おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

天気図を書こう!

2007-08-19 20:59:56 | 我思う、故に書くなりよ。
久々に甥がやって来た。

どこぞのお祭りですくって来た『金魚&めだか』を持って来たのだが、まぁ、これは別の機会に紹介するとして、彼は中学生なので、夏休みなんである。

で、夏休みと言えば『宿題』がつきものであり、いろいろと出されて、消化はしているのだが、8月もそろそろ終わりって時期に、まだ何も手を付けていないのがあると言う…。

『自由研究』

あと2週間もあればなんとか…なのか、もうだめ…なのか知らんが、何をするかも決まっていないと言うのは少なくとも致命的なのである。

「おじさんさぁ、中学校のとき宿題の自由研究って何した?」

科学部と言う非常に特殊な部活動に邁進していたので、自由研究という課題は無かったものの、市中を流れる河川の水質調査を熱心にやっていて、本当ならBODって調査をやりたかったのだけれど、中学校で購入出来る様な試験設備じゃなかったので、生物的な視点から水質汚濁の現況を調査してたり、CODって調査のお手伝いをしてたり、今考えたらとんでもなく高度な事やっていたのである。

「いろいろやってたけどなぁ…」

正直、いろいろやっていた。そんな中でも日課の如くやっていたのが「天気図の作成」であった。

夕方のラジオ聴きながら、天気図に記入して、等圧線引いたり、前線書いたり、台風書いたりして、翌日辺りの天気を考えたりしていたのである。

もちろん、最初のうちは満足に記入すら出来ないワケで、挫折する日々を送るのだが、慣れてくると、20分の放送時間中にほぼ書き終えたり出来る様になるのである。

あの頃は「気象予報士」なんてのはいなかったので、天気図書けたからどーよ? ってのはウスウス感じてたりもしていたのだが、これが書けないと『部員』として認められないレベルなワケで、何か決まった研究でもやっていないならば、最低条件でもあったりで、一応必死だったんである。他には『ロウソクの科学』の読破とか、タンポポの根っこのてんぷら食わされたり、三浦海岸でウツボと格闘したり…。

まぁ、毎日書いていれば、そこそこ書けるし、ニュースで見る天気図とも大して違いも無いワケだから、それとなく「オレの天気図の方が細かいぜ…」とか、ほくそ笑んだりしていたな…。

てなワケで、今年の甥の自由研究は「天気図を書いてみよう!」ってコトになった。

まぁ、記号を覚えて、何を聴いて、何をどう書くか? まで出来れば御の字だし、ちょこっと等圧線でも引けたら万歳! だと思う。

と、あっさりと決まったのだけれど、天気図ってまだ売ってんのかな? 小さい書店じゃ無いし、専門書がゴロゴロしている書店へ行かねば手に入らないからな…。

手本として、おじたん。も書かねばならないコトを考えると、リハビリが必要だしな…。いざとなったら実況天気図でもパクればいいか…。昔は台風が2~3個あったりしてパニックになったりもしたしな…。あー。すげー懐かしー!

そう言えば、校舎の屋上に寝転んで「流星観察」なんかもしたし、天体観測なんかもしたっけなぁ…。まぁ、これは授業との兼ね合いから真冬が多かったが、あらぬ方向を向いた赤道儀の望遠鏡を1秒でセットし直して「アンドロメダ大星雲」を視野に入れる…なんて荒業もマスターしたしなぁ…。

広い視野と、大目に見てくれる心の大きく広い『顧問』がいたからこその『科学部』だったんだよなぁ…。毎日がとてつもなく『濃かった』時代のひとコマなんだけれどねぇ…。

ともあれ、藤沢市立御所見中学校科学部で番を張っていたのは、遠い昔の栄光でもあるし、何よりも『誇り』な、おじたん。である…。

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藤沢市だけ大震災がやってくる…らしい…。その2。

2007-08-19 06:22:20 | 我思う、故に書くなりよ。
母は疎開するらしい…(ウソ)。単なる『避暑』みたいだけど。

まぁ、親戚のトコロに避暑に出掛けるらしいのだが、誤報のコトを教えると…

「あら、やだ…。でも、来るらしいから準備はしときなさいよ…」

と、案の定な返答が帰って来た。一応、ニュースとかは見たらしいが、東海地震が来るとの認識は強く残っており、その信憑性うんぬんはどーでも良いらしいコトになっている。

まぁ、いずれはやってくる…と言われているので、そうした認識でも間違いでは無いが、先日未明の誤報についてはやはり誤報であり、これを元に避難準備をするとか、疎開に走る…と言うのはどーしたものか。

確かに、報道とWEB以外に誤報の訂正も謝罪も無いワケで、それらに接していない人にはこれが「誤報」だった事が伝わる術も無い。クチコミによる伝承と言う方法でしか伝わらないとすると、これはやはり「危険」な感じがする。

広報車でも走らせて…

「昨日のは間違いでしたぁ~!」

とか、やっても悪く無さそうだが…。

「電緑都市」を謳っているわりには、非常にアナクロな部分でミスしちゃったワケだけれど、ミスを取り繕うフォローまでもが限られてしまっていると、それまた困った事になったりする…。

でもまぁ、近所で集会が開かれて対策会議が行われるとか、集団で避難するとか、近所の公園にテントを建て始めたりもして無いワケで、大方の人がそうしたコトを知らなかった…もしくは「大丈夫だと思った…」ってコトかも知れない。

おじたん。も、「ねーだろ?」ってコトと理解していたが、もし本当だったとしたら、非常にのん気に過ごしちゃったであろうコトなのである。報じられてから12時間はそんな話があったとも知らなかったワケで、知らなかったコトそもそもがマズイかもしれない。

母から聞いても「ねーだろ?」と思っていたし、その後は何をしたかと言うと、母が何を聞いたのか、どこから聞いたのか、と、ネットでその根拠を探した事くらいで、逃げるだの備えるだの…とした直接的な行動はしていない。

そこそこ適当に揃えた避難用具と言うのか、非常持ち出し袋みたいなのは隣りの部屋に転がっているので、これを背負って近所の公園にでも逃げ込めば一応は数日間は過ごせるのだけれど、それすら検めようとかも思っていなかった。

結局は、誤報であって、そうした考えも不要だったのかもしれないが、ここ藤沢は、大きな地震にの際に大きく揺れ、相当の被害が間違いないと予想されている場所。関東大震災の頃は、住居もそれほどなく、被害自体が少なかったそうだが、現代ではそこそこ住宅地も広がり、それなりの被害はやはり間違い無いと考えてよいんだろう。

予め、そうした予想が発表された場合にどーするか?

やはり、ちゃんと考えておいた方が良いだろうし、正しい情報の入手と、続報の入手手段の確保と、少なからずの根拠の検証方法も考えておかねばならぬなぁ…。

いっぺん、ドカンと揺れてみないと…ってコトはあるかもしれないが、先に揺れたトコロは幾つもあるので、そうしたトコからの経験のフィードバックを有効に生かすって事は実践して行かねば…とも思ったりする…。

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