おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

マイ鍋。

2005-01-08 09:46:37 | 我思う、故に書くなりよ。
ビビンパ作ったらそこそこ写ったので上げ直し…。

男の1人暮らしでも「鍋」位は作ってみたい…と言う所から、この話は始まる。
まぁ、寒くなると鍋は美味しい物で、1人暮らしだと食材から買い集めて作るよりも、コンビニで売っている一人用の鍋なんかが手頃で良いワケで、かなりはまってしまったのである。特に鶏鍋の塩。

んで、アルミの鍋兼器が貯まって行くのもなんだし、食材を買って鍋を作ろうと思った時に、肝心な鍋が無く、買わないと困る事態になったのだ。

「土鍋」にするか「鉄鍋」にするか? かなり悩んだのだが、アウトドアの世界ではダッチオーブンと言う「鉄鍋」がなかなか流行しており、鉄分の補給も可能な事から「鉄鍋」を選んだのである。

これが、まぁ大き目のどんぶり…って感じの大きさで、ふたは杉を焼いて木目を出したもの。かなり和風の鍋であり、以来、愛用して止まない鍋なのである。

んでまぁ、買って来て直ぐに使えるかと言うと、そうでなく、シーズニングと言う儀式が必要なのである。まぁ、新品の表面に塗られた錆び防止の塗料を焼くとか、落とすとか、そんな事をするのだが、もう1つ、油を馴染ませる…と言う事もする。鉄製のフライパンでもこの作業をちゃんとやらないと、思い通りに調理出来ないので、しっかりやる必要がある。また、馴染んだ油が取れないように、洗剤でごしごし洗うなんて事もあまりやらなくなる。

しっかりと油の馴染んだ物は、汚れも温水で簡単に落ちるので、洗剤の出番は無いのだ。鍋も同じで、油を馴染ませる事がしっかりと出来れば、料理も美味しく、汚れもらくらくなのである。

んで、マイ鉄鍋もそうしてこうして使い込んで、いい感じになって来ている。熱の回りが全体に均一となり、煮込んでも良いし、油揚げも良いし、炒め物にも良いと言う具合。ただし、フライパンの様な取っ手は無いので、あらよっ!って事は出来ないし、細かく振って食材を転がすなんて事は出来ない。

ソリッドな鉄とはちょいと違い、鋳物と言うのか鋳鉄なんだけど、これの具合を保つには錆びさせてはいけないワケで、まぁしっかりと油が染み込んでいれば錆びる事も無いのだが、うっかりすると錆びるのは鉄の宿命。使用後のお湯洗いのあと、軽く空焼きして水分を飛ばしてからしまわないと、錆びはエッヂに浮いて来るのである。

目立つ錆びも無かったが、新年って事もあって簡単に洗い、バージンオイルを塗り塗りしながら焼いてみる。ちゃんと焼けたらきれいにふいて、しまう…。のではなく、余りご飯とナムルと余り肉でも焼いて「鉄鍋ビビンパ」でも作ろうかと思っている。うしし。

んま、鍋に限らず、手間隙かかるけど、これで焼いた目玉焼きの出来の良さは、テフロンのソレとは比較にならない所が良いと思っている。「どーゆー事よ?!」って位に仕上がりが「プロ」っぽいのだが、目玉焼きのプロってのもあまり聞かないので胡散臭い所ではある。が、やっぱり違う。安い特売のソーセージとかをこれで炒めてみるだけで、

「うーん。しゃうえっせん…」

な感じになるから不思議だ。野菜とかも味が凝縮された感じになるので、少々固くても美味しい。

こうなってくると、ダッチオーブンもフライパンも欲しいのだが、そうそう立て続けに買えるワケでは無いので、懸賞に応募してはいるのだが、当たらないんだよなぁ。フライパンを鉄製にすると結構楽しい結果が待っていそうなので、ホームセンターへ行く度に物色はしているが、テフロンしか見掛けない所が悔しいんだよなぁ。軽くて、焦げ付かないのが売りだし、趨勢でもあるが、重くて面倒だからといって消えるのも困るんだよねぇ。

マイ・フライパンとマイ・ダッチオーブンは今年の目玉アイテムと勝手に決めてみる。鉄瓶なんかも宜しい感じで湯垢がたまると、お湯が美味しいらしいと言うので、狙ってみる。うしし…。

追記:ビビンパ作ったらうまーでした。おこげだらけで焦ったが、これがまたキレイに剥がれてうまー!

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