おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

日本が壊れちゃった…。その9。

2011-03-28 09:27:27 | 我思う、故に書くなりよ。
…世界にお礼をちゃんと言おうキャンペーン、勝手に継続中…。

ありがとう、世界! 日本の事なんか知らなくても、Tunamiを知ってる人達、ありがとう! 
助けに来てくれたみなさん、ありがとう! いつの日にか、ちゃんとお返し出来る国になれるよう、国民の1人として頑張るよ! 勝手に…。

…さて、Radikoがエリア開放されている。

震災特別バージョンではあるが…、大阪、中部の加盟局が関東でも聴けている。従来は選局メニューに関西の局が表示されていても選択出来ない仕組みだったが、これが可能になった。25日からは中部地方の局も選択して聴くことが出来るようになっている。

震災特別なので、いずれはこの開放は終わってしまうのが残念なのだけれど、こうした震災時に早々と開放してくれた事は素晴らしい。ただでさえ、大人の事情でエリア制限は必須なメディアだったりするワケだけれど、こうした時に制限を取っ払い、広く情報を入手できる手段を与えてくれた事は賞賛すべき。

だけど…ウチじゃあPCでしか聴く手段が無いので、無計画停電くらうと意味無いんだよねぇ…。スマートフォントかワンセグとか無いし…。

この辺は、かねてから個人的に注目しているサイマル・ラジオでも同じ…。やはり停電時が寂しい。

ま、至ってフツーなFM・AMラジオだけしか無いので、電波が頼り…なので致し方ないんだが…。
アジトじゃ、NHKのアナログ波、いわゆる1chの音声が一番良く入るんで、停電時はもっぱらそれを聴いているんだが、ラジオなのに聴きたい局が入らない…ってのも、昔と変わらないんだよなぁ…。あ、これもそのうち聴けなくなるんだよなぁ…。

以前なら…広帯域受信機なんて類のラジオも持っていたのだが…どっか行っちゃったし…つまらん。

その辺をどうしようかと考えるうちに、スマートフォンならどうなのよ? って事に。

一部の機種ならRadikoもサイマルもOK! って事みたいで、これはそそられるのだが、ケータイをこれに置き換えるワケで、そうなると料金的にどーかな…金無いし、仕事も無いし…中年ニートだし…って事にはなる。

んまぁ、被災しているワケでも無いので、我慢しろ…って事だが、そうした意味でもね、こうしたツールを最新のモノに置き換えておいた方が、情報弱者にならずに済む…って事なんだよな…。

それはさておき、こうした災害時じゃないとその力をなかなか発揮できないのも、ラジオだったりする。

インフラがやられては、TVだのネットだの…のメディアに触れることは難しくなってしまうが、わずかな電力さえあれば、情報を得る手段として格段に有力なのがラジオ。ピンポイントで濃い情報を得るなら、コミュニティFMの電波は強力なアイテムになるんである…。

うれしい事に、そうしたFM局は増えている。そして、それらはネット配信を手に入れ、強まってもいる。それがサイマル・ラジオなのだ。

とは言え…コンテンツ的にはあまり代わり映えしてない風に思える。こうした時だからの連携がもっとあって良いと思う。大手の局では得られない、コミュニティFMならではの濃い情報を全く別の地で流すことにより、より多くの困った人達を助けられる事も出来るかもしれない。平時なら、どーでも良い話になってしまうが、こうした災害時ならその力は大きい。

ネット配信の強みだけじゃない。それぞれの局が連携して情報を流すコンテンツがもっとあっても良い。これなら電波だけでも大きな力になる。ま、一部の局では連携して情報を伝えていたりもしているのだけれど、点と点を結ぶに過ぎず、面になってはいない。面となった時の力を生かせるコンテンツがあるかと言えば、まだまだか…。

それらが、停電時でも使えてたら…と考えると…そうしたツールとかハードウェアがもっとあっても良いと思うのだが…ことラジオになると、寂しいんだよな…今時は…。

だが、ラジオは健在である。ラジオだから出来る事が広まりつつあるし、可能性は無限だと思う。テレビ一辺倒な生活の末に、枯れようとしていたメディアであった事は間違いないけれど、そこに秘めた力は、新しい技を得て、確実に復権しようとしているワケだ。

乾電池数個で得られる情報を生かすも殺すも、聴く人間がいるかいないか? にかかってくる。
ぜひ、地元にコミュニティFMがあるならば、ラジオで聴いて欲しい。電波が入らないなら、ネットでも。
そして、そこに声をぶつけて欲しい。ぶつけられる声に、応えるのも容易なのがコミュニティFMならではの事。
また、それらに何かしら応えるのも、コミュニティであったとしても、メディアの使命でもあるんだから。

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