おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

藤沢市だけ大震災がやってくる…らしい…。

2007-08-17 14:20:16 | 我思う、故に書くなりよ。
藤沢市「東海地震」と誤放送 ペルー地震の津波注意報で(共同通信) - goo ニュース

昼頃、母に会ったらそんな話をしており…

「いよいよ来るんだねぇ…アンタも準備しときなよ…」

とか、言っておった。なんでも、夜中の1時にそうした放送が市中の高いトコロにあるスピーカーから流れたのだと言う。

で、これを母は直に聞いたワケではなく、直で聞いたのは何を言ってんだかサッパリ判らない放送だったと言い、市の中心部に住む知人からの電話で詳しい内容を聞いたのだと言う。

まぁ、確かに、何言ってんだかサッパリ判らない放送が流れていたのを私も聞いており、ペルーで起きた地震で津波が日本に来る恐れがある…って注意報を気象庁が未明に出す…って話を知っていたので、その事だろうと思っていた。

防災行政無線…とか言うらしいが、スピーカーのそばに住んでいなけりゃ、タダのウルサイスピーカーでしかないので、時折何かしら流れていたりもするんだが、その意味が聞き取れたコトは1度も無いのである。

で…

「そんなこたぁ~ねーだろ…」

と、昼に母の話を聞いた時には思ったんだが、一応、ネットであれこれ探してみると、別段、東海地震に関して何かしらの発表も無かったので、何を聞いたのか不思議だったのだが、数時間して誤報を報じる記事にめぐり合う。

そもそも、東海地震クラスともなれば、のん気に「笑っていいとも!」なんぞ流している場合ではなく、安藤さんが眉間にしわ寄せて現れるハズ…。安倍さんが現れて国民に平静を保つように呼びかける…なんてコトも行われるワケで、藤沢市だけで独自に地震予知だの観測だのしているとも思えないので、変な話だなぁ…とは思ったのだけれどね…。

んでまぁ、ネットで誤報だと知っているおじたん。は、まだいい。ネットを知らない母は今でも…

「昨今のうちに、東海地震で大きな揺れに襲われる…」

と信じていると思う。と、思うのは、そうした誤報に対する訂正も行われていないからである。

実際、リュックサックを探しに来たので、母は相当真剣に防災対策に目覚めたと思われるのだが、まぁ、それはそれで良いコトだな。震災は体験していないが、空襲は幼い頃に経験しているので、疎開とか考えるかも知れぬが…。

「あれは誤報らしいよ…」

と、おじたん。が言ったところで、真に受けるかどうか怪しいトコロも気になる。
直接、知らせてくれた知人から再度連絡でもあって、誤報だと言うコトが伝われば良いのだが、伝え聞く限り、知人が母に伝えた内容は、深夜にスピーカーから流れたモノと限りなく近いモノだと思われる。信頼度の非常に高い…って伝聞が母にはしっかりと伝わっており、これが簡単には崩れそうにも無かったりするトコロが面白い。

ある種、伝言ゲームの失敗を楽しむ…って雰囲気があるので、不謹慎かもしれないが、そうして伝わった情報ってのは、安易に崩せたり、崩壊出来たりもムズカシイモノだと言うコトである。

母に電話で伝えようと試みたが、不在の様子。水でも買占めに出掛けたかな?

まぁ、こうした機会でも無ければ、積極的に備えるなんてコトもしない人もいるので、危機意識の向上には良いかもしれない誤報ではあるのだけれど、誤報で無かったとしたら、ほとんど防災行政無線の意味が無かったワケで、こうした方法も改めて考えなければダメだろうね。少なくとも、伝聞…ってカタチじゃなく、しっかりと伝わる様な放送にしてくれないと、逆に危険かもしれない。

そう言えば、昔はヒロシマに原爆が投下された日の朝になると、市長がうにゃうにゃとこのスピーカーから何やらのたもうておったが、アレは止めたのかな? あまりに長いコトしゃべっているので、スピーカーの近くまで寄り道して聞いてみたら、追悼の放送だったと判り、結局は「うにゃうにゃ…」としか理解出来なかったんだけれどね…。

記事によると、一応、訂正放送もしているらしいが、聞いちゃいないしなぁ…。

伝えるコト、伝わるコト、結構ムズカシイのだけれど、伝わって困るコト、伝わらずに困るコト…もあるワケで、何とかして頂きたいとは思うね…。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする