おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

日本が壊れちゃった…。その10。

2011-03-29 04:03:36 | 我思う、故に書くなりよ。
世界のみなさん。ありがとう。日本を想ってくれて、ありがとう!
ジェームズ・ディーンの財団だか著作権利団体だか、ありがとう!
フィリピンの貧しくても、心豊かなみなさん、ありがとう! 
つましい生活の中から、大事なお金を日本の為にたくしてくれたみなさんに感激してるし、感謝しているよ!

世界にお礼をきちんと言うキャンペーン、絶賛継続中です。個人的に。勝手に…。

…最初に謝っておく…。未来の日本人、ごめんよ…。

さて…。震災はどうにかなりそうだけれど、未だにぐだぐだ…って感じで、どーにもこーにも…。ボランティアも利権がらみでプロに任せる時代になったみたいだな。まぁ、任せて問題ないならそれでいいだろう。この辺の話は後日書くとしようか…。

原発は…どうにもならないな…。政府も東電もぐだぐだの極み…。東電関係者の悲痛な話が出始めたが、当たり前じゃないか…。何も考えていない会社が放射能扱ってたんだから。もう、屍の山を築き上げながら、人海戦術で何とかする方法以外に策がねーワケだし、それが短期間で終わるならまだ良い方だ。

どうも、この事故がせいぜい数ヶ月でキレイさっぱり終わると考えている人が世の中には多い様だが…そりゃ、大きな間違いだ…。

大本営は見通しなど語ってもいないが、語れないんである。ぐだぐだ感がたっぷりな所を考えると、キレイさっぱりって事で終わるのは、四半世紀、半世紀…次の世紀って先の将来になる見通し。

つまるところ、もう日本はこの放射能のダダ漏れと、そうした長い時間を付き合って行かねばならないんである…。

単純に、今の状態でケリを付けるなんて事が難しくなってしまったので、現実的じゃないが…ケリが付いたとして、キレイサッパリにするには十年と言う単位が必要になってくる。

だって、高レベル放射性廃棄物の山が原発4基分だもの…。

そんなこんなを人が数時間で死に至るレベルの放射線の最中に行わなければならないんだから、そうした問題をやっつける目処も立たないとなれば…


「…絶望したっていいじゃない…原発なんだもの…おじたん。」


って感じ…。とりあえず、閉じこめちゃえ…って事にしたチェルノブイリですら、25年経ってもまだ安全なんか無いんだよね。石棺と呼ばれる巨大な遮蔽物ですら劣化していて、なんとかしないとダメ…って話だし、その劣化は中に閉じこめた放射線の影響もあると言われている。

おそらく…この問題の解決を見ることなく、おじたん。は世を去るんだろうと思う。日本がどうしてこれらの問題をクリア出来たのか知るのは、あの世での事なんだろう。

そうした時間が掛かってしまう様な、マキシマムひでぇ事になっちまったんだな…。

これは脅しでもなんでもない。事故が起きなくても、原発の処分はそれくらいに時間と労力とお金の掛かる問題で、実際にドイツなんかは苦しんでいる。別段、事故や不具合があったワケでは無いが、古くなった原子炉を廃棄するのにエライ苦労しているんである…。

壊れていないから、炉心から燃料を取り出して別の場所で始末出来ても、放射線を長年浴び続けた施設から出るそれが、まだまだ危険なレベルになっていて、手が付けられないのである。また、そもそも解体する考えなんか無く作ったものだから、解体すること自体が困難にもなっている。

日本の福島じゃ、40年も使い続けていた最中に、派手に壊れちまった。燃料をなんとかする部分は吹き飛んでしまったし、大破もいいところ…って事を考えたら、そうした手法を採れるのかどうかも疑わしいワケで、実際の所、処分すら想定外になっちまったんである。

ただ、無尽蔵に放射線が外に出たり、飛び散ったり…な事は、方法を考えれば出来ない事も無いので、そうした点ではあまり影響も変わらないか、少し酷くなる程度じゃないかと思われる。

日本じゃ、放射能・放射線=原爆…って事だから、そうした直接的な心配をする人も多いが、少し勉強すれば、そうにはならない事も判るだろう。ただ、放射線や放射性物質をまき散らす…って事においては、広島や長崎どころの話じゃ無くなってくるかもしれないし、そうした事が長期間続く事の様々な影響もタダごとじゃ無くなってくる可能性は残ってしまう。

地球上を探してみても、参考例がチェルノブイリ以外に無いんである…。

ま、核実験をボンボンやっていた国なんかは、ある程度のデータは持っているハズだが、人体に影響なんか出ない様に実験やってました…やってます…ってのが建前だから、参考にさせてもらえそうも無いだろうな…。

てなワケで、良くても十年単位、数十年単位、悪けりゃ半世紀、次世紀って…幾久しくお付き合いして行かなきゃならない事になっちまったと考えて間違いもないだろう…。

脅しでもデマでも無い。事実として、それだけの時間ばかりか、途方もない労力、超絶莫大な、プライスレスな資金も必要になってくる大惨事が…なう…なんであるのさ。

ま、いつの日にか、こうした放射性物質をナントカ出来るイノベーションでも出来れば、解決も早いと思うが、そうも進んでいない現状だからねぇ…。

永遠に…史上最悪最強の原発とともに歩まねばならなくなったのは、地震のせいだろうか? 津波のせい? こうなることは、誰もが想像に出来たし、そうした危惧を訴える声も多くあったのは事実。天災が引き起こした人災の後始末を日本は続けて行かねばならなくなった。波及する問題は、それこそ想定外なモノになっていくだろうし、そうした中で今までと同じ社会を続けて行かなければならなくもなった。

未来の日本人…ごめんよ…住みづらい日本にしちまって、ごめんよ…。君たちがナントカしてくれる様に、俺たちが出来る事は限られてもいるが…きっときっちりと責任は取らせるとは思う。そうでなきゃ、この国の文明は無くなってしまう…。少なくとも、そうにはさせない努力を…俺たちがやらなければ…と思っている…。

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