修理
2008-09-10 | 物
色々と一段落した後、母から柳刃を譲られた。
何年も仕舞われていたので、錆も浮いて哀れな姿だった。
「使ってこその道具だろう」 と思い、砥ぎに出した。
物はついでと、愛用の花鋏なども含め、数丁をお願いした。
昨日、その刃物が戻ってきた。
その中で二丁・・・
まずこの花鋏だが、お稽古を始めた時に祖母からプレゼントされた物。
粗末にはしていないが、磨き上げて手入れしているでもない。
何を思うことも無く、そのまま愛用してきた。
今回、とても良い細工の希少品だとお店の方に教わった。
↑
このカシメを作る職人が絶えてしまったそうだ。
確認したら こちら の製品。
日本の名作鋏10選 にも社名が挙がっていた。
検索してみたら、今はカシメよりネジ式が主流らしい。
ネジ式だと、技術のない人にも修理しやすいので便利らしい。
ということは、「修理できる人も減ってきている」 ということだろうか?
不便なものが廃れるのは仕方のないことだと思うが、希少品だと聞いて驚いた。
このブログを見てくださる中に同じ品を持つ方がいらっしゃれば、お互い大切にしましょう。
次に柳刃包丁である。
私は以前、刺身をうまく作れないこと を書いた。
この柳刃を使って挑戦すれば、少しは上手にできるだろうか?
研ぎあがった柳刃を受け取るとき、お店のご主人が怪訝そうに聞いた。
「この包丁も良い品ですが、貴方がこれをお使いですか?」
「譲られた物だが、使おうと思う」と言うと、納得した様子。
「職人の使うものなので、技術の無い人が使いこなすのは難しいですよ」
という有りがたい忠告と共に包丁を手渡された。
カシメのように、技術がなければ上手く扱えないらしい。
だが私は、上記のとおり「使ってこその道具」だと思っている。
無謀と言われようが、挑戦してみたい。
道具が泣くと言われたら、切ないのだが・・・
何年も仕舞われていたので、錆も浮いて哀れな姿だった。
「使ってこその道具だろう」 と思い、砥ぎに出した。
物はついでと、愛用の花鋏なども含め、数丁をお願いした。
昨日、その刃物が戻ってきた。
その中で二丁・・・
まずこの花鋏だが、お稽古を始めた時に祖母からプレゼントされた物。
粗末にはしていないが、磨き上げて手入れしているでもない。
何を思うことも無く、そのまま愛用してきた。
今回、とても良い細工の希少品だとお店の方に教わった。
↑
このカシメを作る職人が絶えてしまったそうだ。
確認したら こちら の製品。
日本の名作鋏10選 にも社名が挙がっていた。
検索してみたら、今はカシメよりネジ式が主流らしい。
ネジ式だと、技術のない人にも修理しやすいので便利らしい。
ということは、「修理できる人も減ってきている」 ということだろうか?
不便なものが廃れるのは仕方のないことだと思うが、希少品だと聞いて驚いた。
このブログを見てくださる中に同じ品を持つ方がいらっしゃれば、お互い大切にしましょう。
次に柳刃包丁である。
私は以前、刺身をうまく作れないこと を書いた。
この柳刃を使って挑戦すれば、少しは上手にできるだろうか?
研ぎあがった柳刃を受け取るとき、お店のご主人が怪訝そうに聞いた。
「この包丁も良い品ですが、貴方がこれをお使いですか?」
「譲られた物だが、使おうと思う」と言うと、納得した様子。
「職人の使うものなので、技術の無い人が使いこなすのは難しいですよ」
という有りがたい忠告と共に包丁を手渡された。
カシメのように、技術がなければ上手く扱えないらしい。
だが私は、上記のとおり「使ってこその道具」だと思っている。
無謀と言われようが、挑戦してみたい。
道具が泣くと言われたら、切ないのだが・・・