
そま口の金桜神社奥社近く,道沿いに小さな池があります。毎年,そこにヤマアカガエルが産卵にきます。今日,覗いてみたら,産んだばかりのヤマアカガエルの卵塊がありました。ゼリー状の部分がまだ十分に水を含んで膨らんでいない感じでした。よく見ると,水底で動くものが。親カエルです。しばらくじっと待っていて,落ち葉の下から出てくるのを待って,撮った写真がこれです。
林道で,車にひかれたヘビの死体を発見。さっそく検死を開始。体長は70センチ。種名はジムグリ。証拠写真を撮り,そのままではかわいそうなので,葉っぱでつかんで移動させようとしたら,ヘビの死体の下から,つぶれて,おせんべい状になったこがね虫の死体が出てきました。センチコガネの死体です。きっと,ヘビの死体をリサイクルしようと潜り込んだところで,ヘビと一緒に車にひかれてしまったのでしょう。さて,ヘビの死体を草むらに置いたら,おなか側にこんなバーコード模様が見えたので,カメラに収めておきました。
植物の写真を撮ろうとしていたら,小さなカエルがピョンと跳ねるのを見つけたので,そっと捕まえて撮った写真がこれ。なかなかカワイイでしょ? タゴガエルはアゴの下側が黒っぽくみえるので,すぐわかります。
(2009年5月30日 観察)
(2009年5月30日 観察)
ミズナラの森を歩いていたら,カサコソという落ち葉の音。鳥かな?と思いましたが,それにしては,飛んで逃げる気配がしません。そっと近づいたら,そこにいたのはなんとヘビ。ヤマカガシでした。冬眠から覚めたんですね。
(2009年4月26日 観察)
(2009年4月26日 観察)


里に近いところでのヤマアカガエルの産卵は例年より早かったのですが,乙女高原でのヤマアカガエルの卵塊は,なかなか確認できませんでした。このところの花冷えの影響でしょうか?(寝るときに,厚い布団がなかなか手放せません)
湿地の上から双眼鏡で湿地を観察すると,一匹のメスに3匹のオスが乗っかっていました。でも,やっているのはその1組だけなので,「カエル合戦」といった感じではありません。「カエルの一騎打ち」といったところでしょうか? メスがすごく大きく見えました。「あれ? ヒキガエル??」と思ったくらいです。
降りて行くと,すぐにカエルたちは泥にもぐってもらい,残されていたのは産みたてホヤホヤの卵塊でした。これが12時ころの写真です。3時間後の下の写真と比べてみてください。
(2009年4月4日 観察)


今日は「マルハナバチ調べ隊」の日。朝,車で林道を走っていると,道路脇にヘビがいるのを発見。車を降りて,近づいてみると,どうも「ひっかかり」の無い舗装路というのは,ヘビにとって歩きにくいらしく,ニョロニョロしているわりに,前に進めないでいました。これはジムグリというヘビで,落ち着いた赤に黒くて細い網目模様のついた,セレブな感じのするヘビです。
(2008年9月14日 観察)

雨がシトシト降っている朝,林道を横断しようとしていたヒキガエルくん。横断しても,その先はコンクリートの高い壁。どう考えてもよじ登れないよ。つかまえて,がけの上に放り投げてやりました(2008年5月25日 観察)