備忘録

主に晩御飯を記しています。不味い物は作ってないつもりですが、問題点も多々…。ただ今、カテゴリー工事中です。

各種雑感

2006-04-01 | 
【ショーシャンクの空に】映画

原作は、スティーブン・キング
先日お招きした司令部の方々を引きとめ、DVD鑑賞。

素晴らしい映画だった。
とても心が温まった。

世の中を斜め45度から眺めていると評判(?)の「ま」先生。
いつも、変わった角度で物事を斬るお方。
「ま」先生も黙る面白さ。

未見の方は、ぜひご覧下さい。






【白夜行】ドラマ&小説

原作:東野圭吾、脚本:森下佳子

小説を先に読んだ。
結末まで一気に読みきった。
非常によく出来たミステリーだった。

唸るほど素晴らしい作品。
だが、人にお薦めする気にはなれない。
読後感が非常に悪い。



=あらすじ=

次々に起こる事件。
ささいな嘘から殺人まで・・・
その犯罪の周りに常に見え隠れする二人の人物。

質屋を営んでいた父親を殺された少年、亮司。
被害者の愛人であり、その容疑者でもある母が自殺してしまった少女、雪穂。

成長にともない、二人の周りで起こり続ける事件。
質屋殺しの犯人を、執拗に追い続ける刑事。
吐き気がするほど残酷な結末。



この小説では、事件の犯人が結末までわからない。
だから、犯罪を犯す理由も気持ちも不明。
意図的に排除していると思われる。


詳しい心理描写がないままに、事件とその被害が克明に描かれる。
感情の見えない犯人に対する憎悪が私の中に湧き上がる。

だからこそ、引き込まれるように一気に読んだのだが・・・
何ともいえない後味の悪い結末が待っていた。

だから、これをどんなドラマにするのか興味があった。
結論から言えば、こんなに上手にドラマ化できるなんて、脱帽。


脚本は森下佳子女史。
私の好きな代表作は、「平成夫婦茶碗」シリーズ。
TVドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」の脚本家でもある。


亮司役は、山田孝之
雪穂は、綾瀬はるか

言わずと知れた、「セカチュー」のお二人。


まずみんなが驚いたのは、結末から始まったこと。
こんな始まり方で、「謎を追い続ける原作」を、どう料理するのだろう?
「ま」先生を見習って、少し斜に構えて、最後まで見続けた。



作品の世界に引き込まれ、毎週正座で鑑賞する勢いだった。
あの小説が、純愛ドラマになるとは!?

原作にはない、二人の台詞、刑事の台詞、脚本が素晴らしい。

不覚にも、二人のために涙を流してた。
うっかり感動してしまったのだ。
遺憾である。


確かに純愛と言えば、純愛なんだろうけど・・・

「純愛」って言えば何でも、許されるなんて思わせないで欲しい。

どんなに純粋な愛があっても、ダメなものはダメです。


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実家にて

2006-04-01 | 
先日母から、着物の展示会へ行くと聞いた。
「コハゼのついていない足袋」があれば買って欲しいと頼んだ。
彼女は真面目な性質なので、「コハゼのついていない足袋」を買ってきてくれた。

私の頼みをかなえてあげようと、一生懸命探してくれただろう姿が眼に浮かぶ。
でも、確かに「コハゼ」はついていないが、どんな着物に合わせたら良いと言うのだろ?


かな~りピントがずれているとは思うが、ありがたく頂戴。
商品代として 5000円 支払い。

この話をしたら「似たもの母娘」だと言われた・・・・
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