
「きっと,このカエルたちはみんなオスで,今から来るだろうメスを待ち伏せしているんだろう」つまり,カエル合戦前夜(前朝ですが・・・)だったわけです。
山の中で大発生して,線路を埋めつくし,汽車をスリップさせてしまった・・・というのが名前の由来だそうです。地面を埋めつくすほどの大発生・・・とまではいきませんが,たーくさんのキシャヤスデの死体が林道に。これから大発生となるのでしょうか。
湿地でヤマアカガエルが産卵していました。4匹のカエルがくんずほぐれずの大乱闘・・・といった感じです。ヤマアカガエルの産卵は例年3月下旬です。今日はヤマアカガエルの高くけたたましい声とともに,タゴガエルのちょっと低く,控えめな声も聞くことができました。両方のカエルの声が聞こえるなんて,こんなの初めてです。
びっくりしました。だって,ヤマアカガエルの卵塊が動いていて,よく見ると,そこにヒキガエルがいたのですから。でも,続けてよく見たら,このカエル,自分の卵をたすきがけしているのが見えますか? 産んだばかりと見えて,まだゼリー状にはなっておらず,細長いひものように見えました。
今までのブログでは,道脇の池でのヤマアカガエルの卵の様子の報告でしたが,これは乙女高原の湿地でのヤマアカガエルの卵の様子です。
証拠写真を撮ろうと思って,いろんな角度に回り込んでみるのですが,どうも中の様子がうまく写りません。おかしいなあと手を伸ばして,びっくり。「ツン」と固いものに触った感触。そうです。卵の表面全体に厚さ3ミリほどの氷が張っていたのです。これでは光が乱反射して,しまく写真が撮れないはずです。
証拠写真を撮ろうと思って,いろんな角度に回り込んでみるのですが,どうも中の様子がうまく写りません。おかしいなあと手を伸ばして,びっくり。「ツン」と固いものに触った感触。そうです。卵の表面全体に厚さ3ミリほどの氷が張っていたのです。これでは光が乱反射して,しまく写真が撮れないはずです。

晴れてはいますが,北風の強い日でした。継続観察している道沿いの池のヤマアカガエルの卵ですが,ついにおたまじゃくしになって,泳ぎだしていました。ヤマナカガエルの親は,冬眠の途中で起き出して,眠い目をこすりながら(?)産卵し,また冬眠にカエルのだそうです。さすがに寒さはこたえるでしょうが,天敵のいない時期をねらってのことなのでしょう。

2月28日に産み落とされたヤマアカガエルの卵のその後です。こんなに細長くなり,うねうねと動いていました。それにしても,今日はポカポカと暖かく,乙女高原でクジャクチョウなど冬を越したチョウをたくさん見ました。