朝六時ころ、久しぶりに大きな赤い太陽を自室の窓から見た。
太陽ってこんなに大きかった?、、、、と思ってしまうほど大きい。
陽の出直後の太陽や、陽の入り直前の太陽、月の出直後の月や、月入り直前の月が大きく見えるという経験があると思いますが、これは、自分の目の錯覚であると簡単に理解しているだけで、私はこの事について真剣に考えた事がありませんでした。
インタネット解説によると、
この問題は「天体錯視」と言われて、アリストテレスやプトレマイオス以来の難問なのだそうです。
先ず、「錯視」とは実在する物が実際にある物と違って見える事を言い、眼ではなく脳で起こる現象です。
無い物があるように見え るのは「幻視」で、こちらも脳で起きます。
「錯視」と「幻視」は実際に物があるか無いかの違いなので、あるか無いか確かめられなければ両者の区別がつきません。
存在が確かめられなければ正常に見ていると思っている世界も幻視かも知れません。存在を人の確かな感覚で確かめるということは難しいです。
チョット、勉強になりました。