おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

日本が壊れちゃった…。その8。

2011-03-20 20:10:31 | 我思う、故に書くなりよ。
世界のみなさん、ありがとう!

一応、日本国民だから、ちゃんとお礼はしておきたいのである…。それが礼儀。まだまだこれからも、日本を想い、応援してくれる声と活動は世界中で続けてもらえるが、途中でも、ちゃんとお礼をしなければ…。

日本国首相になりかわり、おじたん。が、世界のみなさんにお礼したい。

本当に、ありがとう…。世界のみなさんの応援を日本は決して忘れない。そして、世界が困ったときに、進んで助けに行ける国になる様に国民の1人として努力する。

発生から1週間を過ぎ、ヤシマ作戦も関東じゃ始まったし、まだまだ混乱も収まり切れてはいない。

大本営は、相変わらずな会見で、健康に心配は無い…との事だが、故郷を捨てての避難が既に進んでいる。

消防、自衛隊、警察の必死な努力で、水掛けは功を奏している様子だが、あくまでも『その場しのぎ…』の一部であって、恒久的な対策のスタートに過ぎない。そうであっても、これが成功しなかったら、この先は真っ暗になるのだから、感謝に耐えないのであるのよ。

復興支援を担当する大臣が増えたが…コイツは自衛隊を『暴力装置』と言い放ったヤツじゃなかったか?
阪神・淡路で災害活動する自衛隊を「人殺しの軍隊」と呼んだ馬鹿は今何してる?

そうしたヤツらに、命を掛けて来い…なんて言われて、期待通りに仕事をこなす…。すげーじゃないか。

こうした時に、本当に信じられる者が誰なのか? ちゃんと見ておかねばならない。

ま、まだその時期じゃないのは、重々承知の上で書いている。避難者の安全と利便性の確保、まだ助けを求めている人がいる事を想定しての捜索・救助、その他諸々が先だから、こいつらへの審判は先で良い。

ただ、忘れちゃいけない。ずっと前からこうなると予想できていたのに、何もしてこなかった事を。

こうなるワケが無い…って事で、何も考えて来なかったのだ。安全だから…って、考えて無かった。
だから、遠方からわざわざ消防車だの、ポンプ車だの、特殊車両を呼んでこなけりゃならなくなってしまった…。

国や県があてにならず、自力で考えて行動できる自治体も現れた。

おいおい、そうした自治体の行動は国や県にとっては目の上のたんこぶになるから、非難が始まるだろうけれど、村民、町民、市民を自力で判断し、決断して守る、真の自治体が現れて、誰が困る? それこそ、信頼のおける自治じゃないか。不幸にして災害に見舞われ、国や県の指示を待っていたのでは、預かる命を守れないからの決断。

役人じゃ、なかなか出来ない事をその塊である自治体が始めたところに大きな意義がある…。国や政府は見捨てたに等しい行いしか出来なかったからこそ、動いた自治体。どこよりも頼りになるし、信頼がおけるじゃないか。

そうしたところを見て、覚えておかねば、何を頼り、何を信じて良いのか、見失ってしまう。

個々に備える事も今更ながらに重要な事だと改めて気付くが、それらを超える災害に見舞われたとき、誰もが頼るのは国や自治体だ。これから、新しく日本は築かれ直さないといけない。不可抗力な部分も多いのが災害だが、災害から生き延びた人を見捨てる政治や自治は、もういらないんである。

義援金への参加や、ボランティアへの参加、今できる事は確かにあるけれども、これからの日本への参加も忘れちゃイケナイ。誰からも信頼される政府や行政は国民が作っている事を忘れちゃダメだ。

…きっと誰かがどうにかしてくれる…そうした考えが、結果としてこうなっている。その誰かを選んだのは国民であることを、棚に上げてしまっては、また同じ日本になってしまうのであるよ…。

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