アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

盗人猛々しいなんてもんじゃない…ジャンボ氏怒り心頭

2010年09月27日 | Weblog
  中国で仕事をされているジャンボ氏の怒り…治まりそうもない状況です。
 9月26日朝の中国国営放送の内容…
 「中国領海内で操業中の漁船の船長を拿捕した日本政府に対し、中国政府は強く抗議しその非を認め早期に釈放するよう求めた結果、日本政府は処分保留のまま釈放にいたった。これはすなわち、日本政府として尖閣列島は中国領土であることを認めた結果の処置であり、中国政府としては日本に対し謝罪と補償を強く要求する権利を有するものである」

 この放送にジャンボ氏は怒り狂った。怒りの方向は、当然、菅さんへ。「菅、即刻退陣」というタイトルで私へ連絡を下さった。もう黙っていられない。行動を起こす!と…ジャンボ氏が暴れたら大変だ。白鵬でも石井慧でも伊調姉妹でも抑えられない。
 ジャンボ氏は、「…日本の領海内での違法操業、しかも公務執行妨害という明らかに日本国内法に違反した船長をなぜに釈放したのか。筋を通して戦うべき時は戦うのが日本を代表する政治家ではないのか。経済がどうのレアアースがどうのスパイ容疑で逮捕された4人がどうの…といった問題は確かにある。しかし、BUT!これだけは譲ってはいけないというものを守れなかった菅さんは、国賊で首相失格。日本の政治屋さんは甘すぎる。外人を知らなすぎる。1年、2年留学したぐらいで何が分かる。中国共産党を甘く見過ぎてる」

 「中国」というものを何も知らないで…中国を知り尽くしているジャンボ氏の悔しさが、手に取るように分かります。
 ジャンボ氏はさらに続けます…
 「今回の屈服で韓国、台湾との領土問題も既に負けは決定。他のアジア諸国で中国との問題を抱える国はさぞやがっかりしていることでしょう。
 最近の中国のインターネットで流れている動画で、中国の領土を赤にして(中国は鳥が羽を広げたときの形に似ている)、その羽の右側が日本に伸びてきて日本を飲み込んでしまうというのがあります。NHKのニュースは常に監視し、不都合な場合は2~3分の雨降り状態にしておきながら、こんなのが平然と流されている…」 
 そこまでやっていた…情報はこまめに集めているつもりの私が知らなかったことばかり!中国で暮らしているから分かること…。
 
 中国のことですから、NHKの監視は当たり前のことでしょうが、「日本関係のインターネットも検閲されている」…これも、「マサカ?とはいえない」ジャンボ氏も、「(ネット関係の)キーワードに、国名(中国)は入れない方がいい」とのこと。日本の田舎に住む私は逮捕されないかも知れないが、中国在住の日本人が中国の悪口を書こうものなら、「逮捕→死刑」十分考えられる。

 中国の赤い鳥が日本を飲み込む動画ですが…(信頼できる中国人は)「単に、鳥が虫を食べてるところと笑っていた」という。こ、こ、これって、尖閣諸島だけでなく日本列島の全てを狙っているということ?鳥が中国で、虫が日本…。
 考えすぎだって?そうだといいのですが…領海侵犯の船長を釈放しても、「謝罪と賠償」を求めて来るのですから…要求はどんどんエスカレートする。
 丹羽さんを引き上げさせる…それはいい考えです。しかし、大使を引き上げさせるということは、「戦争する」という意味です…。

 レアアース売らないよ…(ニューヨークタイムズに書いてあったが、中国政府はそんなことは言っていないんだと…)日本は、レアアースを中国から無理して買わなくても十分、いや十二分間に合っているのです。(日本政府はそのことを知っているのかねえ?)日本のニッケルから取り出す方が、良質で大量のレアアースを得られるのです。(田舎のオヤジだってそれくらいの情報と知識があるんですけど…)
 フジタの4人の命?それは、軍事秘密のところへ立ち入ったから…そんなはずがあるわけない。ハメラレタわけです。メタミドホスギョーザの所ですよ。これって偶然ですか?「この機会に、毒入りギョーザで失った名誉挽回」ということでもあったのです。自国民を平気で撲殺する国ですから、「小日本人(ひどい蔑みのことば。日本人が、チョンとかシナチャンコロと言うのと同等)」の4人を殺すぐらいは、何らの抵抗もない。

 民間交流…千人規模の「日本青年上海万博訪問団」の中止、スマップのキップがどうのこうの、観光客のキャンセル…そったらもの、どうでもいいべ!偉いなあと思ったのは、千人にもおよぶ中国人観光客の宿泊がキャンセルになったホテルの社長が、「今こそ耐えるときです。頑張りますよ。耐えられる体力はあります」と…。どこかの政治家とは大分違います。背中に骨が入っています。日本の大臣が、「領土問題…」と、言っていました。そんな大臣がいる国日本。…民主党ですけどね。(前原さんは、「東シナ海には領土問題はない」と、言っています)

 やはり、一番偉いと思うのは、ジャンボ氏はじめ中国へ進出している日本企業です。戦地にいるようなものですよ。それなのに、「日本政府!何やってんだ!国を売るなよ」と、徹底抗戦を回避したことに憤りを通り越して怒り心頭に達している。

 笑っているのは、韓国とロシア。「あ、そーかぁ!日本を脅せば、竹島も北方領土もいただきーっ!日本人を4人捕まえればいいんだな!」
 泣いているのは、ベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイ…なぜかって?南シナ海で中国と領土・領海問題があり、ひどい目に遭わされているからです。特に、ベトナムは悲惨。日本が降伏したことで、「そ、そ、そんなぁー、日本が頑張ってくれると思ったのにー」と…もう立ち上がれませんよ。

 日本は2008年まで、中国に対するODAで、贈与・政府貸与等を合わせて、5.7億ドルを支援していたんですよ!ODA終了後、アジア開発銀行(ADB)の中国への融資が、ODAの減額相当分となっているんですよ!そして今、ADBとは別に、ODAの相当額を日本から引き出そうとしているんですよ…。(菅さん、そのこと知ってるのか?)盗人猛々しい…。
 日本には、「盗人にも三分の理」ということわざがあるが…きっと、「小日本は、過去に中国本土において…」それを持ち出すだろうなあ…