・・・何時もの散歩コースを終わり、家に帰る途中でした。
〈以前に撮った現場付近の写真〉
上の写真の小川の上の橋を渡っている時に、ふと見ると、川の中に膝まで浸かって、いまにも、倒れそうになっている男の老人がいました。
上に這いあがろうと川の中を歩き回っていました。
時々倒れたりするので、これは危ないと思い、川の岸近くの安全そうな場所に導きました。
川の横の道にリードがない犬(老人が連れていた犬)が、心配そうに見ていました。
川の中の老人に声をかけると、なぜ自分が川に落ちたかわからないうちに、ここにいるという返事が返ってきました。
とりあえず、川のすぐそばの岸まで、私が下りて行ったのですが、川の中の彼をどういう方法で、引き上げたらいいかわかりません。
考え込んでいると、やはり散歩途中の近所の奥さんらしい中年の人が、声をかけてきたので、事情を説明すると、彼女は近所なので、「私が脚立を持ってきます」と言ってくださったので、それを待って老人を引き上げることにしました。
私はその間、道から、川のすぐわきの岸に降りて、彼を落ち着かせ、見守ることにしました。
川の中を彼がうろうろするので、コケると思い、何度も声をかけて、落ち着かせ、脚立が来るまで、待つことを言い、彼を見守っていました。
まもなく、先の奥さんが、脚立を持ってきたので、それを川の中に入れて、岸に立てかけ、無事、落ちた人を助け上げることが、出来ました。
長い人生ですが、川の中から、人を助け出した経験を初めてしました。
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