おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ど根性の仲間たち…。

2006-07-14 01:22:53 | 我思う、故に書くなりよ。
どこの家庭のキッチンでも見掛ける風景ではあるが…あなどってはイケナイ。

お豆ちゃん観察日記にコメントを頂いた「myriad_of_starts429」さんのブログでは、ニンジンと大根の「ど根性」に勤しんでおられ、その様子が日々綴られ始めたばかりの様子。

何気に生えて来るのは「ヒゲ」とか「髪の毛」と同じみたいだが、結構、観ていて楽しいのである。元々、「捨ててしまう部分…」ってのがスタートなので、思いもそれはそれは募るものである。

おじたん。の家でも、ニンジンはたまにこうして育て、育ちきったらハムスターのエサにしていたりする。人によっては夕食や朝食の1品として、食卓を飾ったりするらしいし、クレソンなんかは買わずにこうして「自家栽培への道」を切り開いている主婦も多かったりするらしい…。

でまぁ、ここからレベル・アップして「ハイドロ・カルチャー」なんてのもやってみたのだが、これが結構ムズカシイ。どの範囲をハイドロと呼ぶのか定かじゃ無いが、一般的に水耕栽培に類似していれば良いのでは無いかと思うのだが、もの凄くオシャレであって、従来のこうした「地味…」な栽培と大きく違うのは「見栄え」。

お気に入りのガラスのコップでも良いし、それにきれいなガラス玉や、色砂、カラフルなゼリー状の土壌…なんてのを入れて、あまり見たこと無いような観葉植物などを入れておけば、一応、インテリアとしても成立したり…。

ところが、これがなかなかムズカシイもので、ひなびたり、カビたり、なんだり…で、得てして上手く行かないもんであったりする。最終的に見捨てられた格好になると、小バエの誕生地に変わったりするので注意が必要だったりする。

まぁ、見様見真似でやるからそんなコトになるので、花屋さんとかに頻繁に通って、情報を仕入れながら…と進めた方が無難である。この辺、熱帯魚の飼育なんかと似ている。

おまけに、この手のグッズが非常に安価に100均ショップで揃えられる世の中になったのは大変ウレシイ。観葉植物はちらほら…置いてあったりもしたのだが、ハイドロ関係はなかなか無くて、なんとなく「割高」な感じを余儀なくされていたのだけれど、そこそこ揃ってしまう様になった。

さて、うちのお豆ちゃんは、ど根性…と言う風情は無い。

「土の上に転がってる…だけ…」

と言う感じでは、ど根性な感じもしなくはないが、基本的にそうして育つとされているものである。1号は緑が増して、なかなかしっかり根付いたのか、土の上で転がるコトも無くなった。2号も、驚くべき成長が、養い主から全く見えぬトコロで進んでおり、実は根がぐんぐん伸びている。

通常の「豆」と比較するのもイヤな感じで巨大な豆なので、その大部分が「栄養」の備蓄と考えて問題ないと思うが、ここから根と芽が出ても、その栄養は余りある感じだから、そこそこ「ど根性」な環境でも「やっていけるんだよぉ…」と言う主張なのかもしれない。

ま、うちの場合はいきなりの「養え…」なので、「癒し…」とか「愛でる…」といった感じとは別の所からスタートしているのであるが、大事なのは日々の「観察」なのである。この辺からバイオだのアグリだのって方向に大きく進んだワケでもあるので、やはりあなどってはイケナイ…のである。

ビバ! ど根性! 同じ観察者として、ニンジンと大根にエールを送りたい。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする