『お・い・し・いソウル』へようこそ!
あんにょんはせよ
ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。
小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。
copyright (C) 2010-2015 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄しておりません。無断の文章・画像の持ち出しはご遠慮ください。
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あんにょんはせよ
※記録のため長い文章です。
在韓の皆さま、秋夕(チュソッ)連休は有意義にお過ごしできましたでしょうか?^^*
我が家は、家族3人へっとへとにはなったものの充実した休暇となりました☆
…と言っても、私は腸炎になって家族、親戚に心配かけさせたんだけれども(猛省)
いち大人、主婦、母として体調管理くらいしなくては、と情けなくなりました^^;
秋夕当日は、旦那の実家へ行くために朝3時に起きて
3時40分くらいに出発しました。
到着したのは、6時半くらいだったのかな?
まずは、旦那のおじいちゃん、娘のひぃおじいちゃんのお墓詣り…というより軽い登山を早朝から(笑)
旦那の家系は、とある地域の貴族出身で
一族専用のお墓がひと山あります。
そして、先祖代々墓守をしている方もいます。
収入源ってどこなのかしら…。
なんだかこう書くと大層なお墓っぽいですが、結局はただのお墓なんですがね(笑)
とにかく山の中にあるし、朝露に濡れた山を登るのはかなり大変!
娘は、旦那が抱っこ紐でだっこして行くことにしました。
でも娘をズンジョハラボジ(ひぃおじいちゃん)に紹介&挨拶させられて満足!
空気もきれいで霧が立ち込めて朝日に照らされ
かなり幻想的な雰囲気だったのも素敵だったー!
吐く息は真っ白なくらい寒かったけど…。
車に戻ったら、娘の朝ごはん&授乳。
日本から送ってもらったベビーフードが大活躍しました^^*
お墓参りに行く前に、タッパーに入れたお湯の中にベビーフードをいれておいたから
すぐに食べさせられたので楽でした☆
相変わらずもりもり食べてくれるしね!
その後は義父の墓地に行きました。
ここで、うん?と思った方!
そうよねぇー、不思議よね?
一族専用のお墓があるのに、義父は普通の墓地に埋葬されているのです!
なんでも若くして病に伏した義父。
亡くなったあとの事を考え、準備していた時に
お墓のことも一族に相談したそうです。
そうしたら、よくわかりませんが
「若すぎる」というイチャモン(?)をつけられ、断られたとか^^;
面倒になった義父は「もういいっ!」と言って現在もお世話になっている
墓地へ行き、場所も「ここ!」と決められたそうです(笑)
そんないきさつのおかげ(?)か義父のお墓もまた
ナイスビューな場所にあるのです。
つい先日にチェサ(法事)があって、その時にも娘を見せましたが
今回も眠くなってヘラヘラ笑う変なテンションの娘を見せられて満足!
それから、義実家に向かい
今度はチャレ(秋夕におこなう儀式)の準備。
なんとかチャレまで娘を起こすことが出来て
それから私は娘の寝かしつけ。
片づけやごはんの準備は義母にお任せしてしまい申し訳なかった。。
しかし夜中に起こされて車中で眠ってはいるものの生活のリズムが崩れてしまった娘は
ハイの状態のままヘラヘラしていて眠いけれど寝ようとしません。
娘はうんちをしたり、眠くてたまらなくなったり
不快状態になればなるほどハイになってヘラヘラする変なクセがあるのです。
わたし自身がワタワタしていて、それが娘にも伝わって眠れないのもありますね。
なるべく平静を保とう、普段どおりに過ごそうと思っても
やはり環境がちがえばわたしも落ち着かないもので
ますます娘に影響を与えちゃうんですよね。
だから、娘を抱っこ紐にいれてふたりっきりでお散歩に出かけました。
すると、1分ですかぁーっと眠った(笑)
義実家に戻って、娘はそれから3時間も死んだように眠ってた^^;
疲れさせちゃったね~。。。
本当は昼には義父方のおばあちゃんの家に集まらなければならなかったんですが
娘がぐったり眠り込んでいるのもあり
義母をはじめ義祖母や親戚たちみんなが休ませてくれたので助かりました。
大人の都合で振り回してばかりだからと、みんな理解あってすごく助かりました。
たっぷり眠ってスッキリした娘は、まんま!まんま!と大騒ぎして目覚め(笑)
離乳食を義母もドン引きするくらいモリモリ食べました(笑)
ごはんを食べて元気いっぱいになった娘を連れ、ようやく義叔母宅へ!
ここ数年は義叔母宅に集まって、わいわい!
嫁にいったのに、実家の親戚たちまでお世話するコモ(叔母さん)はすごい、の一言。
好きだから出来るんだろうなーと思える、お世話好き(笑)
腸炎を患って3日目のわたしはコモの美味しいごはんを生唾飲みながら眺めるしか出来ませんでした。。。
トトリムッ(どんぐりの寒天)のサラダが絶品なんですよ!
さて、絶賛人見知り中の娘はというと…
義叔母宅に入った瞬間、娘を見て満面の笑みでむかえたハルモニ(おばあちゃん)を見て
ギャオース!と泣き、次から次へと笑いかけてくる親戚たちの顔を見ては
おっかねー!ここどこだよ?誰だよ!と言わんばかりに泣き叫ぶ(笑)
こうなると旦那では手に負えないというか、娘がわたしを指名して
しがみついて泣くので、わたしはひたすらだっこし続ける羽目に。。。
ハルモニは「ずっと会えるの楽しみにしてたのにー」と残念がっていました^^;
ごめんね~。
いろんな人にあやされても、メソメソ泣き
わたしにしがみつく娘(笑)
でも、人がおしゃべりしている姿は大好きで
自分もおしゃべりしたいから
親戚たちがわいわい喋っていると、かなり積極的に「あうあう」喋って参加。
でも、みんながニコニコ笑って「なぁにー?」と声をかけるたびに
「きゃー!」と絶叫して、わたしにしがみついて泣く…の繰り返しでした(笑)
約一時間半くらいの滞在だったけど
ずっとだっこで疲れた。。
娘の夕ごはんの時間が近づいてきたので
コモ宅からお暇して、今度はウェハラボジ(義母方の祖父)宅へ。
なぜかウェハラボジ&サムチョン(伯父さん)の顔を見た瞬間は泣かなかった娘ですが
近づいたら、やっぱり泣いた(笑)
着いて早々、台所をお借りして
ベビーフードを温めて、ごはんタイム。
ある程度食感があるものじゃないと、丸呑みしちゃう娘にとって
ベビーフードはもはや液体!
食べるペースが早いので、早くくれ!早くくれ!とベソかきます^^;
そんな娘の声にまたもや義母たちドン引き(笑)
離乳食中の赤ちゃんらしくないよね^^;
みんな苦笑いしながら、よく食べて可愛いねぇとフォローしてくれました。
なんだか微妙なフォローだ(笑)
ごはんを食べさせ、授乳をしてしばらくおしゃべり。
ハラボジは会うたびにわたしに「孫娘をうんでくれてありがとー、本当にありがとう^^*」とにこにこ言ってくれます。
うれしいなー、かわいいなー^^
そしてあまり長居はできなかったので、すぐにお暇し
義実家へ向かいました。
車中でくかぁーと眠り始めた娘。
義実家に到着をして、パジャマに着替えさせていたら目を覚ましました。
そこからなかなか寝付けない!
目はトロンと閉じて寝息も立てるんだけれど、わたしがそぉーっと立つと
はっと目を覚まして、追いかけてくる。
その繰り返しを30分位したところで、再び抱っこひもに娘を入れて
お外に出て寝かせる作戦に出ました。
が…これもまた1時間粘ってもダメ!
当初の予定では、私たち夫婦も娘と一緒に8時くらいから仮眠をとって
夜中の3時ごろにテジョンを発つというものでしたが
10時が近づいても娘がそわそわしていて眠れなさそうなので
旦那が「もう、ソウルへ帰ろう!」と不眠不休の中決意!
急いで荷物を車に積んで、夜10時にテジョンを発ちました。
車を走らせものの3分で娘はぐぅー(笑)
早く家に帰って、早く眠りたい旦那は結局一度も休むことなく
3時間車を走らせソウルの自宅まで帰ってきました。
ソウルの自宅に着いたら、やっぱり娘はぱっちり目が覚めてしまい
何度寝かしつけても、わたしが離れる瞬間に目をあけちゃう。
その繰り返しが明け方4時まで続き…
旦那もわたしもげっそりしつつ(何せ24時間起きているもんで…)
シャワーをしたり、片づけていたら5時半になってしまい急いで眠りました。
この日は目覚ましもかけずに娘が寝てくれるところまで…!と寝かせてみたら
朝8時まで眠ってくれたので、なんとか私は2時間半の睡眠は確保!
通常通り、朝ごはんをあげて授乳して…
でも、やっぱりいつもより元気が少なめの娘は11時ごろに午前寝にはいったら
これまた昼2時まで3時間ぶっ通しで寝てました^^;
わたしも2時間は一緒に寝ました!
この日は、旦那はおうちに持ってきた仕事があったので
旦那は午前10時まで眠って、その後はがんばってお仕事をしていました。
午後2時に目覚めた娘にお昼ごはんをあげて
ごろごろ二人で遊んでいましたが、まぁーだるそう!(笑)
この日は生活のリズムが乱れまくっていたので
午後5時にお風呂に入って、そのあと夕ごはん。
離乳食後の授乳中に寝落ちしてしまった娘は午後6時半に就寝となり
翌朝7時までノンストップで眠り続けました(一度、夜中に授乳はしました)
私たち家族3人にとって、とってもハードな秋夕(チュソッ)でしたが
誰一人体調を崩すことなく、日常に戻れているので良かったな、と思います^^*
私たち夫婦にとってははじめての子連れでの名節の帰省でしたが
娘のタフさに救われたものもありますが
良いチームワークで動けたのではないでしょうか。
げっそりとした顔で昼寝をする娘の顔を見た義母は
「来年の旧正月は来なくてもいいよ」なんて言ってくれましたが、いやいや…^^;
テジョンに行ったことで、娘は少しおしゃべりがまた増えました。
ごはんを意味する「まんま」も使うけれど、わたしを呼ぶときにも「まんま」と言うように。
我が家では「ママ」「パパ」とは呼ばせていないので
「ママ」と呼んでいるわけではないのですが、加えて「パッパッ」もいうようになり
ママ・パパと呼ばせているご家庭だったら勘違いして大喜びしているところだったのかも(笑)
とりあえず、わたしは娘にとって「食べさせてくれる人」である「まんま」らしいです^^;
それが娘の「はじめての秋夕」の収穫かしらん。
※秋夕は韓国版収穫祭。