・・・ラジオの放送を聞いていたら、宇宙飛行士の向井千秋さんが宇宙医学の話をしていた。
その話を聞いていて、面白かったメモ内容を紹介します。
「首が座らない赤ちゃんみたいと言っていた」
三菱電機のHPより
この前、テレビで宇宙からソユーズで帰還した古川飛行士の映像が流れていましたが、両側から抱きかかえて運ばれている古川さんの姿が、印象的だったのですが、向井さんの話を聞いて、古川さんのあの姿は、大事を取っての姿ではなく、本当に立てないらしいことが理解できた。
無重力の生活を1週間も経験して、地球に帰った直後は自分の腕を動かすのもものすごい地球の引力による力を感じて大変だそうです。
ましてや、何か月も宇宙生活していた古川さんは筋力も衰え、地球に帰還直後は寝たきりの病人と同じ状態だそうです。
向井さんの場合は2週間、宇宙旅行をして、地球に帰ってきてすぐは足を一歩踏み出すのも重力を感じて、大変な労働だったそうです。
また、名刺1枚の重さも、持っていると重く感じたそうです。
しかし、二週間の宇宙旅行だと、1日も経つと地球の引力に慣れたそうです。
宇宙飛行で一番、地球と違うと感じる事は引力だそうです。
そのことは、当たり前と思っていることが、気が付かない典型的な事象であると彼女は言っていました。