アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

猫に小判 私にスマホ

2024年07月14日 | Weblog
 実姉は、80歳にして、「減益…じゃなくて現役のOL(会社が減益。姉は現役)」。地下鉄東西線で通勤しています。
 姉は、一時、猫を三匹飼っていた猫好き。今は、「ロボットの猫」を一台所有しているだけ。「ドラえもん」ではないんですけどね。「招き猫」の置物、全部もらい物だというのですが、一体いくつあることか!
 今、我が家の同居人が、猫を飼っています。ロシアン・ブルーという種類の、灰色の猫です。

 猫は、日本人の暮らしに深く関わってきました。ですから、猫にまつわる諺がじつに多い。

 私の人生と共に歩んできた猫関連の諺は…
「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」・・・この教えに従い、人様を追い詰める事はしませんでした。噛まれちゃたまらないので。「戒め」として、大変良い諺だと思います。

「猫に鈴をつける」・・・若い頃は、「鈴をつける役目」をさせられたなあ…。損な役回りが多かった。

 「猫まんま(ごはん)」 「猫の食い残し(食べ散らかすこと)」「猫も食べない」「猫またぎ(猫でさえも食べない。またいで、行ってしまう)」・・・食事関係、多いですねぇ。

「猫も杓子(しゃくし)も」・・・私の人生、杓子だったことが多かったなあ…。杓子のほうが格下なのかって?杓子は、ご飯を盛る「へら」のことですから、猫には敵いません。

「猫に小判」・・・私にスマホを与えるような意味ですね。面倒なので、操作を学ぼうとしない。無用の長物のような…。

「猫にまたたび」「猫に鰹節」・・・この諺、大好きです。「私にお酒」ですね。またたびも、鰹節も好きですがね。

「泥棒猫」・・・これは、シリアスというか、ドラスティックというか…干しておいた魚を猫が盗むという意味じゃないんだよね。男を奪った女に浴びせる言葉。おっと、これは私の人生にはなんの関係もない諺。

「猫いらず(殺鼠剤)」「鳴く猫は鼠を取らぬ」「鼠取る猫は爪を隠す」・・・そうなんです。本来、猫というものは、鼠駆除の存在だったはず。
 それが、今の猫は鼠から逃げ回る。人に媚びる。困ったもんです。おっと、ブロガーには猫好きが多いので、猫の悪口を書いてはいけませんね。


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