おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

クビに出来るか、出来ないか。 その2。

2007-08-02 01:37:35 | 我思う、故に書くなりよ。
横綱はクビにはならなかったが、農相はクビになったようで…。

内閣改造して、留任はなし…って言ってんだから、今更…ってのも不思議なのだが、選挙前に出来ないトコロが首相のふがいなさ…と、トンチンカン…ってコトだと言われている。

まぁ、そりゃそうだよなぁ…。普通ならなぁ…選挙前にやるだろうからねぇ…。

参議院なんて、あってもなくても…と、だいぶ以前から言われていたのだが、こうも多くの議席を取ってしまうと、それはそれでそこそこ使い道があったりするらしく、民主党はいろいろとやりそうらしい…。

そうなると、自民党も急にオタオタ…し始めて来たみたいで、本当におもしろいことになりそうだ。それでも、急激な変化を望まなかったり、拒絶する連中が多くの票を握っているコトも事実なので…

「どうせ、何も変わらないだろう…」

ってコトはおじたん。でも変わっていない。でも、ちょっとだけ、おもしろい事になりそう…って感じが出て来たので、どの辺を楽しんで見て行くか? ってコトを書いておこうと思う。

まぁ、社保庁で判ったとおり、公務員がグダグダ…だ。国家的に美味しい身分と民間には無い特権が従来約束されて、コースを選べばその先にも美味しい身分が待っている…連中だったのだが、この辺をいじりそうである。これまた、いじらずに放置プレイで良しとして来たのは、そんなコトを本気でやったら「社会が混乱する」と言う危惧があったからで、混乱するのは公務員だけだし、それにつられて困る社会はそれほどでも無い…ってコトが判ってきたのかもしれない。確かに、多少の混乱はあるだろうけれど、後々には理に適った良い結果に繋がる混乱で、ワケの判らない『美しい国』とか、グダグダゆるゆるな改革に付き合わされる混乱よりは『マシ…』なんじゃなかろうかと。

そうした混乱に乗じて、血相を変えてゆくTVで良く見るおじさん、おばさんを眺めて楽しむのもおもしろいと思う。

この辺がいじられれば、ミートホープの一連の問題を見ておいて、見なかったコトにしていた役人が「怒られた」だけで済んでしまう様な不条理も改善されるワケで、遠慮なく「クビ」ってコトにでも変わるんじゃなかろうかと期待している。

地方公務員だと、この辺のグダグダを何とかせねば…って首長がいるところは、そこそこ良くなって来つつあるのだけれど、一般には人殺しでもしない限りは、何をやらかしてもそうそうクビにはならないのが公務員だったりする。これだけの社会的に大きな問題を見ておいて見なかったコトに事実上してしまったにも関わらず、その処分が「怒られただけ…」なんてのは、理に適ってない。

その辺をいじらなかった事を、社会が許さなくなって来た1つの結果が、先の参院選の結果になったとも言われている。ゆくゆくは「天下りシステム」の完全破壊にも手を付けるらしい。

そうした動きへ少しづつ向かっているならば、なかなかおもしろいモノが見られそうなんである。そうした動きの決定打になりそうだと言われているのが、次に行われる衆議院議員選挙だ。

ズルズルでゆるゆるでグダグダな役人にメスが入るとなれば、そうでない人にも多少の影響は出るだろうけれども、つまらないトコロで「親方日の丸」に保護された理に適っていない部分が淘汰されるワケだから、その攻防と混乱はおもしろいんだぞぉ。

そうした、おもしろさをより楽しく眺める為にも、ニュースと新聞とか、政治って事柄を少しでも目から耳から入れておいて損は無いのである。むしろ、そうしたトコロにしかおもしろさが感じられないのが、この国の「政治」でもあり「政府」でもあり「内閣」でもあるし、「システム」なのだと言う点が情け無いのだが、それも事実だと思うので、そうした外野的観点からの楽しみを高尚な趣味のひとつとして、若い人にはたしなんで頂きたい。

「しゅしょーってさぁー。ちょー空気読めなくね?」
「黄色いTシャツ着て走ればいんじゃね? ちょー人気炸裂!」

そんなんで良いんである。選挙ともなれば、大きな街に行けば、TVで見たことのありそうな人がいろいろとしゃべったりしている。うるせーし、うぜーんだけれど、良く聞くと、なかなか良いコトをしゃべっていたりもしている。それらを聞いてみて、不満に思ったり、共感したりしたことを覚えておいて、自分の周りの世界に当てはめてみると、より一層、社会の不思議も見えて来るんだと思う。

そうした経験が、選挙権と言う「入場券」の配布と回収の中身に生きて来るのであるのだな…。

まぁ、何にせよ、ダメなモノは場合によっては毅然とした態度で、キッパリと『クビ』に出来る姿勢がこの国には必要なんだと思う。教育にしろ、政治にしろ、何もかもがゆるゆるでグダグダでズルズルになってしまったワケだし、それらを見過ごして来たツケでこの先、大きく困るなら、どこかで修正を始めないといけないし、方法に因ってはバッサリとね…。「格差」にしたって、そうした不条理が消えた上でなら、誰もが致し方ない部分を悟るだろうし、大きく文句も出ないハズ。

そうした「動き」。「動き」と一緒に現れる「混乱」。直に関わりたくても関われない場所にいるなら、積極的楽しんで眺める方が「おもしろい」と思うよぉ…。

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